「竹ノ塚」駅整備事業の今をレポートします!

「竹ノ塚」駅
「竹ノ塚」駅

東武鉄道による宅地開発や、UR団地の整備によって住宅地として発展し、交通アクセスや買い物環境などの利便性にも恵まれた足立区竹の塚エリア。東武スカイツリーラインの「竹ノ塚」駅周辺は、現在、鉄道の高架化整備事業が進行しており、2022(令和4)年3月にいわゆる“開かずの踏切”が解消されました。今回は、整備事業の現在の様子をレポートしていきます。

鉄道の高架化により慢性的な交通渋滞の解消が期待

高架化前の東武スカイツリーライン
高架化前の東武スカイツリーライン

今回行われている整備事業は、東武スカイツリーライン「竹ノ塚」駅を中心とした約1.7kmの区間において鉄道を連続的に高架化するものです。赤山街道など区道2か所に、いわゆる「開かずの踏切」があり、その踏切を除却することにより、慢性的な交通渋滞が解消され、道路と鉄道それぞれの安全性向上が期待されています。

住民の声も反映された新駅舎

「まちづくりニュース」に掲載されている新駅舎のイメージ図
「まちづくりニュース」に掲載されている新駅舎のイメージ図

竹の塚のまちづくりに関する住民の方の意向を把握するために、足立区はアンケートを実施しました。そのアンケートでは「明るい」、「シンプル」、「自然的」な駅舎を望む声も多く、透明な素材のパネルや木目調のデザインを取り入れた新駅舎づくりが行われています。また駅舎内には、バリアフリートイレの他にもおむつ替えコーナーや授乳室、子ども用の小さいトイレも設置され、女性トイレにはパウダーコーナーも設置されています。

鉄道によって隔てられていた東西地域の一体化

2022(令和4)年3月に使用開始した新駅舎
2022(令和4)年3月に使用開始した新駅舎

さらに、鉄道と交差する都市計画道路および駅前広場等をあわせて整備することにより、鉄道によって隔てられていた東西地域が一体化されます。それにより駅周辺の活性化や利便性の向上が期待され、今まで以上に生活の幅が広がり、日々の生活がより充実したものになりそうです。

「竹ノ塚」駅整備事業の今をレポートします!
所在地:東京都足立区