「日野市中央公民館」が、農業体験を通して、自然に親しみ、そこで暮らす自然生物とのつながりや、得られた大地の恵みを享受しながら「生きる・学ぶ・触れ合う・育てる」力を学ぶとともに、自然と人、人と人とのつながりの場として共生の力を育む活動として行われている「田んぼの学校」。実行委員の指導の下、農家やJAの方も協力し、もち米の苗づくり（籾まき）から収穫・脱穀までを行っている。

「新町会場」と「南平会場」の2か所に分かれて活動をしており、4月の籾まきから、6月の田植え、そしてかかし作りや、草刈りを行い、10月に稲刈り、脱穀までを行う。この農体験を通じて、フードマイレージや環境問題、また、自然との共生を学ぶと共に、農体験に対する興味や理解を深めてほしいとの思いのもと、稲を作る体験ができる貴重な場となっている。

12月には、収穫したお米で餅つきをおこない、からみ餅やあんこのお餅を作り、みんなで味わう収穫祭を開催。ぜひ日野市に残された数少ない「田んぼ」で、小さい子どもから大人まで、どろんこになりながら農体験をしてみてはいかがだろうか。

田んぼの学校
所在地：東京都日野市日野本町7-5-23 
電話番号：042-581-7580
https://www.city.hino.lg.jp/bunka/bunka/..