今回内見に訪れたのは、JR横浜線「町田」駅からJR横浜線の線路に沿って、まっすぐ徒歩20分ほどのロケーションにある「ヒルズかさやまアンシェント」。2階と3階にそれぞれ1室が空いたということで、今回はふたつのお部屋を内見してみました。
「駅から徒歩20分」と聞くと。なんだか交通の便が悪そうなイメージが強いかもしれませんが、今回の場合、なんと言っても、20分先にあるのは地域の中核駅である町田駅。それがギリギリ徒歩圏内にあるというのは、十分に魅力的ですよね！
さらに今回の物件は、町田駅よりもむしろ「古淵」駅のほうが近いというロケーション。こちらは徒歩約15分です。古淵駅は橋本方面や八王子方面に行くときに便利な駅で、たとえばご主人が町田駅から都心方面に通い、子どもたちが橋本駅周辺や京王線沿い、または八王子方面の学校に通う、という家族の場合、この立地は最高に便利なはずです。
前置きがずいぶん長くなりましたが、さっそく、物件を見てみましょう！
「ヒルズかさやまアンシェント」の建物は5階建て。1階は出入口と駐車場で、2階から5階が居住区になっています。平成9（1997）年築と比較的新しく、マンション風の堅牢な建物なので安心感があります。もちろんエレベーターも完備していますよ。まず訪れたのは2階のお部屋。3LDK、75平米で家賃は11万円台前半。駐車場込みで約13万円です。
バス通り沿いに建つ5階建て
玄関の雰囲気
室内は過去に一度リフォームされているのか、年代を感じさせない綺麗な感じでした。リビングは約16帖で、一角を占めるキッチンはカウンター式。料理をしながらお部屋全体が見渡せる、気持ちのいいお部屋です。水回りの交換などはされていませんでしたが、ガスコンロ、エアコン、テーブルセットが据え付けなので、初期費用が抑えられそうです。
16帖の広いリビング
キッチンにはガスレンジも
リビングの隣のお部屋は7帖洋室。壁面収納がない分広々としているお部屋で、子供部屋にしたら良さそうな感じです。モノを置きすぎずにすっきり使って、日当たりの良さを満喫したいですね。その隣の6帖洋室は壁面収納がたっぷりあるお部屋。ここは日当たりがないので、子どもの寝室や荷物部屋など、サブ的なお部屋にするのが良さそうです。
日当たり良好な7帖洋室
収納力が高い6帖洋室
玄関側、つまり北側にあるお部屋は4帖半帖の洋室。入った瞬間になんだか薄暗く感じましたが、それはこの物件が斜面沿いに建っているため。2階の玄関正面は斜面（地面）になっているためですね。ただ、夜限定で使うなら静かで快眠できるお部屋ではあります。ここは夫婦の寝室に決定ですね！お風呂、洗面所は綺麗に使われていました。
寝室に最適な4帖半洋室
装備が整ったバスルーム
「ヒルズかさやまアンシェント 201号室」の物件情報はこちら
http://chintai.ja-machidashi.or.jp/room/11393/
続いて訪れたのは、ワンフロア上の3階にある角部屋。こちらは玄関を入った瞬間に光がいっぱいに感じられて、2階のお部屋よりもずいぶん明るく感じられました。玄関側の斜面も3階まではないので、ドアの前も明るくて爽快です。間取りと家賃は先ほどのお部屋とほぼ同じなので、明るい環境が好みなら、こちらのほうが得な感じですね。
明るい玄関回り
廊下も明るくて快適
こちらの物件も一番の自慢は14.4帖のリビングルーム。同じようにカウンターキッチンで、ガスレンジとダイニングセットも最初から備わっています。違いを挙げるとすればやはり、「明るさ」。角部屋で窓がふたつ多いので、だいぶ明るい感じがします。写真には写っていませんが、先ほどと同じくエアコンも設置されていました。
すっきり明るいリビングルーム
リビングを反対側から見た様子
カウンターキッチンの場合、IHタイプであることが多いのですが、ここでは都市ガスのレンジが付いています。中華鍋をあおって調理したり、銅やアルミの鍋を使えたりと、幅広い調理機器やテクニックを駆使できるので、料理好きには嬉しいポイントですね。隣の2部屋の作りは先ほどとちょっと違っていて、ベランダ側の洋室にも収納が付いていました。
キッチンも窓付きで快適
収納付きの窓側洋室
窓を開けると広々とした景色が望めるのも、斜面に立地している物件ならではのメリットですね。目の前はバスも通る大通りですが、騒音や振動はほとんど気にならないレベル。ベランダも広くて、とっても気持ちいいですよ。玄関側の洋室は先ほどの物件とほぼ同じですが、明るめ。お風呂もまずまずきれいでした。
ベランダからの眺め
お風呂の様子
こちらは3階にあるお部屋ですが、ひとつ不思議なポイントがあります。玄関を出て裏側の出口から外に出ると、階段4段ほどで地上に出るのです。「ここは1階だっけ？」とすごく不思議な感じがしますが、斜面に建っている物件では、けっこう「あるある」事例なのだとか。大きな冷蔵庫なども入れやすいので、引っ越しや大きな買い物をした時などには、嬉しいポイントですね。
裏口の階段
1階のエレベーター
今回はふたつの駅からアプローチできる、駅から少し離れた場所のファミリー向け物件を紹介しましたが、高校生以上の子どもがいるファミリーの場合は特に、それぞれが違う路線で会社や学校に向かう、というケースが多いはず。そういう場合には、今回のように違う路線の駅を使えるロケーションを考えみてはどうでしょうか。
また、今回内見した2階と3階のお部屋は、ほぼ同じ家賃と間取りながら、日当たりの感じや窓から見える景色などがずいぶん違いました。特にこういう大通りに面した物件の場合は、階によってずいぶん印象が変わるものなので、そういった部分もしっかりチェックしておきたいところです。
今回の場合、3階のお部屋のほうが騒音も気にならず、暮らしやすうな感じでしたが、そういった部分はやはり、実際に現地に行って、五感で感じるのが一番です。意中の物件に複数のお部屋が出ている場合は、是非、全部の部屋を見てみてください。
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「町田」駅も「古淵」駅も使えるファミリー向け物件を内見してきました！
所在地：東京都町田市
