クリエイティブな星付きレストラン

sio(シオ)

一面ガラスの入りやすい外観
一面ガラスの入りやすい外観

小田急線、東京メトロ線「代々木上原駅」から徒歩2分、予約がなかなか取れないイノーベーティブレストランがある。こちらを取り仕切るのは、新進気鋭のシェフ、鳥羽周作氏だ。青山や恵比寿の有名フランス料理店を経て、2018(平成31)年に「sio(シオ)」をオープン。フランス料理をベースにしながらも、従来の調理方法にとらわれることがない料理は、革新的でクリエイティブだ。

テーブルはサービスが行き届く18席
テーブルはサービスが行き届く18席

ミシュランガイド東京2022年から4年連続一つ星を獲得、料理はすべてコースで提供の完全予約制のレストラン。スモーキーなブルーのカジュアルな外観の雰囲気は、店内に入ると一変、モダンな店内とDJに依頼した楽曲で、高級感が漂う。こちらでは、大胆かつ繊細な料理と、その料理に合うドリンクを提供するペアリングが楽しめる。 

「sio(シオ)」のスペシャリテのひとつ「馬肉のタルタル」
「sio(シオ)」のスペシャリテのひとつ「馬肉のタルタル」

「sio(シオ)」の料理は、独創的で美しい。「馬肉のタルタル」は店のシグネチャーメニューで、「sio(シオ) = 馬肉のタルタル」といっても過言ではないほど人気の料理。3層構造で一番下は食パンを使った自家製ラスク、中央には会津若松産の馬肉と卵黄を和えたタルタル、一番上には、マリネしたビーツにビーツパウダーを振りかけたもの。赤い色味はビーツから出る自然な色で、ほかでは味わえない逸品だ。

メイン料理の「焼肉とすき焼き」
メイン料理の「焼肉とすき焼き」

鳥羽シェフの手にかかれば、焼肉とすき焼きもこんなにも美しいビジュアルの料理に。これは、オリジナルのタレで香ばしく焼き上げた和牛に、すき焼きの割り下を泡にして合わせたもの。コースのメインディッシュとして、軽やかに仕立てた一品だ。

ゲストが来店してから練り上げる出来立てのジェラート「sioのアイス」
ゲストが来店してから練り上げる出来立てのジェラート「sioのアイス」

「sio(シオ)」では、アルコール、ノンアルコールとふたつのペアリングを用意。アルコールは、フルボディの赤ワイン、樽や熟成感によってチョコレートのような風味のワインなど、それぞれの料理に合わせて提供。ノンアルコールはお茶をメインにした構成で、黒茶にキャラメリゼした砂糖のシロップ、カカオヴィネガー、トンカ豆とジャワペッパーとブラウンカルダモンから抽出したエキスを合わせるなど、ここでしか味わえないドリンクを提供。おいしくて独創的なとっておきの料理店だ。

sio(シオ)
所在地:東京都渋谷区上原1-35-3 
電話番号:03-6804-7607
営業時間:12:00~15:00、17:00~23:00
定休日:水曜日 ※不定休あり
https://sio-yoyogiuehara.com/

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