リビングは13.5帖。入った瞬間に「あ、広い…」という感動がある広さです。キッチンは引っ込んだ場所にあるタイプで、今の感覚から見るとレトロさは否めませんが、換気扇がいちばん奥にあるということは、部屋に油汚れが舞いにくいということ。これはこれで合理的な作りだと思います。かなりきれいなシンクもポイント高しです！

リビング以外のお部屋はふたつとも6帖洋室。収納の付き方もほぼ同じで、南側は子ども部屋に、北側は寝室に良さそうな感じでした。リビングも洋室も、床や壁のクロスはすべて新品に交換されていたので、気持ちよく新生活をスタートできそうでした。トイレやバスなどの水回りも「お値段以上」のキレイさ。特にバスルームはピッカピカ。これが8万のお部屋とは、信じがたいです！

「リヴェール成瀬台Ⅰ　202号室」の物件情報はこちら

続いて訪れたのは、同じく成瀬台2丁目にある「ウインディアN6」から2階のお部屋。こちらも同じ2LDKですが、家賃は先ほどよりさらに3千円ダウンの7.7万円。広さも若干ダウンしています。しかしこの家賃が「駐車場付き」というから驚き！価格破壊といってもいいレベルです！！駅からの距離はだいぶありますが、クルマがあればそこも問題なしですよね。

玄関ドアを開けると3つのドアが見えるという、一風変わった間取り。左のドアがリビングルームで、広さは10.5帖あります。それほどの広いわけではありませんが、素直な長方形なので使いやすそう。雨戸が渋めだったのでそのまま撮影しましたが、日当たりも良さそうでした。ただし収納ゼロなのはマイナスポイント。そこは値段相応なので我慢我慢…。

ほかの2部屋は、ひとつが6帖の和室、もうひとつが4.5帖の洋室。どちらも北向きなので穏やかな明るさがあり、落ち着ける雰囲気でした。この辺りは車通りも少ないエリアなので、特に昼間はとても静かで、そこも魅力のひとつです。写真にはありませんが、洗面台やトイレもきれいでした。この内容で7万円台というのは、ちょっと信じられないです！

「ウインディアN6　21号室」の物件情報はこちら

続いては町田市各地にある公園をご紹介する連続企画。今回訪れたのは、町田市民でも知る人ぞ知る「真光寺公園」です。この公園があるのは町田市のほぼ最北端、川崎市との境界あたりにある真光寺地区。ざっくり表現すれば、「鶴川駅から鶴川街道を北にずんずん進んで峠の手前」にあります。町田市民なら、これでわかりますよね？

丘のてっぺんを切り開いて公園にしているので、展望の良さが魅力のひとつ。芝生の丘のいちばん高いところに展望スペースがあり、鶴川駅方面を一望できます。この芝生の斜面が最高で、フカフカして転んでも安全なので、走り回ったり転がったり滑り降りたりと、いろんな楽しみ方ができそうです。数台程度ですが、無料の駐車場も備えています。

芝生広場を囲むようにある木々も、季節ごとに表情を変えて楽しませてくれそうです。紅葉の時期にはケヤキが、春になればソメイヨシノのトンネルが見られると思います。知名度はかなり低い公園ですが、思いのほかよく整備されている公園なので、未経験の方は一度行ってみてください。峠の先は若葉台なので、ショッピングのついでに寄ってもいいですね！

まとめ

今回は「少しでも安く、広くてきれいなお部屋で暮らしたい」というニーズを満たすべく、快適さと家賃の「いいとこどり」をした「コスパ最強」物件を内見してみました。その狙いどおり、今回はどちらも広くて安くて魅力的な物件でしたね！

こんな物件が注目されずに残っているのは、ひとえに「駅から遠い」ゆえ。しかし考えてみてください。世の会社のほとんどは交通費全額支給。対して、家賃補助は無しか雀の涙程度ですよね。ならばバス代を全額会社に持ってもらって、家賃を徹底的にケチるというのが合理的な判断ではないでしょうか。そう考えると駅から遠い、バス必須の地区も悪い選択肢ではありません。

しかもこの立地だと駐車場併設物件が多く、クルマさえあれば、買い物の不便は一切なし。クルマも見栄にこだわらなければいくらでも安く買えます。リモートワーク主体の方は、成瀬や長津田の駅前には安い時間貸駐車場がけっこうあるので、「クルマを駅前に置いて通勤する」というのもアリだと思います。

とにかく先行きが見えないいまの時代、いかに固定費を抑えるかというのは喫緊の課題です。そしてその課題をいとも簡単に解決できるのが、町田・成瀬エリアの「コスパ最強」物件です。似たような物件はまだ沢山あるので、気になった方はぜひ「JA町田市」の賃貸窓口に行って、相談してみてください！