季節ごとに多彩なイベントを実施！日常に楽しみがあふれる中野ライフ

中野区は国内外の文化と個性が集まる街。年間を通して多くのイベントが開催されています。春の桜まつりや秋冬のイルミネーションといった季節の催しから、豪華ゲストを招いての盛大な唄と踊りの祭典、アイヌと沖縄の文化が交錯するお祭りなど、内容はバラエティに富んでいます。フードフェスやアートイベント、子どもやファミリー向けのイベントも！主要なものをご紹介します。

季節の恒例イベント【春】：ランニングフェスタと桜まつり

3月に行われるのは「中野ランニングフェスタ」。「中野四季の森公園」で行われるランニング＆駅伝イベントで、2014（平成26）年から恒例となっています。3,000m走や10km走、2人1組で走る1,500m走、コスプレランナーも歓迎の楽しい駅伝など多彩な種目が用意され、初心者から上級者、子どもからシニアまで幅広い世代が楽しめます。ミニライブや飲食ブースの出店などもあり、盛り上がります。

4月上旬には、春を代表するイベント「中野通り桜まつり」が3日間にわたって実施されます。「中野」駅から「哲学堂公園」まで続く全長約2kmの「中野通り」では約300本のソメイヨシノが織りなす桜のトンネルが見られます。もうひとつの会場である「新井薬師公園」では歌、和太鼓、ダンスのステージや露店が並びます。区内には他にも桜の名所があり、しだれ桜やプリンセス雅などの種類がある「新井薬師梅照院」、長い期間花を楽しめる「中野セントラルパーク」では、夜桜イルミネーションも実施されます。

沿道からの応援がアツイ

ミニライブも開催

季節の恒例イベント【春～夏】：キッズフェスと大盆踊り大会

毎年子どもの日の前後に開催されるのは「ナカノ・キッズフェス」。キッズフリマ、職業体験、お菓子のつかみ取り、ワークショップなどが行われ、会場の「中野セントラルパーク」には子どもたちの笑顔がはじけます♪

8月には“中野の唄と踊りを生唄で”をテーマに、地元の「中野音頭」をはじめ「東京音頭」「炭坑節」「ドダレバチ」「鹿児島おはら」など、北から南まで日本全国の民謡盆踊りを中野区民謡連盟の豪華生演奏で踊れる「中野駅前大盆踊り大会」が開催されます。J-POP盆踊りや盆ディスコ、ボン・ジョヴィの曲で踊る通称「盆ジョヴィ」などユニークな踊りもあり、毎回有名DJや中野区に縁のある人など多くの豪華ゲストを招いて大いに盛り上がります。

子どもの日ならではのイベント

会場の中野セントラルパーク

季節の恒例イベント【秋】：にぎわいフェスタとまるごと美術館

11月に開かれる「中野にぎわいフェスタ」は、中野駅近辺の複数の会場で同時多発的に実施する中野区最大級のイベント。地域活性化のため、区内の商店街、団体、企業、大学などが一丸となって街を盛り上げます。2009（平成21）年から毎年10～11月に実施。キッチンカーが登場する他、老若男女が楽しめる企画が目白押しで、子ども向けのワークショップなども行われます。

1～2月にかけて開かれる「NAKANO まるごと美術館！」は、2010（平成22）年から毎年行われているアートイベント。中野駅周辺を会場として、多種多様な技法で独自の作品を創作するアール・ブリュット作家を紹介します。加えて地域の商店街や近隣の教育機関などと連携した他分野とのコラボ企画や関連イベントも開催されます。

中野が熱気に包まれる日

商店街にも展示される

フードフェスやビアガーデンなどグルメイベントが豊富

「中野四季の森公園」にはピクニック気分で過ごせる芝生広場があるのでフードフェスにはもってこい！一年中さまざまなグルメイベントが開催され、普段なかなか味わえない料理を気軽に楽しめます。毎年4月29日の「羊肉の日」に開催される「ラムバサダーフェスティバル」では、たくさんの人々がオージーラムを満喫。「四川フェス」では、集まった名店による本場の四川料理が味わえます。GWにかけては「中野オクトーバーフェスト」が行われ、ソーセージやホットドックなどと一緒においしいビールを堪能できます。6月～9月には人気の飲食店がイベント広場に連日出店。緑の中でビールとBBQを楽しめる解放感抜群の「ビアガーデン」が開かれます。

レンガ作りの道が続く「中野レンガ坂商店会」では、夏に「中野レンガ坂祭り」を実施。各店の料理やドリンクをテイクアウトして食べ歩きを楽しむことができます。「桃園会館」ではハワイアンダンスやフラメンコなどのパフォーマンスも行われます。

開催場所は「中野四季の森公園」

ショーも楽しめる

異文化を知るフェスタ

東京にいながら異なる地域や国の文化にふれられる貴重な機会もあります。区内に20以上の沖縄料理店と4つのエイサー団体がある中野区。例年7月には、関東各地のエイサー団体が街中を練り歩く「中野チャンプルーフェスタ」が行われ、北口周辺が沖縄一色に染まります。19回目となった2023（令和5）年も、閉館した「中野サンプラザ」を惜しむ人など多くの人でにぎわいました。ネパールの食や文化を体感できる野外イベント「ネパールフェスティバル」も同じ7月に開催。13回目を迎えた2023（令和5）年も、昨年同様に「中野四季の森公園」のイベントエリアで行われました。

晩秋には、アイヌと沖縄の文化が合流して踊り歌う「チャランケ祭り」が開催されます。人々の交流を深めることを目的に1994（平成6）年から続く祭典で、内容は盛りだくさん！神の恵みに感謝するアイヌの「カムイノミ」、沖縄の伝統舞踊「エイサー」、琉球諸島の歌と踊り、アイヌの歌と踊り、沖縄の儀式「旗揚げ」「旗おろし」「シタク」などが行われます。

季節の恒例イベント【冬】：紅葉とイルミネーションが街を彩る

秋には中野通り沿いの街路樹や「中野四季の森公園」の色づいた葉が、冬には美しいイルミネーションが中野の街を彩ります。例年「中野セントラルパーク」は毎年異なるテーマで凝ったイルミネーションを12月～2月くらいまで実施。ビルの前に広がるウッドデッキが設けられたオープンスペース「パークアベニュー」にはランタンが、サウス棟のエントランスには立派なクリスマスツリーも飾られます。また、クリスマスシーズンには「中野サンモール商店街」や「南口レンガ坂商店会」でもイルミネーション装飾が楽しめます。

街路樹も色づく