伝統と革新が交じり合う独特の雰囲気を持つ街、中央区東日本橋三丁目

中央区東日本橋三丁目は都営浅草線「東日本橋」駅、都営新宿線「馬喰横山」駅、JR総武快速線「馬喰町」駅に隣接した場所に広がるエリアだ。エリア周辺には駅が多く、交通アクセスの利便性が高い。

江戸の薫りが残る街

両国橋に建つ「両国広小路」の記念碑
両国橋に建つ「両国広小路」の記念碑

エリアの南西には、江戸時代に五街道の起点と定められ、現在でも主要国道の基点になっている日本橋がある。江戸時代の東日本橋三丁目には「西本願寺別院(現・築地本願寺)」があり、門前には立花を売る家が多かったことから立花町と呼ばれていた。その後地名の表記は橘町、そして日本橋橘町に改められた。明暦の大火により「西本願寺別院」の本堂が焼失、築地に移転すると、隅田川沿いには火除地として「両国広小路」が設けられ、周辺には見世物小屋が並び、江戸有数の盛り場として栄えたという。

鶏料理の老舗「玉ひで」
鶏料理の老舗「玉ひで」

エリアの南に広がる日本橋人形町は、江戸時代には多くの人形師が暮らしていた。現在、「人形町」駅周辺は「人形町商店街」となり、歴史を感じられる街として人気が高い。とくに「甘酒横丁」周辺には、創業400年を誇る「玉英堂」や、1760(宝暦10)年創業の「玉ひで」、1837(天保8)年創業の「甘味処初音」など江戸時代から続く老舗や、1895(明治28)年創業のすき焼き・しゃぶしゃぶの「人形町今半」などの店が営業を続けている。

繊維の街からアートの街へ

amco culture&journey
amco culture&journey

明治時代以降、東日本橋三丁目周辺は、当時の日本の基幹産業の一つであった繊維関係の会社の事務所や問屋が集まり、多くの人々でにぎわった。今も「横山町・馬喰町問屋街」は日本有数のファッション問屋街で、一部の問屋では一般への販売も行っている。

近年は産業構造の変化により、事務所や問屋が空きテナントが増えたのに加え、ファッション問屋街が近く創作用の素材を手に入れやすい立地であったことから、空きテナントをリノベーションしたアトリエやギャラリーが次々と誕生。雑貨店、ギャラリーなどが入っている「アガタ竹澤ビル」や「パレットビル」、武蔵野美術大学が運営するギャラリー「gallery αM」、国内外のクリエイター作品を扱う「MONOTIAM」、日本各地で仕入れた雑貨を販売する「amco culture&journey」など、アートとファッションが融合したおしゃれなスポットが多く、感度の高い人々に注目される街へと生まれ変わった。

11駅7路線利用可能と便利な交通アクセス

東日本橋三丁目を暮らしの場として考えると、最大の魅力は交通アクセスの利便性になるだろう。都営浅草線「東日本橋」駅のほか、都営新宿線「馬喰横山」駅、JR総武快速線の「馬喰町」駅、東京メトロ日比谷線と都営浅草線の「人形町」駅、東京メトロ日比谷線の「小伝馬町」駅など、徒歩圏内に実に11の駅があり、7路線が利用できる。

さらに、「東京」駅周辺や大手町、丸の内のオフィス街が2キロメートル圏内、「秋葉原」駅周辺のショッピングタウンも1キロメートル圏内と近く、徒歩や自転車でもアクセスできるほか、タクシーを利用しても1メーターほどで済むので、帰宅が遅くなってしまっても安心だ。

無料で利用できる「メトロリンク日本橋Eライン」の「富沢町」停留所
無料で利用できる「メトロリンク日本橋Eライン」の「富沢町」停留所

2016(平成28)年10月には日本橋周辺を循環する無料バス「メトロリンク日本橋Eライン」の運行が開始。東日本橋三丁目近くには「富沢町」停留所が設置されており、水天宮や日本橋、「東京」駅八重洲方面へ便利にアクセスできるようになった。

「十思公園」のサイクルポート
「十思公園」のサイクルポート

さらに、「中央区コミュニティサイクル」を利用すれば中央区内各所に設置されたサイクルポートで自由に自転車の乗り降りができ、ちょっとした移動に活用できる。2016(平成28)年10月には「自転車シェアリング広域実験」として、千代田区や港区、江東区、新宿区内のサイクルポートでも乗り降りできるようになっている。

日本橋のショッピング施設も日常圏内

日常の買い物に利用できる「マルマンストア 日本橋馬喰町店」
日常の買い物に利用できる「マルマンストア 日本橋馬喰町店」

暮らしの場として欠かせない買い物環境にも恵まれている。東日本橋三丁目周辺には「マルマンストア 日本橋馬喰町店」や「成城石井 小伝馬町店」、「浜町プロデュース」といったスーパーマーケットがあり、日常の買い物に便利だ。

「COREDO室町」や「日本橋三越」など日本橋エリアも近い
「COREDO室町」や「日本橋三越」など日本橋エリアも近い

「人形町商店街」や「甘酒横丁」などの商店街を散策しながら買い物するのも暮らしを豊かにしてくれるだろう。また、「日本橋三越本店」や「COREDO室町」、「COREDO日本橋」、「日本橋高島屋」といったショッピング施設も生活圏内で、気軽に買い物を楽しめるのもこのエリアならではの魅力になる。

バーベキューも楽しめる「浜町公園」

浜町公園
浜町公園

東日本橋三丁目は緑に親しめるスポットも多い。とくに「浜町公園」には豊かな緑が広がり、デイキャンプ場のバーベキュー、「総合スポーツセンター」での多彩なスポーツと思い思いの休日を楽しめる。かつての浜町川の跡に整備された「浜町緑道」や隅田川沿いの「隅田川テラス」を散策すれば、季節の移ろいも感じられそうだ。

中央区内という利便性と緑豊かで穏やかな環境を併せ持つ東日本橋三丁目。この街では快適な暮らしが実現できる。

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