食通と日本が愛す「小さな三つ星和食店」

銀座 小十(こじゅう)

和食の真髄を追い求める店「銀座 小十(こじゅう)」
和食の真髄を追い求める店「銀座 小十(こじゅう)」

ユネスコ無形文化遺産にも登録される「和食」。その真髄を追い求め続ける名店、それが「銀座 小十(こじゅう)」である。地下鉄「銀座」駅B6出口から徒歩3分、カリオカビルの4階、暖簾をくぐると、そこには心安らぐ和の空間が現れる。個室はタイプの異なる3つの部屋が備えられている。家族の記念日や接待など利用の幅は広い。

カウンター席
カウンター席

檜のカウンター席は、ただ食事をとる場所ではない。農林水産省食料産業局長より任命された「日本食普及の親善大使」、日本食の魅力を世界に伝える和の伝道師、奥田透氏の仕事を間近で見られる「特等席」と言い換えても良いだろう。

奥田氏は高校卒業後、静岡の割烹旅館で料理人としての道をスタートさせる。京都や徳島の有名料亭での修行を経て、1999(平成11)年、地元静岡に「春夏秋冬花見小路」を開業する。

「春菜尽くし」
「春菜尽くし」

2003(平成15)年に「銀座 小十(こじゅう)」をオープンし、現在に至る。「日常を忘れ、移ろいゆく四季を五感で堪能していただき、至福のひとときをお過ごし頂く」 その思いを何よりも大切にしているのだという。

季節の移ろいとともに変化する旬の食材、そのすべては奥田氏が吟味し仕入れた素材を使用する。厳選素材は同氏の手により至高の一皿へと姿を変える。昼・夜ともに料理はコースのみとなっている。

メニュー一例
メニュー一例

同店を利用する際には、料理を飾る什器にも注目してもらいたい。「小十」という店名は店主と振興の深かった唐津焼の名匠、故・西岡小十氏からとったもの。そのため、同店で使用されている器の多くは西岡氏の作品が使われているのだ。現在進行形で進化を続ける和食の真髄を心ゆくまで楽しんでもらいたい。

入口
入口

銀座 小十(こじゅう)
所在地:東京都中央区銀座5-4-8 カリオカビル4F
電話番号:03-6215-9544
営業時間:12:00~12:30、18:00~21:30
定休日:日曜日、祝日(不定休)
http://www.kojyu.jp/

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