スペシャルインタビュー

地域のやさしさに囲まれ、緑豊かな環境でのびのび育つ―「にじいろ保育園 勝島」インタビュー

京急本線「立会川」駅、「大森海岸」駅から徒歩約10分。「にじいろ保育園 勝島」は、2018(平成30)年4月に誕生した新しい認可保育園だ。「しながわ区民公園」内に位置し、地域に開かれた保育園として注目されている。今回は園長の大塚純子先生に、同園の特徴や南大井エリアの魅力についてお話を伺った。

「にじいろ保育園 勝島」
「にじいろ保育園 勝島」

3つの“愛”を大切にする保育理念

――まずは園の概要をお聞かせください。

大塚園長:対象は生後57日以降の未就学児で、定員は92名、2018(平成30)年度現在は63名の子どもたちがいます。0歳児が6名、1歳児が10名、2歳児が16名、3歳児が19名、4歳児が8名、定期利用組が4名。通常の保育時間は午前7時半~午後6時半ですが、午前7時~午前7時半、午後6時半~午後7時半の延長保育も実施しています。また、午前8時半から午後4時半までの短時間保育を利用される方もいらっしゃいます。

園長先生と笑顔で話す、幼児クラスの園児たち
園長先生と笑顔で話す、幼児クラスの園児たち

――保育理念をお聞かせください。

大塚園長:保育理念は「のびやかに育て 大地の芽」です。互いの信頼や共感から生まれる3つの愛「みとめ愛」、「みつめ愛」、「ひびき愛」を保育方針にしています。一人ひとりのつぶやきや発見に共感し、個性を大事にすること。そして何より、子どもたちが安心して遊べる環境を整えること。その点を意識し、保護者の方が安心してお子様を預けられる、ひだまりのような場所を目指しています。

保育室は明るく清潔で、木材を使用した机やいすなどあたたかみが感じられる
保育室は明るく清潔で、木材を使用した机やいすなどあたたかみが感じられる

――子どもたちと接する際に心がけていることを教えてください。また、保護者の方々とコミュニケーションをとっていくうえではどんなことを大切にされていらっしゃいますか。

大塚園長:乳幼児も一人ひとり異なる人格や人権を持った人間だということを意識し、常に愛情をもって接するよう心がけています。職員には、穏やかに優しく接することの大切さを日々伝えています。子どもたちだけでなく、保護者の方に対しても、些細な言葉や何気ない行動をていねいに気遣うよう心がけています。ちょっとした立ち話をしている間に「こういうことに悩んでいるんだな」と気づくこともあるので、そんなときは「いつでも相談に乗りますよ」と伝えるようにしています。

午後のおやつを楽しむ乳児クラスの園児
午後のおやつを楽しむ乳児クラスの園児

区民公園内の緑豊かな保育環境

――「にじいろ幼稚園 勝島」さんの特色について教えてください。

大塚園長:一番の特色は、やはり「しながわ区民公園」内にあるということですね。保護者の方もその点を大きく評価されているように感じます。もちろん室内の設備も整っていますよ。保育室は、間伐材の国産ヒノキをふんだんに使用した家具や遊具など、木の温もりを感じられる空間になっています。提供する食事やおやつは、毎日手作りしているものです。ワンプレートではなく、一品ずつお茶碗やお皿に盛り付けているのもこだわりで、環境ホルモンの少ない陶器の食器を使っています。

公園に面したベランダのデッキ
公園に面したベランダのデッキ

――「しながわ区民公園」内に園があるとのことですが、この立地ならではの強みはどんなところでしょうか。

大塚園長:一番の強みは、気軽に戸外活動ができること。天気が許す限り、毎日お出かけを楽しんでいます。木々や花など四季折々の自然を身近に感じられますし、公園内にある水族館は4歳以下は入場無料。気軽に魚を見ることができるので、子どもたちも喜んでいます。

先生に声をかけられ、帰り支度をする子どもたち
先生に声をかけられ、帰り支度をする子どもたち

――園外で地域との連携などがございましたらお聞かせください。

大塚園長:一歩外に出るだけで、公園だけでなく、地域の人々とふれあえるのも魅力です。子どもたちを連れて公園内を歩いていると、散歩や日向ぼっこをされている地域の年配の方々が、笑顔で優しく声をかけてくださるんです。子どもたちもうれしいようで、「お歌を歌っていいですか」とその場で練習の成果を披露してみせるなど、あたたかな交流が芽生えています。今年度は園内で楽しんだ夏祭りの行事を、来年度は園の外でやろうかと考えています。おみこしなど、地域の人と一緒に楽しめると思うので。

子どもたちの描いた絵などで飾られた廊下
子どもたちの描いた絵などで飾られた廊下

今後に向けて、さまざまな取り組みを計画中

――今後の取り組みについて、構想やアイディアがあれば教えてください。

大塚園長:考えているのは、入園を考えて見学に来る方を対象に、園児たちと一緒に遊ぶ機会を設けることです。同じ年齢の子たちがどんな遊びをしているか知ることができますし、なにより園の実際を知れて安心につながると思います。 また、担当職員が盛り付けている給食を、園児が自分にとって必要な量を自分で取るバイキング形式にする計画も進行中です。開園してからまだ1年目なので、現在は基盤固めに集中していますが、静と動の動きをバランスよく取り入れながら、質の高い保育を提供していきたいと思います。

園の目の前にある遊具スペースは、地域の子どもたちの遊び場
園の目の前にある遊具スペースは、地域の子どもたちの遊び場

――最後に、南大井エリアの子育て環境の魅力を教えてください。

大塚園長:地域の人々のあたたかさが、何よりも大きな魅力だと思います。子どもの声を騒音だと迷惑がる人もいる中、子どもたちを街ぐるみで一緒に育てていこうという雰囲気が感じられます。私自身はこの園ができるまで実はまったく知らない土地でしたが、仕事で通うようになってから、街のあたたかさにこの地域が好きになりました。

園長 大塚純子先生
園長 大塚純子先生

にじいろ保育園 勝島

園長 大塚純子先生
所在地 :東京都品川区勝島3-2-2
電話番号:03-6450-0447
URL:https://www.like-kn.co.jp/academy/establishment/nijiiro/katushima/index.html
※この情報は2019(平成31)年1月時点のものです。