甘さ控えめの昔ながらの洋菓子店

クーロンヌ洋菓子店

1970（昭和45）年に夫婦で創業した洋菓子店「クーロンヌ洋菓子店」。店名のクーロンヌはフランス語の「王冠」が由来で、店のトレードマークとして看板にも描かれている。「竹ノ塚」駅から徒歩3分ほどの場所に「クーロンヌ洋菓子店」はあり、どこか懐かしい店構えが印象的だ。

アットホームな空間が広がる店内のショーケースには、その日の朝につくられたケーキが並ぶ。できるだけ焼き置きをしないことと、甘さ控えめで仕上げることがこだわりだ。

人気メニューである「モカロール」は甘さ控えめなのはもちろんのこと、ほろ苦さが絶妙。スポンジがレンガのように小分けに配置されており、その間にバタークリームが塗ってあるという手の込んだ逸品だ。味わいだけでなくその断面の美しさにも魅了される。「モンブラン」や「ショートケーキ」といった洋菓子店の定番メニューも期待を裏切らない。