若者も大人も楽しめるエンタメシティ、渋谷エリア

渋谷は江戸時代に大山街道沿いの集落として栄えた歴史を持つ。1885(明治18)年に日本鉄道品川線(現・JR山手線)の開通により「渋谷」駅が設置され、昭和に入ると東京横浜電鉄(現・東急東横線)や帝都電鉄(現・京王井の頭線)、東京高速鉄道(現・東京メトロ銀座線)も開通し、交通アクセスの拠点として発展を遂げる。「渋谷」駅周辺には次第に商店が集まるようになり、東京横浜電鉄(現・東急電鉄)が中心となり「東横百貨店」など駅前の開発も進められていった。

かつての渋谷の様子
かつての渋谷の様子

第二次世界大戦後も「東急会館」や「東急文化会館」、「渋谷東急ビル」などが設けられ、東急の街という性格を強めていく。昭和後半になると「シブヤ西武(現・西武渋谷店)」と「渋谷PARCO」もオープンし、若者文化の発信地として知られるようになった。

また、1964(昭和39)年に開催された前回の東京オリンピックをきっかけに、「渋谷」駅周辺では首都高速3号渋谷線など大規模なインフラの整備が進められ、現在の街並みの礎が築かれている。

渋谷駅
渋谷駅

近年は「渋谷」駅周辺のショッピング施設をはじめ都市インフラが老朽化し、抜本的な更新の必要性が指摘されるようになった。このような背景から、渋谷区は2003(平成15)年には「渋谷駅周辺整備ガイドプラン21」を策定し、「渋谷」駅周辺のまちづくりの検討を開始。2005(平成17)年に「渋谷駅周辺地域」が都市再生緊急整備地域にも指定された。

2008(平成20)年に策定した「渋谷区基本構想」を踏まえ、2011(平成23)年には「渋谷駅中心地区まちづくり指針2010」を公表。渋谷駅中心地区の将来像を「世界に開かれた生活文化の発信拠点””渋谷””のリーディングコア」とし、住民や渋谷に関わる多様な人々とともにまちづくりを進めることとしている。

提供:東京急行電鉄株式会社
提供:東京急行電鉄株式会社

現在も「渋谷」駅周辺では数々の再開発や建て替え事業などが進められている。2018(平成30)年には「渋谷ストリーム」と「渋谷ブリッジ」のオープンしたほか、2019(令和元)年にも「渋谷スクランブルスクエア」や「渋谷フクラス」が誕生する予定。その後も「NHK放送センター」の建て替えや「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」など多くの再開発が計画されており、今後も街の姿が変わり続けそうだ。

提供:東京急行電鉄株式会社
提供:東京急行電鉄株式会社