文教都市・文京区は、古くは武家屋敷街。水戸徳川家の御屋敷があった小石川後楽園をはじめ、武家屋敷の跡地を整備した歴史を持つ公共施設が区内に点在している。東京メトロ丸ノ内線「後楽園」駅の背後にある区立礫川（れきせん）公園は、江戸時代には水戸徳川家が所有する土地の一部であったところ。戦後に公園として整備された。園内は、もとの土地の高低差をそのまま活かして上中下3段構造に整備されており、池と花壇のある中段で駅とつながっている。園内を流れる水のカスケードは、イタリア・ルネッサンス様式を参考にして造られている、公園のシンボル。

区立礫川（れきせん）公園
所在地：東京都文京区春日1-15 
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