地域のコミュニティーバルのようなアットホームさが魅力

furo

furo
furo

京王井の頭線「富士見ヶ丘」駅近くにある、カウンター8席、4人掛けテーブル2つ、3人掛けテーブル席1つの全19席という、小さなリストランテ「furo(フウロ)」。友達同士、家族でのお祝いなど、テーブル席の予約にも対応しているが、仕事帰りに立ち寄る“お一人様”が多く、カウンター席から埋まっていくのが特長だ。「初めてのお客さんでもカウンター席に座れば、もう和気あいあい。地域のコミュニティーバルのような存在」と常連さん。週3回くらいのペースで来店する常連さんもいるという。

furo
furo

一般的にはイタリアンというと1品のボリューム感があることが多いが、同店ではお一人様でもお酒と共に何品かの料理が楽しめるよう、1品のボリュームを抑え、その分、1品1品をリーズナブルな価格で提供している。たとえば、近所の人気店「ヨシダベーカリー」のバゲットなら200円、カルパッチョやリエット、サラダも500円と、ワンコインのメニューが充実している。しかも、税込みでこの価格。コスパが抜群に良いのもリピーターが多い理由の一つと言えるだろう。

furo
furo

ワインは常時約10種類を用意してあり、店内の黒板に掲示されている。税込み500円から1,000円くらいで、オススメのグラスワインを味わえる。ワインについても、気軽に楽しんでもらえるよう500円の銘柄は必ず3種類用意。それ以外のワインは、季節の食材に合わせて変えている料理と合う銘柄を揃えている。「ワインに“こだわる”というよりも、“楽しく飲みたい”人向けのラインナップです」と、店主の野村シェフ。「こんな味のワインが飲みたい」「この料理に合うワインは?」といった質問にも、そのワインの特長や、自ら味わった上での口当たりなどを気軽に答えてくれるので、初めての来店者でも安心だ。

furo
furo

お食事のメインメニューとなるパスタや肉料理もほとんどが1,000円以下。今回は、「豚タン・豚耳・豚足のテリーヌ」(税込み800円)と、人気メニューの「鶏ササミとゴールデンキウイ マスカルポーネ和え」(税込み500円)をチョイス。鶏ササミをベースに、たとえば春なら青ブドウとガラムマサラの組み合わせ、初夏は今回のゴールデンキウイ、夏はイチジクとゴルゴンゾーラチーズ、秋は梨とアボカドソース、柿とリコッタチーズなど、旬のフルーツに合わせた味付けで「ワインに合う」と好評の逸品。メインメニューも、夏であれば冷製パスタ、冬であれば煮込み料理といったように、季節感を味わえる構成となっている。

furo
furo

コスパの良さと居心地の良さでリピーター客が多い同店だが、それだけに「常連さん御用達のようなので、興味があったけれど一人で入るには勇気が必要だった」という声もあるそうだ。「当店では、初めてのお客様も常連さんも関係なく、ワインについての相談や、苦手な食材の変更希望など、積極的にお応えしていて、私自身もお客様一人ひとりとのコミュニケーションを大事にしたいと考えています。ぜひ、気軽にお立ち寄りください」と野村シェフ。ガラス越しに見える店内のお客様は、実は常連さんとは限らないのだ。

取材で初めて訪れたにもかかわらず、驚くほど疎外感を感じさせない。食事とお酒を味わえるのはもちろん、地域コミュニケーションの温かさで、日常の疲れを癒してくれる空間である。

※料金は2017年6月現在。

※お客様の画像は、ご本人の了承を得て掲載しています。

 

furo
所在地:東京都杉並区高井戸西2-10-9 ノースメインビル鈴木1F
電話番号:03-6315-8329
営業時間:18:00~25:00(L.O.24:00)
定休日:日曜日、第3月曜日
https://www.facebook.com/f%C5%ABro-23966..

詳細地図