都心の利便性と華やぎを享受し、水辺に憩うウォーターフロント-月島エリア

月島は、明治時代に埋立造成された人工島。当初は工業用地とされ、鉄工所や機械工場ができ、多くの労働者が流入。大正から昭和初期にかけて人口は増え続け、路地には長屋が立ち並び、商店街は賑わった。他地域との往来に渡し舟を使っていたため、船着場に近い西側のエリアに人が集まるようになり、現在の「月島西仲通り商店街」へと発展していった。私設の有料渡船として始まった渡し舟「月島の渡し」は、市営の無料渡船となって多くの人に利用されたが、1940(昭和15)年に勝鬨橋が架けられてその役目を終えた。平成に入ると工場の閉鎖や地下鉄の開通で街の開発が加速。その便利な立地と水辺の景観から、住宅地としての需要が高まり、タワーマンションの建設が進んでいる。

佃公園
佃公園

地下鉄2路線が利用でき、どこへ行くにも便利

月島駅
月島駅

1988(昭和63)年に東京メトロ有楽町線「月島」駅が開業。2000(平成12)年には都営地下鉄大江戸線「月島」駅が開業。都心を走る地下鉄2路線を使えるため、どこへ行くにも便利だ。銀座や日比谷が徒歩圏内にある「有楽町」駅へはわずか5分、乗り換えれば最短8分でターミナル「東京」駅にアクセス可能。「新宿」「池袋」「六本木」にも乗り換えずに25分以内で移動できる。

東京駅
東京駅

さらに、「月島」駅と「門前仲町」駅の間にあるJR京葉線「越中島」駅からは、東京ディズニーリゾートの最寄駅である「舞浜」駅まで10分強で行ける。通勤・通学はもちろん、仕事帰りのリフレッシュや休日のおでかけでも抜群のアクセスの良さを実感できるだろう。

駅前で各種事務手続きを済ませられる

日常的に利用する施設が駅の近くにまとまっているのが、月島エリアの大きな魅力だ。「月島」駅の10番出口そばには「月島区民センター」があり、1階の「中央区役所月島特別出張所」では戸籍、住民基本台帳、印鑑登録などをはじめ、国民健康保険、国民年金、税務といった各種事務手続きに対応している。2階の「月島児童館」には図書室、学童クラブ室、幼児室などがあり、3階の「月島図書館」には15万冊以上の蔵書が揃う。仕事帰りに子どもと待ち合わせて一緒に帰るなど、親子の時間も作れそうだ。4階と5階に入っている「月島社会教育会館」は240席あるホールのほか、講習室や和室などがあり、区民のサークル活動に使われている。

月島区民センター
月島区民センター

仕事帰りに立ち寄れる駅近スーパーが点在

「月島」駅の徒歩圏内にスーパーも複数あり、買い物にも困らない。筆頭は、食料品や日用品を扱う「文化堂 月島店」だろう。「文化堂」は特に生鮮食品に力を入れているチェーン店で、月島店に鮮度自慢の食品が豊富に揃っている。夜10時まで営業しているので、帰りが遅くなったときも助かる。2018(平成30)年にリニューアルされた店内のシックな雰囲気も、毎日の買い物を楽しいものにしてくれるはずだ。

文化堂 月島店
文化堂 月島店

「西仲商店街」の3番街には24時間営業の「ダイエー月島店」、調味料やお酒を格安で買える「カワシマヤ」などがある他、「ファミリーマート 月島二丁目店」、特売デーが人気の「フジマート 月島店」などもある。

フジマート 月島店
フジマート 月島店

幼児英語教室もある充実の教育環境

保育・教育環境も充実している。「月島」駅から徒歩1分の認可保育所「中央区立月島保育園」は、延長保育や一時保育にも対応。定員100名の認可保育所「アンジェリカ月島保育園」では、歌や絵本を使った英語教育を実施している。ネイティブの講師が指導する幼児英会話教室「東京インターナショナルプリスクール」も、生きた英語を学べると評判だ。公立の小中学校は複合化が進んでいて、「中央区立月島第三小学校」は「晴海幼稚園」を、朝潮運河に面した「中央区立晴海中学校」は「晴海保育園」と高齢者施設を併設。普段から異世代や地域の人々と交流できるのが魅力だ。なお、中央区の公立中学校は自由選択制なので、学区外の区立中学校を希望することもできる。

中央区立月島第三小学校
中央区立月島第三小学校

大小さまざまな公園があり、シーンに合わせて選べるのもありがたい。水辺に位置する「佃公園」や「石川島公園」は桜や夜景の名所として知られ、散策やピクニックにぴったり。子どもを遊ばせるなら、遊具の揃った「月島第一児童公園」や「月島駅前児童遊園」がおすすめだ。

月島第一児童公園
月島第一児童公園

魅惑のグルメとショッピングを満喫

月島を代表するグルメといえば、もんじゃ焼き。「月島西仲通り商店街」は「もんじゃストリート」とも呼ばれ、70軒以上のもんじゃ焼き店が軒を連ねている。そのルーツは、かつて駄菓子屋で人気だった、小麦粉を溶いて薄く焼いた素朴なおやつ。鉄鍋に生地を引く際に文字や絵を描いて楽しんでいたことから「文字焼き」と呼ばれ、それがいつしか「もんじゃ焼き」になったという。近年はケーキ店「パティスリーハット」やジビエのカルパッチョが美味しいリストランテ「カルパッチョ」など、新しいトレンドの店も誕生していて、立ち寄りたい飲食店には事欠かない。

月島もんじゃストリート
月島もんじゃストリート

さらに少し足をのばせば、レストランやシネコンなど約180店舗が集まる「アーバンドックららぽーと豊洲ANNEX」、運河沿いのテラスやカフェが気持ちのいい「晴海アイランド トリトンスクエア」などの大型商業施設、さらに「東京都中央卸売市場 豊洲市場」などもある。また、「銀座三越」「有楽町マルイ」「マロニエゲート銀座」といった百貨店にも電車ですぐ。遠出することなく映画やショッピングなどレジャーを満喫でき、休日は心身をしっかり休めつつリフレッシュできそうだ。

豊洲市場
豊洲市場