府中市で合流する、ゆったりと流れる2本の一級河川

浅川・多摩川

浅川・多摩川
浅川・多摩川

山梨県・東京都・神奈川県を流れる一級河川「多摩川」。そして、東京都八王子市と日野市を流れる多摩川の支流である一級河川「浅川」。これらの川は、京王線「百草園」駅の東500mほどの場所で合流し、東京湾に注いでいる。ちょうど「府中市立四谷小学校」近くの「府中四谷橋」あたりだ。

浅川・多摩川
浅川・多摩川

「浅川」は、東京都と神奈川県の県境にそびえる「陣馬山」を源流とし、概ね30km。上流部は「北浅川」とも呼ばれ、「八王子市役所」のやや北側で「南浅川」と合流している。川の両岸には歩道が整備されており、ゆっくりとした川の流れや、途中、八高線の線路を走り抜ける電車を見ながら、のんびりと気持ちよく歩くことができる。

浅川・多摩川
浅川・多摩川

「多摩川」もまた、立川と日野を結ぶ「多摩川の渡し」があった「万願寺渡船場跡」や、「立日橋」を多摩モノレールの走る風景など撮影スポットが多く、ゆっくりと散策が楽しめる。日野市では毎年、市民約2,000名が参加して「多摩川・浅川クリーン作戦」を行っており、川やその周辺を清掃しているのも、これら美しい景色が保たれるポイントだろう。

日野市では、「浅川」をもっと知ってもらおうと毎年夏になると「浅川アユまつり」を開催している。地域に伝わる伝統漁法である「投網漁」や「メガネ漁」が披露され、実際に体験することもできる。また、初心者にも簡単にできる「ピストン釣り」も教わることができる。特設プールに入って鮎やうなぎを素手で捕まえる「魚のつかみ捕り」も子どもたちに人気だ。

「浅川アユまつり」は、新型コロナウイルス感染症の影響で2019(令和元)年より中止が続いています

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