「まち☆ベジ」とは、JA町田市に所属する「町田市認定農業者」の農家のみなさんが生産した、町田市産の安心・安全な農産物のこと。普段から市内各地のJA直売所で手に入れることができ、町田市内の飲食店では食材に使われることも多いので、市内在住の方なら「まち☆ベジ」のかわいらしい旗に見覚えのある人は多いはず。そんな「まち☆ベジ」が、月に1回だけ、町田市役所の玄関前で、農家さんの手から直接販売されると聞いて、早速行ってきました！
会場となるのは町田市役所の玄関前。まさに「町田の玄関口」ですが、そのすぐ横に、開店の11時前から人だかりができています。お客さんからは「早めに開店してくれないの？」との声が挙がりますが、「すみません。時間通りに始めないと不公平になっちゃうので」と農家の方。今回は2月の開催日だったので品数は少なめでしたが、皆さん開始前から品定めに余念がありません。
「まち☆ベジ」ののぼりが目印
そして11時00分、いよいよ戦闘…もとい営業開始です！ ものすごい勢いで皆さん、野菜を手に取っていきます。中には知り合いの分も一緒に買うためか、同じ野菜を何束も手にする人も。それでも会計のほとんどは1000円以下。この安さで朝どれの新鮮野菜が買えるのですから嬉しいですよね！ 農家のみなさんも、お客さんも、みんな笑顔いっぱいです！
11時になった瞬間から、すごい勢いで売れていきます
今回の商品は冬野菜ということで、大根、かぶ、ほうれんそう、ねぎなどを出品していた農家さんが多かったのですが、夏になるともっとバリエーションは豊かになるのだそう。園芸専門の農家さんも参加していて、お花も驚くほど安く買えちゃいます。月ごとに違う野菜や花に出会える「まち☆ベジ市」は、町田の四季を身近に感じられる「風物詩」なんですね！
立派なかぶも大根も、なんと150円！
今回とくに注目したのは、こちらのいちご農家さん。1パック500円ということで今回の出品物の中ではちょっと高級品でしたが、「完熟だからすっごい甘いよ！早めに食べてね！」とのこと。実際に食べてみましたが、やわらかすぎて流通に乗せられない完熟いちごは感動のおいしさ。農家さんだけの味をおすそ分けしてもらえるのも、こんな直売会ならではですね。
お店では買えない完熟モノも！
今回は天候にも恵まれたためかお客さんの出足が良く、11時10分頃にはほとんどの野菜が売れてしまいました。ちょっと落ち着いてくると、農家さんと世間話をしたり、「どうやって作っているの？」といった話で盛り上がっている人の姿もちらほら。農家の方々にとっても、お客さんと対面販売できるのはとっても嬉しい体験のようで、笑顔でずっとお話をされていました。
農家さんとの会話も楽しみのひとつ
公式には「11時から13時」とされていますが、「まち☆ベジ」の本当の勝負時は「11時からの10分間」考えたほうがよさそう。開催日は基本的に毎月1回、第3月曜日ということですが、祝日の関係で変動することもあるので、正確な開催日は町田市の公式ホームページで確認してからお出かけください。町田に住んでいる方もそうでない方も、「町田ってこんなに美味しい野菜がとれるんだ！」と驚くこと間違いなしです！
「まち☆ベジ」のパンフレット。ホームページでも見られます！
町田市による「まち☆ベジ市」の紹介ページ https://www.city.machida.tokyo.jp/kanko/sangyo/nougyo/event/machibejiiti.html
「まち☆ベジ」パンフレットのページ https://www.city.machida.tokyo.jp/kanko/sangyo/nougyo/chisanchishou/tyokubaimap.html
わずか十数分で完売すると噂の、「まち☆ベジ市」に行ってきました！
所在地：東京都町田市
