DELICATUS 店主 石井秀則さん インタビュー

全国の旬の美味しいものを提供する千歳烏山のお洒落な惣菜店「DELICATUS(デリカトゥス)」

2015(平成27)年4月にオープンした京王線「千歳烏山」駅南口のお洒落な佇まいの惣菜店「DELICATUS(デリカトゥス)」。個人店ならではの手作り&作り立てのお惣菜が食べられるのはもちろん、全国各地から美味しい食材を取り寄せて提供するオリジナリティあふれるメニューも評判のお店だ。ご年配の方から子育てファミリーまで活気に満ちあふれた商店街のある千歳烏山について、店主の石井秀則さんにその魅力を伺った。

外観
外観

幅広い世代が暮らす賑やかな雰囲気に惹かれて

――千歳烏山にお店を開いたきっかけをお教えください

石井さん:私は千葉県の出身で、お店を開くまで千歳烏山のことはほとんど知らなかったのですが、「千歳船橋」駅前の商店街の賑やかな雰囲気はとても魅力的でした。商店街にはご年配のおじいちゃん、おばあちゃんから子どもを連れたお母さんまで幅広い年齢層の方がいて、当店にもいろいろなお客様がいらっしゃいます。

ナスとエリンギのミートグラタン
ナスとエリンギのミートグラタン

惣菜専門店だからできるオリジナリティあふれる品ぞろえ

――お店の特色を教えてください

石井さん:一般的にコンビニやスーパーなどで購入できるお惣菜は、セントラルキッチン方式と言って、販売するお店とは別の工場で作られているのがほとんどです。その点、「DELICATUS」で提供しているお惣菜はすべて店内のキッチンで作っているので、余計な添加物が入っていないのはもちろん、作り立ての味をお楽しみいただけるのが特徴のひとつです。

またお惣菜と言うと、唐揚げやコロッケといった揚げ物や和惣菜で言えばきんぴらごぼうやひじきの煮物といった定番のメニューを思い浮かべるかもしれませんが、当店では他店では無いようなオリジナリティのあるメニューも提供しています。

店内の様子
店内の様子

――オリジナリティのあるメニューとは?

石井さん:ちょうど今の時期におすすめなのが「岩原のもつ煮込み」という新潟県越後湯沢の煮込み料理があるんですが、越後湯沢のとあるスキー場で提供されていたもつ煮込みを食べたのがきっかけで、当店のメニューとして提供することになりました。20年来のお付き合いがありプライベートでも親交のあるお店のご主人から直々にレシピを伝授いただいた岩原のご当地グルメです。

その後、残念ながらそのお店は閉店してしまったのですが、当店のメニューを目にしたお客さんから「何でここにあるの!?」とびっくりした様子で、よくよくお話を伺ってみるとそのお客さんもよく岩原にスキーに行く常連さんだったんです。遠く離れたこの千歳烏山で思い出の味に出会えるとは思いもしなかったようです。

また、私の出身の千葉県では、大多喜のたけのこや南房総の房州芽ひじきといった食材があるんですが、たまたまいらっしゃったお客さんが偶然にも大多喜町のご出身で、「大多喜のたけのこがあるのね♪」と、大変喜んでお買い求めいただきました。

6種のデリサラダ
6種のデリサラダ

――今後、商品化する予定のメニューやいま注目している食材は?

石井さん:これまで考案して実際にメニュー化した商品は少なくとも120種前後はあるとは思うのですが、ボツになったものや試作途中のものもたくさんあります。今は和歌山のわさびの葉っぱを使ったメニューを考えています。和歌山にはわさび寿司なんてメニューもあるんですよ。

当店は惣菜店なので和惣菜にこだわらず中華もイタリアンも和洋折衷で提供できるのが強みで、美味しいと感じた全国の食材をいろいろなメニューで紹介していきたいと思っています。

アスパラガスとズッキーニのスカモルツァのグリル
アスパラガスとズッキーニのスカモルツァのグリル

評判のランチタイム限定の4種DELIランチ

――ランチタイム限定の4種DELIランチとは?

石井さん:毎日11~14時の限定で、お好みの惣菜4種類と六穀米もしくは白米をセットにしたお得な「4種DELIランチ」を800円で販売しています。季節や仕入れによってお惣菜のラインナップは変わりますが、たとえば今日はサラダ12種、惣菜20種からお好みの惣菜4種をお選びいただけます。

ボリューム感のある「至福の味わい豚 Grandmaの粗挽きハンバーグ」や「アスパラガスとズッキーニのスカモルツァのグリル」、新メニューの「わさび菜とベビーベジの胡麻わさびサラダ」など、カウンター越しにご注文をいただきながらご用意させていただきます。

ご来店いただくお客さまの8割は女性の方で、サラダなど野菜を中心としたメニューが人気です。ご家庭で作るサラダとはちょっと違った味をお楽しみいただけると思います。

4種DELIランチ
4種DELIランチ

――今後の目標や地域の方へメッセージをお願いします

石井さん:当店で提供している食材やメニューのほとんどは、これまで私が直接現地に行って、食べて美味しいと感じたものを扱うようにしているのですが、仕入れている野菜のなかには和歌山で地方創生事業に携わっている農家の友人の野菜もあって、地方の美味しい野菜をより多くの人におすすめしたいなという思いも芽生えて来ました。まだ検討している段階ですが、店先のスペースを利用してマルシェみたいなのを開いたら面白そうだなと考えています。

オープンから3年を迎えて、常連のお客さんから「塩分をあまり摂りたくない」とか「アレルギー対応のメニューはありますか?」とか、年配の方からも「和惣菜」で「なるべく柔らかいものを食べたい」といったいろいろなご意見もいただくようになり、惣菜の専門店として日々試行錯誤しています。スーパーで惣菜を買うときにこういった要望をお店の方に伝える方はまずいないと思うんですけど、当店に来てくだされば、気になることがあれば気軽に質問していただけますし、ご相談やご希望にもお応えできるかも知れません。

もともと惣菜店を出すにあたって、純粋に地方のものも含めて美味しいと思えるものを地域の方に紹介したい、お惣菜としてご家庭に届けたいという思いで日々やらせていただいています。これからも地域の方に安心して食べていただける惣菜を提供し続けられればと思っています。

店内の様子
店内の様子

DELICATUS(デリカトゥス)

石井秀則さん
※この情報は2018(平成30)年3月時点のものです。