「銀座」駅直結、「浅草」は徒歩圏内。下町風景と利便性を兼ね備える、台東区「三ノ輪」の暮らしの魅力

海外からの旅行者にも人気の上野エリア、浅草エリアを擁する台東区

緑の中に文化施設が集まる「上野恩賜公園」
緑の中に文化施設が集まる「上野恩賜公園」

東京23区の中心からやや東に位置する台東区は面積が10.11平方キロメートルと東京23区では最も小さい。しかし、東京の北の玄関口としてにぎわう「上野」駅を擁し、「国立科学博物館」や「国立西洋美術館」、「上野動物園」など博物館、美術館などが集まる「上野恩賜公園」が広がる上野エリア、江戸時代から文化や芸能の拠点で、今も「浅草寺」を中心に海外からも注目される浅草エリアと魅力あふれる街が存在する。

近年は御徒町エリアを中心に若い作り手による小さな工房やショップが集まるようになった。伝統工芸の魅力も受け継ぐクリエイティブなものづくりの街「カチクラ」として、高感度な人に注目されている。

人口が増加する台東区の北部に広がる三ノ輪エリア

隅田川から望む「東京スカイツリー」
隅田川から望む「東京スカイツリー」

株式会社 日経BPが発表した『人口増減率ランキング2023』によると台東区の人口増加率は東京23区で豊島区に次いで高い。これはターミナル駅を擁するアクセスの良さ、下町ならではの暮らしやすさ、観光資源を有する活気などが人気を集めているためと考えられる。

そんな台東区の北部に位置する三ノ輪エリアは、上野エリアや浅草エリアに近接し、都心へのアクセスに恵まれながら、落ち着きのある暮らしやすい街だ。

「銀座」駅にもダイレクトアクセス

東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅
東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅

三ノ輪エリアの最寄りとなる「三ノ輪」駅から東京メトロ日比谷線に乗れば、「上野」駅まで約3分、「秋葉原」駅まで約7分、「銀座」駅まで約21分、「六本木」駅まで約33分、「中目黒」駅まで約40分でいずれもダイレクトアクセスできる。

東京メトロ日比谷線で「北千住」駅方面へ1駅目の「南千住」駅では、JR常磐線やつくばエクスプレスに乗り換えできる。「南千住」駅からJR常磐線に乗れば約4分で「日暮里」駅に到着する。JR常磐線にはJR上野東京ラインへの直通電車もあり、「南千住」駅から「東京」駅まで約18分、「品川」駅までは約27分でダイレクトアクセス可能だ。

「三ノ輪」駅付近には都電荒川線(東京さくらトラム)の「三ノ輪橋」停留場もある。都電荒川線(東京さくらトラム)はJR京浜東北線接続の「王子駅前」停留場やJR山手線接続の「大塚駅前」停留場のほか、「東池袋四丁目(サンシャイン前)」停留場や「早稲田」停留場方面へのアクセスに利用できる。

スーパーマーケットのほか、レトロな商店街も身近

「ヨークフーズ 三ノ輪店」などスーパーマーケットも充実
「ヨークフーズ 三ノ輪店」などスーパーマーケットも充実

三ノ輪エリアは買い物も便利だ。スーパーマーケットは「ヨークフーズ 三ノ輪店」、「オリンピック 三ノ輪店」など多くの店がそろう。とくに「ワイズマート 三ノ輪店」は24時間営業で、深夜でも買い物できる。

「三ノ輪橋」停留場の北、都電荒川線(東京さくらトラム)沿いには商店街「ジョイフル三の輪」が広がる。ここは昭和レトロな街並みが特徴で、映画やドラマのロケ地としても使われた。商店街にはスーパーマーケットをはじめ青果店、精肉店、総菜店のほか、気軽に楽しめるグルメ店も並ぶ。

隅田川の潤いと季節のイベントを楽しむ

多くの人でにぎわう「三社祭」
多くの人でにぎわう「三社祭」

三ノ輪エリアの東を流れる隅田川沿いは「隅田川テラス」として整備され、水辺の散策を楽しめる。「隅田川テラス」を南へ歩けば、花見の名所として知られ、「隅田公園桜まつり」も開催される「隅田公園」が広がる。「隅田川テラス」を北に向かった「汐入公園」でも早春の河津桜に始まり、ソメイヨシノまで長い間桜を楽しめる。「汐入公園」のバーベキュー広場では予約すれば無料でバーベキューが可能だ。

隅田川では夏に「隅田川花火大会」も行われる。5月には浅草の街が1年で最も活気づくと言われる「三社祭」も開かれる。暮らしを彩るイベントを身近に楽しめるのも魅力だろう。

様々な個性を持つ街がある台東区。その魅力を余すところなく享受でき、暮らしの利便性にも恵まれた街、それが三ノ輪エリアだ。

「銀座」駅直結、「浅草」は徒歩圏内。下町風景と利便性を兼ね備える、台東区「三ノ輪」の暮らしの魅力
所在地:東京都台東区 

あわせて読みたい。関連ページ