さまざまなシーンで重宝する水炊き専門店

玄海 本店

アプローチには屋根があり、雨天時も便利
アプローチには屋根があり、雨天時も便利

靖国通り沿いに、存在感のある3階建てのビルがある。1928(昭和3)年創業の水炊き専門店「玄海 本店」だ。接待やハレの日に利用される料亭で、和装の仲居さんがサービスしてくれる。1階はロビー、2階は個室階、3階は大広間となっている。風情ただようアプローチや和太鼓が置かれたロビーなど、空間を贅沢に使ったしつらえが上質な雰囲気だ。

石灯籠の坪庭が見える2階の個室「楓」
石灯籠の坪庭が見える2階の個室「楓」

2階の個室は9つあり、2名から利用可能。こぢんまりとした部屋から最大16名で利用できる部屋、坪庭が見える部屋など、さまざまなタイプが用意されている。ほとんどが掘りごたつ席なので、座敷に慣れない外国人が同席する場合も気兼ねなく使える。最大200人収容できる3階の大広間は、衝立や襖で仕切って個室とし、テーブル席を用意してもらうこともできる。

乳白色のスープ
乳白色のスープ

看板メニューは、3種類から選べる水炊きのコース。鍋の具は鶏肉とつくねのみと、実にシンプル。多くの人が、鶏のうまみが溶け込んだ乳白色のスープの虜になり、リピーターになるという。同店が使っているのは、程よく脂がのって適度な弾力があるブランド鶏「伊達鶏」。水炊き鍋以外の鶏料理も食べられる。

1階から2階へと続く階段
1階から2階へと続く階段

時が経てば客の舌も変わる。作り手も変わらなければ、時代遅れになってしまう。同店では、鶏のうまみにこだわるという伝統は守りながら、素材も製法もマイナーチェンジを重ねて進化し続けている。数十年ぶりに再訪した人が言う「昔と変わらず、おいしい」という言葉は、最高の誉め言葉に違いない。

建物正面の入口
建物正面の入口

接待の他、結納、お食い初め、還暦祝いなど多彩なシーンで使えるので、近くにあると便利だ。1階の奥には本店より気軽に利用できる店舗「げんかい食堂」があり、こちらでは手頃な価格でランチを楽しむこともできる。先人からのバトンをつなぎながら時代の先端を走る老舗は、これからも新宿御苑エリアのシンボルであり続けるだろう。

玄海 本店
所在地:東京都新宿区新宿5-5-1 玄海ビル
電話番号:03-3352-3101
営業時間:16:00~22:00(土・日曜日、祝日は11:00から)
定休日:第2月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/30~1/4)、夏季休暇(2021/7/12~2021/8/31)
http://genkai-group.jp/honten/

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