充実の子育て環境にファミリー層から注目を集める、小岩エリアの子育て環境を徹底リポート!

保育施設の拡充に取り組み、2022(令和4)年4月1日時点で保育所の待機児童数がゼロとなった江戸川区。北部に位置するJR「小岩」駅周辺では再開発が進んでいることもあり、ファミリー層から熱視線が注がれています。20分も歩けば緑豊かな江戸川河川敷に出られ、駅前のバス停からは空港やレジャー施設へアクセス可能。活気ある商店街がいくつもある南口を中心に、同エリアの子育て環境をご紹介します。

ひろひろと気持ちのよい「江戸川河川敷」
ひろひろと気持ちのよい「江戸川河川敷」

ますます拡充される江戸川区の子育て支援制度

江戸川区では1969(昭和44)年から独自に「保育ママ制度」を設けており、生後9週目から4月1日時点で0歳の子どもを、区が認定した「保育ママ」に預けることができます。保育ママは保育士などの資格を持つ方や子育て経験のある方で、2023(令和5)年4月1日現在、126名ほどの人が保育ママに登録しています。仕事や介護などで子どもの面倒をみられない人が利用でき、アンケートでは「利用して良かった」という好意的な意見が9割以上を占めています。基本保育料は月額14,000円ですが、同一世帯に兄姉がいる場合は無償となります。また、2023(令和5)年10月からは保育ママ宅での給食の提供が始まっています。

就学後の子どもの居場所もあります。放課後や休日に児童が校庭や体育館などを利用できる「すくすくスクール」には江戸川区の小学生の約6割が登録。放課後は17時まで、土曜日や休校日は午前8時半~午後5時まで利用できます。

愛情たっぷり「保育ママ」

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アットホームな小規模園や駅近の施設など多彩な保育園がそろう

駅前は商業施設ばかりですが、歩いてみると意外にも徒歩圏内にいろいろな保育園があることが分かります。北口からすぐの「西小岩おひさま保育園」は定員165名で広い園庭が魅力。午後7時半までの延長保育を行っています。フラワーロード商店街から一本入ったところにある「どんぐり保育園 小岩」は、「子どもは遊びの中から生きる力を育む」という考えで保育を実施。定員30名の小規模園ながら、地域の子育て支援も積極的に行っています。さらに江戸川の方に行くと「リトルガーデンインターナショナル小岩保育園」があり、外国人の先生やバイリンガルの先生たちと日常的に過ごすことで英語を身に付けられます。

保育園以外にも、赤ちゃん連れのママが多く訪れるキッズスペース付きのコワーキングカフェ「アヤスカフェ小岩」、2023(令和5)年にオープンしたカフェ併設の絵本専門店「グランマグランマ」など、子連れで気兼ねなく訪れられる場所が多くあるのも特長でしょう。

異年齢交流で思いやりの
心を育む

「西小岩おひさま保育園」
「西小岩おひさま保育園」

外遊びを大切にした
保育を行う

「どんぐり保育園 小岩」
「どんぐり保育園 小岩」


読書に注力!江戸川区立の小中学校

「小岩」駅周辺にある小中学校も確認しておきましょう。フラワーロード商店街から1本入ったところにある「江戸川区立下小岩小学校」は、旧下小岩小学校と下小岩第二小学校が統合されて2023(令和5)年4月に開校。現在は下小岩第二小学校の敷地で新校舎の建設工事が進んでいます。工事期間中は現在の下小岩小学校の校舎と仮設校舎で学校を運営。2025(令和7)年度から地上5階建てとなる新校舎を利用予定です。新中川を渡った先には、2023(令和5)年に60周年を迎えた「江戸川区上一色中学校」があります。

なお、江戸川区立の小中学校は文部科学省の「教育課程特例校」の指定を受け、2014(平成26)年度から読書科を実施。「読書科指導方針」に基づいて創意工夫を重ね、家庭や地域社会と協力して充実した活動を図っています。

新中川沿いに新校舎を
建設中

「江戸川区立下小岩小学校」
「江戸川区立下小岩小学校」

全国大会常連!
野球の強豪校

「江戸川区立上一色中学校」
「江戸川区立上一色中学校」


進路の選択肢が広がる多様な教育環境

総武線沿線には名門私立校が数多くあるので、子どもの進路の選択肢として頭の片隅に置いておくといいでしょう。都心方面には「市ケ谷」を最寄り駅とする自由な校風のミッションスクール「女子学院中学校・高等学校」や2023(令和5)年秋に校舎が建て替えられた「水道橋」駅からすぐの「桜蔭中学校・高等学校」といった伝統ある女子中高一貫校があります。また千葉方面にはスーパーサイエンスハイスクールに指定されている「市川中学校・高等学校」やスーパークローバルハイスクールに指定されている「渋谷教育学園幕張中学校・高等学校」といった共学の私立中高一貫校があります。

