今回ご紹介するのは、町田市のほぼ最東端にあたる成瀬3丁目、通称「しあわせ野」と呼ばれている住宅地にある、間取り違いの2種類のお部屋。ここには三角屋根の2階建てや、四角い3階建てなどファミリー向けの賃貸物件がおよそ50棟建てられています。そしてその大半は、ファミリー向けのテラスハウスまたはメゾネット物件です。
その名のとおり、「しあわせ」な暮らしを目指して作られたこの住宅地は、開発されたのが1995年頃とさほど古くないため、建物は近代的で遮音性・断熱性も高め。街区も「クルドサック」という住民専用道路のデザインを採用しているので、東京とは思えない静かな暮らしが楽しめます。
そして後半は、町田市の公園シリーズ第5弾。今回は町田市北西部の丘陵地帯にある「小山田緑地」をご紹介します。絶好の展望スポットとしても知られている、緑ゆたかな公園です。ではさっそく見てみましょう!
今回は「しあわせ野」にある2つの物件を続けて内見します。まず最初は、この住宅地のちょうど真ん中に位置している30号棟のお部屋。見た目はもう完全に戸建てです!駐車場も玄関前にあって使いやすそうですね。間取りは3LDkで、家賃が管理費込みで約12万。町田市の中では高級な部類です。入ってまず驚くのはリビングルームの広さ!13.4帖もあるそうですよ!
キッチンはリビングに隣り合っていますが、壁である程度仕切られているタイプ。カウンタータイプのような開放感はありませんが、このほうがリビングに油が回りにくく、汚れにくいというメリットもあります。シンクの幅がかなり広いので、お料理好きの方でも満足できそうです。玄関脇にはテラスハウス物件の特徴である階段が。さっそく上がってみましょう!
階段の先には、左右に合わせて3つの洋室がありました。どれも似たような広さなので、寝室・子供部屋・子供部屋と使っても良いでしょうし、ひとつを仕事部屋や物置部屋として使っても良さそうです。部屋数が多いと、いろいろ使い分けの妄想もできて楽しいですね。そしてこの物件の一番のおすすめポイントはベランダからの景色。どうですか?この緑!
続いて訪れたのは、30号棟と道を挟んで向かい側にある「しあわせ野39号棟」のお部屋。こちらも同じような外見のテラスハウスで、家賃もほとんど変わらずですが、間取りは「2SLDK」とちょっと珍しい形です。1階部分の大きな違いはキッチンの付き方。分厚い天板を使って、高級感あふれる造りになっていました。シンクの幅も広いです!
リビングダイニングの広さは13.5帖。これもスペック上は30号棟と変わらない広さですが、カウンターキッチンでフローリングの色も違うためか、だいぶ印象が違います。明るいカラーだと光の回りが良いので、気持ちも晴れやかになりますね!写真を撮る時にも明るい仕上がりにできそうです。水回りもきれいで、特にバスルームは広々として気持ちよさそうでした。
階段を上がった先には、2つの洋室と、その間に挟まれた小部屋がありました。この小部屋は「ストックルーム」つまり物置部屋で、2SLDKの「S」はその頭文字。洋室はそれぞれ7.5帖で、間に小部屋があることでプライバシーが守られるという利点も。壁紙のアクセントカラーもおしゃれです。小部屋にはコンセントも付いており、仕事部屋にしても良さそうでした。
さて続いては、「小山田緑地」のご紹介です。緑地があるのは町田市下小山田町。ここはどこの駅からも遠い場所なので、基本的にはクルマで行く場所だと思います。タヌキが主役の某アニメ映画で知られるとおり、多摩地域の住宅地はそもそも「多摩丘陵」を削って造られたわけですが、その丘陵を開発せずに残して緑地公園としたのが「小山田緑地」です。
小山田緑地は幾つかのエリアに分かれていて、最も広い「本園」には広い芝生エリアがあり、週末には家族連れに、平日には幼稚園や保育園の子どもたちに大人気の遊び場となっています。芝生広場がある丘の最上部にはベンチがあり、天気が良い日にはここから富士山が望めるとか。このほか、小さな野球場や園内を巡るトレッキングコース、池などもありました。
本園の向かい側にある「梅木窪分園」は、より野性味があふれるエリア。アップダウンのあるトレッキングコースが張り巡らされていて、真ん中あたりには大きな吊り橋があり、冒険気分が味わえます。敢えて手を加えず、もともとあった木々を残しているので、コース内にはドングリもたくさん落ちていました。高尾山まで行かずとも、プチ登山が楽しめてしまいます!
小山田緑地 https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index063.html
まとめ
今回は「しあわせ野」にある2つのテラスjハウス物件を内見しましたが、3LDKと2SLDK、どちらもそれぞれのメリットがあって、甲乙つけがたい感じでした。子供が一人なら2SLDK、ふたり以上なら3LDKという感じでしょうか。また、この辺りは駅からかなり遠い場所ですが、徒歩圏内にスーパー、コンビニ、八百屋などが揃っており、意外と買い物には便利だったりします。通勤通学にしても、成瀬駅のほか、こどもの国、長津田、鶴川といった複数駅を使い分けられるのは大きなメリットだと思います。もちろん、クルマを持てばさらに快適に暮らせることでしょう。
そういった意味で、「家族みんなでのびのび、幸せに暮らす街」としては申し分なく、「しあわせ野」とはなかなか的を射たネーミングだなと思いました。自分の住所に「しあわせ」も文字が入るというのも、なんだか素敵ですよね。
もちろん、今回ご紹介したお部屋以外にも、JA町田市ではたくさんの物件を管理してご紹介しているので、気になる方はぜひ一度、JA町田市の窓口に行ってみてください!
そしてクルマを持ったら行ってほしい「小野田緑地」。こちらは「公園」ではなく「緑地」なので、遊具や運動設備などは最低限しかありませんが、その分手つかずの自然がたっぷり残されています。昆虫や野鳥、落ち葉や木の実など、普通の公園にはない魅力が詰まっているので、是非こちらにも、足を運んでみてください!