情緒ある街並みと「羽田空港」を中心とした最先端の文化が交じり合う大田区天空橋・穴守稲荷エリア

大田区は東京23区の南に広がり、古くから住宅地として発展した。「天空橋」駅と「穴守稲荷」駅の間に広がる天空橋・穴守稲荷エリアは漁師町として栄えた歴史を持ち、今は趣のあるベッドタウンとして注目されている。

漁師町から日本・東京の玄関口へ

江戸時代から続く「穴守稲荷神社」
江戸時代から続く「穴守稲荷神社」

多摩川の河口にあたる天空橋・穴守稲荷エリアは江戸城に近い立地と恵まれた漁場で、江戸時代から漁師町が形成されていたという。現在でも羽田沖で採れる江戸前の魚介類が水揚げされているほか、釣り船や屋形船の店も点在する。

また、天空橋・穴守稲荷エリアは渡し船の拠点としても栄え、現在も「羽田の渡し跡碑」が残る。京急空港線の駅名にもなっている「穴守稲荷神社」はこの近隣の堤防が決壊し農作物の被害を受けたため、江戸時代に五穀豊穣を祈り豊受姫命を祀ったことが始まりと伝えられる。

江戸後期になると干拓が進められ、現在の「羽田空港」敷地の基礎となるエリアが誕生した。その後も徐々に埋め立てが進み、1931(昭和6)年「羽田空港」が完成。「羽田空港」は拡張を繰り返し、日本・東京の玄関口となった。このような歴史を持つ天空橋・穴守稲荷エリアは古くからの漁師町の面影と神社に支えられた情緒ある街並み、海や空港といった最先端の近代的要素が組み合わさった魅力的なエリアに成長している。

羽田空港アクセス線の開通でさらなる利便性向上に期待

京急空港線と東京モノレールの「天空橋」駅
京急空港線と東京モノレールの「天空橋」駅

天空橋・穴守稲荷エリアは交通アクセスの利便性も魅力だ。「天空橋」駅からは京急空港線と東京モノレールを利用できる。京急空港線を利用すれば、「品川」駅や「横浜」駅のほか、都営地下鉄浅草線の「新橋」駅や「日本橋」駅などにダイレクトアクセス可能。東京モノレールなら「浜松町」駅へ18分でダイレクトアクセスできる。

現在、JR東日本は羽田空港アクセス線の整備を進めている。「東京」駅方面の東山手ルート、「新宿」駅方面の西山手ルート、お台場方面の臨海ルートの3ルートが計画されており、まずは東山手ルートから整備される。2029(令和11)年度に予定されている東山手ルート開通後は、「羽田空港」から「東京」駅へ18分でアクセスできるようになり、天空橋・穴守稲荷エリアからの利便性向上も期待される。

買い物の利便性に恵まれた街

日常の買い物に便利な「FUJI羽田店」
日常の買い物に便利な「FUJI羽田店」

天空橋・穴守稲荷エリア周辺にはスーパーマーケット「FUJI羽田店」をはじめ、ドラッグストアやコンビニエンスストアが揃い、日常の買い物を身近で済ませることが可能。「穴守稲荷駅」前には商店街「穴守ふれあい通りサンサン会」も広がり、「はねだぷりん」で有名な「ブックカフェ羽月」など地域の人々に親しまれた店が並ぶ。

多彩なショップが集まる「羽田イノベーションシティ」
多彩なショップが集まる「羽田イノベーションシティ」

「天空橋」駅周辺には再開発で「羽田イノベーションシティ」が誕生し、飲食店や「ライブホール」や「アート&テクノロジーセンター」、足湯などがオープンした。今後は「羽田エアポートガーデン」も開業予定でさらなる楽しみも増える。

長く愛される店からおしゃれな店まで多様なグルメ

「プチレストラン Mami(マミ)」などおしゃれな店も多い
「プチレストラン Mami(マミ)」などおしゃれな店も多い

天空橋・穴守稲荷エリア周辺には「食通ゆたか」、「千世」、「増久」などの老舗の店に加え、「プチレストラン Mami(マミ)」、「MIYAKO」などのおしゃれな店も点在し、食の楽しみにも恵まれている。

情緒ある街並みと「羽田空港」を中心とした最先端の文化を併せ持つ天空橋・穴守稲荷エリアは暮らしの場としても魅力的な街と言えよう。