浅間山公園
「浅間山公園」は標高80メートルの浅間山を中心とする自然公園だ。多摩の台地が河川で削られ、小高い丘として残ったのが現在の浅間山。かつては宅地開発も計画されていたそうだが、自然を守りたいという住民の意見が多くあったことから、都立の公園として1970(昭和45)年に開園した。
浅間山には、堂山・中山・前山という3つの頂があり、それぞれをつなぐ散策ルートが整備されている。起伏はなだらかなので、低登山というよりかはハイキングに近い感覚で自然と触れ合える。「浅間神社」、「富士見百景」、「人見四郎の墓跡」などのスポットもあり、変化を楽しみながら歩くことができる。
住宅街のなかにありながら優れた自然環境がよく残されている「浅間山公園」は、コナラやクヌギなどの雑木林に多くの野鳥がやってくるほか、ムサシノキスゲの国内唯一の自生地としても知られている。また、園内とその隣接地に「浅間山児童遊園」、「浅間山北広場」があり、緑の多い清々しい環境で、子どもを遊ばせることもできる。
浅間山公園
所在地:東京都府中市浅間町4・5
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