銀座や日本橋も生活圏に、水辺の潤いに包まれ穏やかに暮らす中央区月島エリア
中央区はその名の通り、東京23区のほぼ中央に位置し、きらびやかでファッショナブルなショッピングタウンである銀座や日本橋を擁するほか、日本の交通の要衝「東京」駅に隣接するビジネスの拠点として重要な役割を担う。中央区内では多くの大規模再開発が進められるなど、今後の発展という点でもポテンシャルが高い。
中央区の南に広がる月島エリアは、銀座や日本橋を日常使いできる位置にありながら下町情緒漂う商店街が身近で、月島ならではの名店も多数点在。また、隅田川の水辺が寄り添う穏やかで暮らしやすい環境に恵まれている。
都内の主要都市へダイレクトアクセス可能な「月島」駅
東京メトロ有楽町線と都営地下鉄大江戸線の2路線が乗り入れる「月島」駅。主要駅にダイレクトアクセスできる地下鉄が2路線通っているので、交通アクセスの利便性が高い。
東京メトロ有楽町線に乗れば「銀座一丁目」駅までわずか3分。「有楽町」駅や「永田町」駅へも直通となる。都営地下鉄大江戸線に乗れば、「汐留」駅や「六本木」駅、「新宿」駅にダイレクトアクセス可能だ。
月島エリアはタクシーで「銀座4丁目交差点」や「汐留」駅、「東京」駅、「日本橋三越本店」にも10分前後で移動でき、気軽に利用できるだろう。
2018(平成30)年には、月島エリアの南側「晴海トリトンスクエア」前にある「晴海」出入口まで首都高速10号晴海線が開通した。「東雲」ジャンクションから首都高速湾岸線を経由すれば「空港中央」出口まで約16kmと、「羽田空港」方面にも快適に移動できる。
明治時代から続く人々の暮らしが根付く街。地下鉄開通で交通アクセスに恵まれたウォーターフロントへ
月島エリアは明治時代に造成され、多くの人が暮らすようになり発展した。1988(昭和63)年に営団地下鉄(現・東京メトロ)有楽町線が開通、2000(平成12)年には都営地下鉄大江戸線が開通し、地下鉄2路線が利用できる都心に近いウォーターフロントの街として注目されるようになった。
月島エリアの北に立つ「住吉神社」は、海上安全の神として佃島を中心に信仰を集めたという。現在も毎年8月に例祭(佃祭)が開催されており、とくに3年ごとの本祭りは盛大に行われている。例祭(佃祭)では中央区の無形民俗文化財である獅子頭や八角神輿の宮出しが行われ、神輿を船に載せて氏子地域を巡る船渡御も開かれる。
独自の食文化を発展させた月島グルメ
月島エリアはもんじゃ焼きの街として知られている。月島のもんじゃ焼きは子どものおやつとして食べられていた文字焼きが発祥と言われ、旧「築地市場」に近いことから江戸前の食材を加えたもんじゃ焼きに発展したとされる。現在も「月島もんじゃストリート」を中心に多くのもんじゃ焼き専門店が集まる。
月島エリアの北にある佃島は、江戸時代に徳川家康が招いた大阪の漁師によって作られた歴史を持つ。佃島の漁師は採れた魚を甘辛く煮詰めて保存食としており、いつしか佃煮と呼ばれるようになった。今も佃島には1837(天保8)年創業の「天安本店」をはじめとした佃煮店が営業を続けている。
隅田川の自然が寄り添う街
月島エリアは隅田川の潤いを感じられる環境も魅力だ。隅田川沿いは両国・蔵前・浅草エリアまで「隅田川テラス」として整備されており、ジョギングやウォーキングが楽しめる。また、「佃公園」や「石川島公園」といった大型公園もあり、春には花見を楽しむ人々で賑わう。夜は川面に映る街の光が美しい夜景スポットとしても人気だ。
月島エリアには「月島第一児童公園」や「月島第二児童公園」など、緑に親しめる公園もある。「月島第一児童公園」は春の桜が美しく、「月島第二児童公園」では毎月第2土・日曜日に「太陽のマルシェ」が開かれる。
近隣にスーパーマーケットや公共施設が充実
月島エリアには「文化堂 月島店」、「フジマート 月島店」、「ダイエー 月島店」など多くのスーパーマーケットが並び、買い物環境にも恵まれている。晴月橋を渡った「晴海トリトンスクエア」にも多くの専門店が集まるほか、日本有数のショッピングタウン銀座や日本橋も徒歩圏内で気軽に買い物を楽しめるだろう。
月島エリアには「中央区役所 月島特別出張所」や図書館、児童館などが入居する複合公共施設「月島区民センター」があり、公共サービスも利用しやすい。休日に対応してくれる「中央区休日応急診療所」に加え、「石川島記念病院」や「聖路加国際病院」といった総合病院が近いのも安心だ。
銀座や日本橋に近接し、隅田川沿いの穏やかな環境を併せ持つ月島エリア。ここは深い歴史にも彩られ、心地よい日々を過ごせるだろう。
銀座や日本橋も生活圏に、水辺の潤いに包まれ穏やかに暮らす中央区月島エリア
所在地:東京都中央区