都心ならではの利便性を深い歴史と豊かな緑が彩る港区虎ノ門エリア

日本の政治・経済の中枢ながら落ち着きと風格も漂う

日本を代表する有名ホテル「The Okura Tokyo」
日本を代表する有名ホテル「The Okura Tokyo」

港区は都心3区に数えられるなど、東京だけでなく日本の中枢を担う地域で、官公庁やオフィスなどが集中する。なかでも虎ノ門エリアは各国の大使館や有名ホテルなどが集まり、霞が関エリアとともに政治・経済の中心地として発展してきたまちだ。近年は「虎ノ門ヒルズ」や「東京ワールドゲート」、「The Okura Tokyo」など新しい施設が誕生。「虎ノ門ヒルズ」駅が開業するなど、都心の新たな拠点として進化している。

出世の石段で知られる「愛宕神社」
出世の石段で知られる「愛宕神社」

一方、虎ノ門エリア周辺には東京の名所として知られる「東京タワー」をはじめ、豊かな緑が広がる「芝公園」、長い歴史を持つ「愛宕神社」もあり、落ち着きと風格も漂う。

愛宕神社」が建つ愛宕山や「芝公園」周辺は都市計画法上の「風致地区」に指定されている。「風致地区」では建築や樹木の伐採などに制限があり、今後も恵まれた環境が維持されると期待できる。

都心部ならではの恵まれた交通アクセス

東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅

虎ノ門エリアは交通アクセスの利便性も大きな魅力だ。最寄りとなる「神谷町」駅から東京メトロ日比谷線を利用すれば、「霞ケ関」駅や「六本木」駅に3分、「銀座」駅には7分と短時間でダイレクトアクセス可能。都営地下鉄三田線「御成門」駅も徒歩圏内となり、「大手町」駅にも5分でダイレクトアクセスとなる。

「虎ノ門ヒルズ」からは晴海エリアへの東京BRTも運行されている。2023(令和5)年4月からは、土休日の数便が晴海エリアから「東京テレポート」駅方面まで延伸。さらなる利便性向上も期待できる。

虎ノ門エリアから「東京」駅には5分、「品川」駅には7分でアクセスでき、東海道・山陽新幹線、東北・北海道新幹線、上越・北陸新幹線など各新幹線の利用もしやすい。「虎ノ門ヒルズ」の「アンダーズ東京」からは「羽田空港」へのリムジンバスもあり、旅行や出張の際のアクセスもよい。

緑や歴史を感じ、文化に触れる暮らし

自然とビル街の対比も美しい「浜離宮恩賜庭園」
自然とビル街の対比も美しい「浜離宮恩賜庭園」

虎ノ門エリア周辺には「芝公園」をはじめ「日比谷公園」など都内を代表する大規模公園が近く、緑も豊かだ。とくに「浜離宮恩賜庭園」には潮入りの回遊式築山泉水庭があり、春の桜や初夏の若葉、秋の紅葉など四季の移り変わりを楽しめる。

現代陶芸のコレクターとして著名な菊池智が蒐集した現代陶芸作品を収蔵する「菊池寛実記念 智美術館」、明治から大正時代の実業家である大倉喜八郎が設立した日本初の私立美術館「大倉集古館」、「世界一美しい響き」をめざして開館したクラシック音楽のコンサートホール「サントリーホール」など文化施設も多く、気軽に芸術に親しめる。

1603(慶長8)年に徳川家康の命により創建され、境内に続く階段が「出世の石段」として知られる「愛宕神社」、9世紀に空海の弟子が建立した寺が前身と伝えられる「増上寺」など歴史を感じられるスポットも多い。

大規模病院も近隣に揃う

高度な医療にも対応する「東京慈恵会医科大学附属病院」
高度な医療にも対応する「東京慈恵会医科大学附属病院」

虎ノ門エリア周辺には、日本で最も長い歴史を持つ私学の病院である「東京慈恵会医科大学附属病院」やがん、リウマチ、脳疾患、心疾患など専門治療も担う「虎の門病院」など高度な医療を提供する大規模病院が近く、体調を崩した際も安心だ。

再開発でさらなる利便性向上に期待

再開発で新しい病棟に生まれ変わった「虎の門病院」
再開発で新しい病棟に生まれ変わった「虎の門病院」

虎ノ門エリア周辺では現在も複数の大規模再開発が進行している。「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」では地上64階地下5階の超高層ビルをはじめ、7棟の再開発ビルが誕生。「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」ではすでに完成した「虎の門病院」の新病棟に加えて、地上38階地下2階の超高層ビルの建設が進んでいる。「虎ノ門ヒルズ」でも「虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」が完成し、「虎ノ門ヒルズステーションタワー」が2023(令和5)年秋に開業した。

都心ならではの利便性に恵まれ、再開発で今後の更なる魅力アップも期待される虎ノ門エリア。ここでは長きにわたって、快適な暮らしを実現できるだろう。

都心ならではの利便性を深い歴史と豊かな緑が彩る港区虎ノ門エリア
所在地:東京都港区