梅や紅葉など四季折々の表情を楽しめる
京王百草園
京王線の「百草園」駅から徒歩10分ほど。坂道を歩いていくと正門がある。そこで入園料300円を払って中に入る。坂道の階段は両端を木々に囲まれている。園を管理する山下氏が「ここを訪れたら季節を感じることができますよ」という通り、季節によっては紅葉になり、梅の花も咲く。また春はウグイス、初夏はホトトギスの声もよく耳にする。若山牧水がこの地で歌をつくるなど、多くの人たちに愛されてきた。
「一番の見どころは2月ころに咲く梅です」と言って山下氏が写真を見せてくれた。園内に咲く梅はとても綺麗。白と桃色の組み合わせが可愛いくもあり、訪れる人を楽しませてくれる。毎年開催される梅まつりでは売店も開かれ、多くの観光客で賑わうそうだ。
「秋の紅葉もキレイですよ」というとおり、竹林や茶室の古い建物との組み合わせが幻想的な空間を演出してくれる。11月下旬ころが最も綺麗なんだとか。多くのカメラマンも訪れる人気の撮影スポットにもなっている。
江戸時代に徳川家康の長男・信康追悼のために再建された松連寺。その後、廃寺になったものの、景観を生かすべく百草園として生まれ変わった。園の中腹には、松連庵や三檪庵などの古い建物が残っている。茅葺屋根や竹垣など日本の伝統美があり心を和ませてくれる。
季節を問わず訪れる人を楽しませてくれるのは、標高140mの見晴台からの絶景だ。遠くに新宿の高層ビル群や東京スカイツリーを見ることができる。裏手からは富士山を見ることも。美味しい空気を吸って、日ごろの疲れを一気に取り払うことができそうだ。
園内にある松連庵と三檪庵は貸し出しできる施設にもなる。茶会や展示会、教室の場として利用する人がいる。三檪庵では最近、コスプレの撮影会も多いそうだ。 「松連庵」と「三檪庵」の利用料金は15,400円(税込価格)。
園内の至るところにベンチが置かれている。散策の途中に休憩することができるので、ゆっくりと季節を感じることができる。
京王百草園
所在地:東京都日野市百草560
電話番号:042-591-3478
開園時間:9:00~17:00(11月・12月は16:30まで)
休園日:水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/30~1/3)
https://www.keio-mogusaen.jp/
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