JR中央線沿線で深い文化が根付き、食の楽しみも多い「荻窪・西荻窪」エリアで充実の日々を満喫

JR中央線や東京メトロ丸ノ内線で都心直結

JR中央線と東京メトロ丸ノ内線が乗り入れる「荻窪」駅
JR中央線と東京メトロ丸ノ内線が乗り入れる「荻窪」駅

杉並区は東京23区の西に位置し、住みたい街としても人気のJR中央線沿線に広がる。古くから別荘地、邸宅街として開発された歴史もあり、今も閑静な街並みに恵まれている。荻窪・西荻窪エリアは杉並区の拠点としてにぎわい、生活利便と穏やかな住環境を併せ持つ街だ。

荻窪・西荻窪エリアの最寄りとなる「荻窪」駅と「西荻窪」駅の両駅はともにJR中央線が停車する。「荻窪」駅は快速や通勤快速が停車するほか、「西荻窪」駅にも土曜休日を除き快速が停車する。快速に乗れば「新宿」駅や「御茶ノ水」駅、「東京」駅などへ、中央・総武線各駅停車なら「代々木」駅、「飯田橋」駅、「秋葉原」駅のほか「船橋」駅や「千葉」駅方面にも乗り換え不要でアクセスできる。各駅停車の一部は「中野」駅から東京メトロ東西線に直通し、「大手町」駅や「日本橋」駅や「茅場町」駅などにもダイレクトアクセスとなる。

「荻窪」駅には東京メトロ丸ノ内線も乗り入れる。東京メトロ丸ノ内線は「新宿三丁目」駅、「霞ケ関」駅、「銀座」駅、「大手町」駅などショッピングタウンやオフィス街へ直結するほか、「荻窪」駅が始発となり、座って移動できるのもうれしい。

邸宅街として発展した荻窪

荻窪エリアの街並み
荻窪エリアの街並み

「荻窪」駅は1891(明治24)年に開業し、以降、周辺では別荘地や邸宅街の開発が進んだ。内閣総理大臣にもなった近衛文麿もこの地に暮らした一人で、その邸宅であった「荻外荘」(てきがいそう)は今も残り、国の指定史跡になっている。

文化人に愛されたこともこのエリアの特徴で、詩人として有名な与謝野鉄幹・晶子夫妻は荻窪を終の棲家とし、井伏鱒二は荻窪での暮らしを『荻窪風土記』につづっている。音楽評論家の大田黒元雄も居を構え、邸宅跡地は現在、「大田黒公園」として整備され、日本庭園が残されている。

多くの文化人が暮らし、神田や飯田橋などの出版社が集まるエリアへのアクセスがよいという背景もあり、荻窪には「岩森書店」や「竹中書店」といった質の高い古書店が多いことで知られる。また、古くからクラシック文化が根付き、有名な「名曲喫茶ミニヨン」もある。荻窪では今も毎年「荻窪音楽祭」が開催されており、2023(令和5)年に第36回を迎えた。

大型ショッピング施設から商店街までそろう「荻窪」駅前

「荻窪」駅直結の「ルミネ荻窪」
「荻窪」駅直結の「ルミネ荻窪」

「荻窪」駅周辺には「ルミネ荻窪」や「荻窪タウンセブン」といった大規模ショッピング施設が集まり、買い物の利便性も高い。「荻窪タウンセブン」は商店街の再開発で誕生した歴史があり、鮮魚店の「魚耕」や「東信水産」、精肉店の「にくのくに」や「肉匠たなか」など老舗の専門店が集まる。併設のスーパーマーケット「西友荻窪店」は24時間営業で夜遅くなっても買い物が可能だ。「ルミネ荻窪」にはデパ地下グルメをはじめ、ファッションや雑貨、書店などの専門店が入り、休日のショッピングの楽しみも多い。

「荻窪」駅周辺には北口の「荻窪教会通り」や南口の「荻窪南口仲通り」など活気あふれる商店街も広がり、買い物の選択肢は豊富だ。

ラーメンとカレーの有名店が集結する「荻窪」駅周辺

荻窪3大カレー店に数えられる「トマト」
荻窪3大カレー店に数えられる「トマト」

荻窪はグルメタウンとしても人気だ。荻窪には戦後からラーメン店が多く集まり、1980年代の初めには有数のラーメン激戦区となっていた。今も1949(昭和24)年創業以来オーソドックスな荻窪ラーメンの味を守る「春木屋」をはじめ、「丸信中華そば店」や「手もみラーメン 十八番」、「ねいろ屋」など有名店が営業を続けており、多くのラーメンファンを魅了している。

近年はカレー店のオープンも相次ぎ、カレーの街としても注目されるようになった。とくに「トマト」、「すぱいす」、「吉田カレー」は荻窪3大カレー店とも呼ばれる有名店だ。

「西荻窪」駅周辺に広がるアンティーク街

おしゃれな食器も多い「ひぐらし古具店」
おしゃれな食器も多い「ひぐらし古具店」

「西荻窪」駅周辺は、アンティークショップや居酒屋、こだわりが光る個性的な専門店などが軒を連ねる中央線沿線の中でも特徴的なエリア。

駅周辺には1980年代からアンティークショップが集まり、北欧家具を販売する「Dawner(ダーナー)」、デザイン性に富み、使いやすい雑貨を扱う「UNTIDY(アンタイディー)」、ヨーロッパを中心に仕入れているヴィンテージ家具や雑貨が並び、多くのファンに愛される「ひぐらし古具店」など、新旧あわせ個性的なショップが約60店舗も並ぶ。

幅広いグルメが味わえる西荻窪

アジアの街角のような風情が漂う「西荻窪 柳小路」
アジアの街角のような風情が漂う「西荻窪 柳小路」

「西荻窪」駅の南口には、趣のある飲食店街が広がり、吉祥寺の「ハモニカ横丁」と並び、昭和レトロの雰囲気を味わえる街として遠くから通う客もいるという。とくに「西荻窪 柳小路」は路地裏に気軽に楽しめるグルメ店が並ぶ一角だ。

そのほか、西荻窪には雰囲気のよいカフェや喫茶店も点在し、くつろぎの時間を過ごせる。また、西荻窪も荻窪とともにカレーの名店が多いことで知られている。

西荻窪のイベントを楽しむ

日替わりでカフェがオープンする「暮らしのいろいろ ていねいに、」
日替わりでカフェがオープンする「暮らしのいろいろ ていねいに、」

西荻窪では年間を通じて、多くのイベントが開催されている。毎月第3日曜日に「西荻窪駅南口 柳小路」で開かれる「西荻昼市」では、グルメ店の店先に屋台が出て、アジアの街のような異国情緒が漂う。老舗のフレンチの店「こけし屋」では毎月第2日曜日に「こけし屋朝市」が開かれ、自慢の料理を味わえる。

暮らしのいろいろ ていねいに、」のカフェスペースでは曜日替わりでカフェがオープンするほか、セラピールームでのよもぎ蒸しや占い、ヨガなどが開かれる。ワークショップ、街歩きツアーなどのイベントも豊富だ。

別荘地、邸宅街として発展した歴史と風格を受け継ぎ、文化の薫りも漂う荻窪・西荻窪エリアは都心へのアクセスや買い物環境にも恵まれ、便利で快適な暮らしを実現できるだろう。

JR中央線沿線で深い文化が根付き、食の楽しみも多い「荻窪・西荻窪」エリアで充実の日々を満喫
所在地:東京都杉並区