「池袋」駅まで歩く。大山エリアから徒歩で楽しめる多彩なスポットをご紹介
大山エリアは板橋区の南に位置し、東武東上線「大山」駅を最寄りとするエリアです。ビッグターミナル「池袋」駅へ3駅直通6分の近さですが、実は徒歩でも行ける距離にあります。途中には買い物施設やグルメ店、緑豊かなスポットなどがあり、歩くのも楽しい道のり。そこで今回は、実際に大山エリアから「池袋」駅西口まで、気になるスポットに寄り道しつつ歩いてみた様子をレポートします!
関東最大級の「無印良品」や毎日の食を支えるスーパーマーケットも
まずは南東へのびる中丸通りを歩いていきます。通り沿いはきちんと歩道が設けられており、緑豊かな「中丸児童遊園」もあります。そのまま歩くと交差する山手通りが見えてくるので、渡って直進します。
山手通り沿いの「無印良品 板橋南町22」は、無印良品の路面店では関東最大級の規模。“ふだん専門店”をコンセプトに、生活雑貨や衣類などがそろうだけで無く、「MUJI Kitchen」では弁当や惣菜、クラフトビールなども販売。板橋区の食のブランド品も扱っており、地域活性化にも寄与しています。さらに、敷地内はスーパー「マルエツ 板橋南町店」や、ドラッグストア「どらっぐぱぱす 板橋南町店」もあるので、日常の買い物にも便利ですね。
さらに山手通り沿いには「ハナマサプラス 要町店」という、「肉のハナマサ」が一般向けの容量・品揃えで構えるスーパーもあります。
緑豊かな景観です
2022(令和4)年11月にオープン
散歩やジョギングにもぴったりな通りがたくさん
山手通りを渡り、みたけ通りへとそのまま進みましょう。こちらの通りは2018(平成30)年に開通しました。歩道が広々としており、自転車レーンも確保されています。ちなみに山手通りを渡ってすぐのところには「谷端川北緑道」が交差しており、散歩やジョギングコースとしても親しまれています。
そこから少し歩くと左手には通り名の由来になった「池袋御嶽神社」、右手には「池袋図書館」があります。こちらは10万冊以上の蔵書がある豊島区の図書館ですが、区民以外でも利用登録できるので、気軽に立ち寄れます。
2018(平成30)年に開通したばかり
自然豊かな通りも
路地を歩くルートには、多彩なスポットが点在
みたけ通りと並行する路地を歩くルートにも、見逃せないスポットが点在しています。古き良き商店街のように、豆腐店や米店、クリーニング店などが並ぶ中、左手に「池袋第二公園」が見えてきました。前述の「池袋図書館」裏手にある公園で、藤棚の下にはベンチも設けられており、読書したりお弁当を食べるのにぴったりです。
さらに進むと右手には「池袋幼稚園」があり、その向こうには小学校跡を利用した生涯学習施設「みらい館大明」が立っています。地域づくりと学びの場として活用され、校舎だった施設内では子ども向けの教室から大人向けの講座など、様々な講座が開催されています。元図書室はブックカフェとして生まれ変わり、数千冊あるマンガや小説などが読み放題で、電源とWi-Fiも備わっているのでリモートワークなどでも利用できそうです。
車通りが少なく
歩きやすい
元図書室の
ブックカフェもあります
魅力的なグルメスポットも数多くそろいます
路地を歩き進めると、ダイニングからカフェまで様々な飲食店が現れます。「ふんわりダイニング 池袋」では、本格的なネパール料理を楽しむことができます。「雨ニモマケズ」はモダンな日本料理店で、贅沢な旬の食材をできるだけ安価に提供しています。「みつわベーカリー」は、深夜0時まで営業の人気ベーカリー。仕事帰りにも立ち寄れそうです。店内に入ってみると、食パンから惣菜パンまで豊富な種類が並んでおり、人気のメープルパンはボリュームたっぷりです。
路地から脇道に入ると、こんなカフェもありました。「Kimi Natural 73+cafe」は人気のカフェで、プリンのスコーンサンドが美味しいと評判。スペシャリティコーヒーと共に、手作りマフィンや無添加サンドイッチなども味わえます。「サクラカフェ&レストラン池袋」はテラス席もある開放的なお店で、7時から23時まで営業。出勤前に朝食をとったり、帰り道で様々な国の料理やビールを楽んだりするのに良さそうです。
贅沢な旬の食材を
味わえます
メープルパンが人気
映画館がある劇場通りを南へ
みたけ通りや路地を進むと、劇場通りに突き当たるので右折します。こちらの通り沿いにはビルや商業施設が並んでおり、駅前に近づいてきたことを感じさせます。その中でも「池袋シネマ・ロサ」は、約55年続く老舗の映画館。アートシアター系やインディーズ作品を上映しており、同じ建物には飲食店やボーリング場もあります。
そのまま劇場通りを南下すると、「池袋マルイ」跡地のある交差点が見えてきました。こちらを左折して大通りを東へ進めば、「池袋」駅はもうすぐそこ!ちなみに44年間の営業を終えた「池袋マルイ」跡地では、2025(令和7)年の完成を目指して高層ビルが建設中。地下1階から地上5階までには、店舗や飲食店が並ぶそうで、新たな人気スポットになる予感がします。
こだわりの
ラインナップを上映
2025(令和7)年に
高層ビルが完成予定
大通りを少し進めば「池袋」駅西口に到着
大通りへ出れば、すぐそこに「池袋」駅西口のビルが見えており、あっという間に到着です。駅ビルは広大な売り場面積を誇る「東武百貨店 池袋本店」となっており、デパ地下は国内最大級の規模です。また、駅西口前は再開発できれいな街並みが広がっており、2019(令和元)年には「池袋西口公園」が大型ビジョンや噴水などがある野外劇場にリニューアル。「GLOBAL RING CAFE」も併設されており、店内やテラス席で様々な国のグルメを楽しめます。さらに公園横にはアートやカルチャーの発信拠点「東京芸術劇場」もあるので、様々な作品に触れることができます。
今後も駅西口には、超高層ビルが3棟建設される予定で、同時に西口バスターミナルなどの再整備計画も進行中。更なる進化が期待されるエリアです。
「東武百貨店」の看板が
見えてきます
大型ビジョンや噴水などがある野外劇場
「池袋」駅からは、地下街を通るルートも楽しめる
「池袋」駅から帰る際は、劇場通りまで地下街「エチカ池袋」を通るのもおすすめです。スーパー「成城石井」やスイーツ店「SWEETS BOX」、ファッション・雑貨店「SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH」など30近くの店舗が並んでおり、食品からお気に入りのアイテムまでショッピングが楽しめます。
いかがだったでしょう。このように大山エリアから「池袋」駅西口までは、歩きやすいだけでなく魅力的なスポットが充実しており、徒歩圏内でなんでもそろう暮らしやすい環境となっていました!また、フラットな通りが続くため、自転車でもアクセスしやすい道のりでした。通勤時はもちろん、今回ご紹介したスポットにサイクリングで訪れるのも楽しそうですね。
30近い店舗が
並んでいます
サイクリングでも
快適アクセス
発見ポイント!
- (1)「池袋」駅からの帰り道に、気軽に買い物施設やグルメ店に立ち寄れる
- (2)元図書室のブックカフェや老舗の映画館など、文化施設も身近にそろう
- (3)道のりはフラットで歩きやすく、自転車でもアクセスしやすい
「池袋」駅まで歩く。大山エリアから徒歩で楽しめる多彩なスポットをご紹介
所在地:東京都板橋区