広々とした芝生に寝そべって、思いっきり遊ぼう!

砧公園

豊かな緑に包まれて過ごせる貴重な公園
豊かな緑に包まれて過ごせる貴重な公園

東京インターを降りてすぐの場所にある「東京都立砧公園」は、紀元2600年記念事業として都市計画決定された大緑地を前身としており、戦時中は防空緑地、戦後は都営のゴルフ場として開放されていた。「家族ぐるみで楽しめる公園」を造成テーマとする都市型公園で、広く開放されており、近隣の小学校や幼稚園の遠足先としても利用されている。気象庁のアメダス雨量計が設置されていることでも有名。391,777.35平方メートルという広大な敷地内には、子どもからシニアまでがのんびりと過ごせるさまざまな施設・設備がそろい、1957(昭和32)年4月1日に開園して以来、平日、休日問わず多くの利用者で賑わいを見せる。

 

子どもの遊べる遊具もそろう
子どもの遊べる遊具もそろう

 “障がいのある子もない子も、みんなで一緒に楽しく遊ぼう!”をコンセプトに作られた『みんなのひろば』には、複合遊具や迷路、楽器遊具など子どもたちが楽しく遊べる遊具が充実している。遊具周りは転んでもケガをしにくいゴムチップ舗装を採用しており、安全にも十分配慮がなされている。「ファミリーパーク」は、ゆるやかな起伏をなす広場に、緑濃い芝生が敷きつめられたのびのびと過ごせる広場。天気の良い過ごしやすい日にはお弁当を食べるのも楽しそう。軟式野球場兼競技場、小サッカー場といった子どもがスポーツを楽しめる施設も整っているため、野球やサッカーに打ち込む活発な声が聞こえるのも心地よい。

公園内には売店も
公園内には売店も

焼きたてパンやドリンクを購入できる売店も点在しているので、散策に疲れた際の小休止も可能。つぶあんやカスタードが入った名物「きぬた焼き」はわざわざ食べる価値あり。また、「バードサンクチュアリ」はコナラ、サワラ、エゴノキなどの樹林を柵で囲われている野鳥観察ポイントで、中ではシジュウカラやカルガモ、コサギなど12~13種類の野鳥を観察することができる。案内図や観察のポイントが掲示されており、初めての訪問者にも優しい配慮がなされている。多摩川の支流の一つ、「谷戸川」が敷地内に流れており、4つの橋が架かっているのも他の公園にはあまり見られないポイントだ。

春には桜の木の下でお花見も楽しめる
春には桜の木の下でお花見も楽しめる

園内には、ソメイヨシノやヤマザクラなど約930本の桜が植えられており、春になると「砧公園」はピンク色に染まる。大木が多く、枝が地際まで伸びているので、目の高さでサクラを愛でることができる。5月、10月には「バラを観る会」、2月には「野鳥観察会」など、季節を味わうイベントも催される。

 

世田谷美術館
世田谷美術館

 また、砧公園の一角にある美術館では、幅広い視野のさまざまな展覧会や、プログラム、イベントが催されている。ゆっくり園内を一周するだけでもいい運動になる素敵な公園。このエリアで暮らしを始めたら、生活の一部として利用したい。

砧公園
所在地:東京都世田谷区砧公園、大蔵1、岡本1 
電話番号:03-3700-0414(砧公園サービスセンター)
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format..

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