まず訪れたのは、本企画でもおなじみの「ポプラヶ丘コープ」の団地群から、11号棟3階のお部屋。2LDKで家賃8万円、駐車場と管理費込みで9万円という物件です。建物は1970年代のレトロなものですが、約53平米と広くて遮音性や耐震性も高め。クルマを持つと便利ですが、スーパー、コンビニ、幼稚園や学校なども近くにあり、徒歩でたいていのことが可能です。
お部屋はしっかりとリフォームされており、リビングルームはツヤピカ。3階だけに日当たりも最高で、窓からの好展望も魅力です。キッチン周りに風呂の追い炊き機能や温水便座、モニタ付きインターホンなど一通りの近代装備が備わっており、不便な点はなさそう。シンクもピカピカで、料理好きにおすすめの都市ガス仕様です。
リビングと引き戸で仕切られた6帖洋室には、広いクローゼットが備わっています。引き戸を外してしまえば、リビングと一続きの部屋としても使えていいですね。玄関脇にある6帖洋室は日当たり良好なお部屋。書斎や子ども部屋などに向いていそうでした。バスルームはサーモスタット付き水栓の快適仕様。これだけキレイだと、新築の気分で暮らせそうです!
続いて訪れたのは、そこから徒歩1分ほど西側に歩いた場所の「八木トミタウンハウス」。1977年築の46歳物件で、名前も見た目もレトロですが、半世紀近く前にテラスハウスですから、時代を先取っていたと言えます。間取りは2LDK・約48平米で駐車場付き。「広いのに安いコスパ物件か?」と思いきや、家賃は9万円とちょっと強気。その理由はどこにあるのか、気になります!!
リビングの広さは10.5帖。1階はこの部屋だけで、ほかはバスとトイレです。キッチンはちょっと奥まった場所にある都市ガスタイプ。床や壁は張り替えられてキレイですが、間取りはどうやら昔のままです。特筆すべきは窓や扉がすべて新しいものに交換されている点。こリフォーム済み物件でもここまで交換するケースは少ないので、ポイントが高いです!
階段を上がって先には4帖半の洋室。壁2面がクローゼットのようになっていて、「え?これだけ?」と一瞬思いますが、壁面をスルスルと開けた先には、なんと6帖間とロフトが隠れていました!ロフト側は天井が高くなっているので、ロフト上に上がっても開放感があります。もちろん床も壁も窓も新品交換済み。これなら、この家賃にも超納得ですね!
続いては町田市内の神社仏閣を紹介するシリーズ第3弾。今回ご紹介するのは、町田から成瀬を経て長津田へ至る「成瀬街道」沿いにある「成瀬杉山神社」と「東雲寺」です。「杉山神社」は町田市内に5社あるので、よくある神社かと思いきや、実は鶴見川水系沿いにしか見られない、全国的には珍しい神社名とのことです。
階段を上がっていくと由緒を書いた石碑があり、それによると「成瀬杉山神社」の創建時期は不明、最初の社殿は17世紀半ばに建てられ、いまの社殿は1982年に建てられたそうです。祭神は天照大神、五十猛命、熊野大神の三柱。普段は社殿が閉じられており、第1・第3日曜日のみ扉が開かれます。社殿を横から見ると、見事な神明造になっていました!
杉山神社と一緒に訪れておきたいのが、すぐ裏手にある「東雲寺」。鳥居脇からゆるい階段を進んでいくと1分ほどで本堂前に着きます。ここは曹洞宗のお寺で、本堂は荘厳な感じですが、庭にはお茶目な表情の石像がいくつもあり癒されます。杉山神社が開く日に合わせて、朝の坐禅会を開催しているそうなので、併せて訪れてみてはいかがでしょう。
まとめ
今回は成瀬2丁目にあるファミリー向け物件を内見してみました。「ポプラヶ丘コープ」のリフォーム済み物件は、似た物件をこれまでも何回か内見しましたが、安定の「住みやすそう感」があり万人にオススメです。駅から遠いのでクルマ所有がほぼ必須になりますが、快適で便利な暮らしが低予算で実現できますよ!
また、「八木トミタウンハウス」はこれまでの物件の中でも指折りのユニーク物件でした。ファミリー向けの中ではちょっと狭めで、個性的でオシャレな感じがあるので、まだ子どもがいない新婚さんなど、最初の住処としておすすめです。
「成瀬杉山神社」と「東雲寺」については、町田市民でも“知る人ぞ知る”場所ですが、訪れる人が少ない分、時間の流れがゆっくりとしていて、日常を忘れる時間を過ごせそうです。恩田川散策のついでに寄れる場所にあるので、お散歩のついでに寄ってみてはどうでしょう。
今回ご紹介した物件は、数ある物件情報のほんの一部分。JA町田市の賃貸窓口に行けば、まだまだ知られていない優良物件もたくさん教えてもらえるので、本気で引っ越しを考えている人は、ぜひネットを探すだけではなく、店舗にも訪れてみてくださいね!