駅の周辺には学習塾がたくさんあるので、幼いうちに学習習慣をつけて受験に備えることもできそうです。例えばサンロード商店街には「市進学院 小岩教室」、フラワーロード商店街には「個別指導の明光義塾 小岩教室」があり、ともに小学生から高校生まで通えます。また、フラワーロード商店街には音楽教室「島村楽器 ミュージックサロン小岩」、北口には体操、バレエ、空手、チアダンスなどを習える少人数制のスポーツ教室「キッズスポーツアカデミー」もあるので、運動やアートで子どもの可能性を広げることもできるでしょう。

「小岩」駅から徒歩3分

「個別指導の明光義塾 小岩教室」
「個別指導の明光義塾 小岩教室」

多彩なコースから選べる

「島村楽器 ミュージックサロン小岩」
「島村楽器 ミュージックサロン小岩」


身近な遊び場や休日のレジャースポット

江戸川区の公園面積は23区トップ。幼児向けの遊具がそろった小さな公園が街中にたくさんあるので、毎日子どもを気軽に遊ばせられます。駅の南口だけでも、「南小岩天祖神社」の境内にある「南小岩六丁目児童遊園」、「南小岩コミュニティ会館」横の「かるがもひろば」、住宅地内の「うさぎのひろば」、昭和通り沿いの「片山公園」など多数あります。もっと広々としたところや自然の中で遊びたいときは、江戸川河川敷へ行くといいでしょう。駅から20分ほど歩けば、緑が生い茂る水辺空間が広がっています。

少し足を延ばせば、大型公園やレジャー施設も豊富。河川敷を南に行けば、遊具や芝生広場がある都立公園「篠崎公園」や小学生以下の子どもが無料でポニーに乗れる「ポニーランド」などもあり、南口の「小岩駅前」停留所から「瑞江」駅行きのバスでアクセスできます。また、環七通りを南北に縦貫する急行バス「シャトルセブン」の東京ディズニーリゾート®行きは「古川親水公園」「総合レクリエーション公園前」「葛西臨海公園駅前」などにも停車。さまざまな遊び場に気軽にアクセスできるので、休日に家族で出かけてみては。きっと子どもの笑顔をたくさん見られるでしょう。

遊具と小さな水路が
あります♪

「かるがもひろば」
「かるがもひろば」

約50分間の乗車時間で
到着!

東京ディズニーリゾート®行きのシャトルセブン
東京ディズニーリゾート®行きのシャトルセブン


小児科クリニックや総合病院など医療施設が充実

小さな子どもは発熱や嘔吐などで頻繁に体調を崩すので、近くに信頼できる医療施設があると安心ですよね。昭和通り商店街には2019(令和元)年にオープンした「いわくらこどもクリニック」があり、予防接種や乳児検診も実施。向かいにある産科・婦人科を専門とする「岩倉病院」と連携し、地域の小児医療を支えています。「岩倉病院」は1955(昭和30)年からこの地で周産期医療を担っており、自然分娩を基本に周産期医療の提供に尽力。2011(平成23)年にリニューアルした明るくきれいな病院で、子宮筋腫や子宮脱など婦人科疾患の患者も診ています。小児科クリニックは、南口駅前にあるビル「FIRSTA koiwa(ファスタ小岩)」Ⅰ街区の5階にもあります。完全Web予約制の「アクアキッズクリニック」です。年中無休で、予防接種・乳幼児健診専用の待合室も設けられていますよ。

江戸川沿いには救急センターを併設した総合病院「江戸川病院」もあるので、事故や急病の場合も安心。内科、外科、小児科、婦人科など30の診療科がそろっています。

実際に街を歩いてみて、豊かな自然環境や遊び場の多さなど、実に子育てに適したエリアだと実感しました!

「小岩」駅から徒歩2分

「岩倉病院」
「岩倉病院」

土日祝日も診てもらえる

「アクアキッズクリニック」
「アクアキッズクリニック」


発見ポイント!

「公文式 小岩フラワーロード」
「公文式 小岩フラワーロード」

  • (1)江戸川の河川敷が広い!子どもがのびのび遊べそう
  • (2)東京ディズニーリゾート®や大型公園にバスで行ける
  • (3)学習塾や音楽教室も身近な商店街の中にあって安心

充実の子育て環境にファミリー層から注目を集める、小岩エリアの子育て環境を徹底リポート!
所在地:東京都江戸川区