多摩平エリアの高等学校と大学キャンパスをご紹介!

多摩平エリアには「東京都立八王子東高等学校」と「東京都立大学 日野キャンパス」が隣り合って立地しているほか、優れた教育を行う高等学校、様々な分野で明日を担う人材を育成する大学が揃っています。

東京都の公立校の中でトップクラスを誇る難関校、「都立八王子東高等学校」

「都立八王子東高等学校」
「都立八王子東高等学校」

「都立八王子東高等学校」は、都内の公立では「戸山高等学校」や「青山高等学校」と並ぶ難関校。中でも、ここ10年程で全国順位も上げている注目の学校です。進学指導重点校の指定を受け、塾などに頼らない学校独自のカリキュラムで受験に対応。その結果は、2023(令和5)年度は、現役生だけでも東京大学1名を含む国公立大学112名、早稲田・慶応・上智・東京理科大などの難関私立大学105名の合格者を出すという結果にも表れています。

海外学校間交流推進校の指定も受けており、2012(平成24)度から台湾の中学校と交流、2019(令和元)年度からは都立高校初のカナダ・トロントとの交流も行っています。そのほかにも理数研究校や英語教育推進校などの指定を受け、様々な教育活動を積極的に行っています。

2つの都立の中高一貫校、「都立立川国際中等教育学校」「都立南多摩中等教育学校」

「都立立川国際中等教育学校」
「都立立川国際中等教育学校」

都立の中高一貫校も多摩平エリアに2校あります。ひとつは「都立立川国際中等教育学校」。2008(平成20)年に開校した新しい学校です。校名に「国際」が付くことからわかるように、世界を舞台に活躍できる人材の育成を目指しているのが特徴。教育目標にも「国際社会に貢献できるリーダーとなるために必要な学業を修め、人格と陶治する」と謳っています。

その具体的な取り組みは、ネイティブ講師陣の充実、英語の授業数も増加、英語発表会や英語合宿の実施、海外姉妹校や留学生との交流など様々。図書館に約8千冊の洋書を備え、「多読」にも取り組んでいます。「立川」駅から徒歩圏内にあり、多摩平エリアからは中央線を利用してアクセスしやすい環境。

「都立南多摩中等教育学校」
「都立南多摩中等教育学校」

もうひとつの都立中高一貫校は「都立南多摩中等教育学校」です。多摩平エリアからは自転車やバスで通いやすい場所にあります。こちらは1908(明治41)年に開校した「東京府立第四高等女学校」を始まりとする歴史ある学校で、2009(平成21)年に中高一貫校の「都立南多摩中等教育学校」となりました。

開校以来、探求学習を柱にしており、独自テキストも作成しているほどの力の入れよう。1年時から探求のレベルを徐々にアップさせていき、最終的には学術論文の形で発表するところまで行います。そのほか、4年生全員のオーストラリア研修旅行や英語漬けの一日を送るTGG研修など語学力アップにも取り組んでいます。

公立総合大学「東京都立大学」、創立130年以上の歴史ある「中央大学」

「東京都立大学 日野キャンパス」
「東京都立大学 日野キャンパス」

「東京都立八王子東高等学校」に隣接するようにして、「東京都立大学 日野キャンパス」が広がっています。2005(平成17)年に「東京都立大学」「東京都立科学技術大学」「東京都立保健科学大学」「東京都立短期大学」の4つの大学が再編・統合され「首都大学東京」として誕生した大学で、2020(令和2)年4月から「東京都立大学」に改称されています。ここ「日野キャンパス」には、システムデザイン学部とシステムデザイン研究科が置かれています。スマートフォンやロボットが、暮らしに欠かせなくなった今、人間を中心としたシステムの視点を考えるなど、これからの人間社会に必要な先端の研究を行っていると言えるでしょう。

「中央大学 多摩キャンパス」
「中央大学 多摩キャンパス」

多摩平から南の多摩方面に向かうと「中央大学 多摩キャンパス」があります。他に「後楽園キャンパス」「市ヶ谷キャンパス」などがありますが、ここ「多摩キャンパス」には文学部や経済学部など文化系の学部が集まっています。2019(平成31)年には新たに国際経営学部が新設され、専門知識と高い語学運用能力で国際社会を舞台に活躍できる人材を育成しています。

また、2020(令和2)年4月には「グローバル館(GLOBAL GATEWAY CHUO)」、2021(令和3)年4月には学部共通棟である「FOREST GATEWAY CHUO」が誕生するなど、これからの教育に向けて進化し続けているキャンパスです。

薬学や生活科学を極める、「東京薬科大学」「実践女子大学」

「東京薬科大学」
「東京薬科大学」

「東京薬科大学」も多摩平エリアから南に3km程離れた場所にあります。「中央大学 多摩キャンパス」同様、所在は八王子市ですが、八王子市の中でも日野市からとても近い場所に位置しています。明治時代に設立された「東京薬舗学校」と「薬学講習所」が前身。1949(昭和24)年に日本初の私立薬学教育機関として設立され、現在、薬学部と生命科学部の2学部を有しています。

広大な緑の多いキャンパス内には薬用植物園があり、面積41,000平方メートルの広い園内では野生種約500種、栽培種約1,500種もの植物を見ることができます。研究目的ですが一般公開も行っていて、誰でも参加できる「薬用植物公開講座と薬用植物園見学会」も年2回開催しています。

「実践女子大学」
「実践女子大学」

多摩平エリアの東、中央線「日野」駅と「豊田」駅の中間地点あたりに「実践女子大学」があります。1899(明治32)年に“広く一般女子に対して実学と実践の教育を行う”という理念のもと設立され、以来、女子高等教育の拡大と発展に取り組んできた学校です。女子大学という特徴を活かして、女性のためのキャリアデザインなどについて全般を通して学ぶことができます。

ここ「日野キャンパス」には本部のほか、文学部・生活科学部・人間社会学部の3学部のうち生活科学部が置かれています。2016(平成28)年には大規模改修と新棟の建設が行われ、学びの環境もより快適に。新しくできた広場には植栽やベンチも置かれ、学生たちの憩いの場となっています。

多摩平エリア周辺には、このように優れた高等学校や大学機関が点在しています。子育てのしやすさはもちろん、アカデミックな多摩平エリアの環境は、多感な子ども達にも多くの刺激を与えてくれるでしょう。

多摩平エリアの高等学校と大学キャンパスをご紹介!
所在地:東京都日野市 

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