街を知るコラム

交通の結節点であり、賑わいあふれる新しい街へと進化する荒川区東日暮里

JR線、京成線、日暮里・舎人ライナーの3社路線が乗り入れる「日暮里」駅は人の往来が多い、荒川区の拠点となるエリア。歴史・文化資源のある地域特性をいかしながら、安全・安心でにぎわいのある街づくりを推進している。憩いの場所となる公園や子育て環境も充実しており、暮らしやすい街と言えるエリアだ。

昔ながらの面影を残しながら、新たな魅力も発見できる街

日暮里繊維街
日暮里繊維街

荒川区東日暮里エリアは、かつて繊維や菓子を扱う問屋街として栄えた歴史があり、今も老舗店が残る。中でも生地問屋などが並ぶ「日暮里繊維街」は全国から注目されており、区内外からはもちろん、海外からも観光客などたくさんの人が訪れる。「日暮里」駅の西側には、下町の風情が漂う「谷中ぎんざ」のレトロな街並が広がる。

谷中ぎんざ商店街
谷中ぎんざ商店街

近年は、「日暮里」駅周辺の再開発などによってくらしの利便性がさらに向上し、新旧の魅力が混在する街となっている。2019(令和元)年には、実際にその地域で“生活する”という視点で審査された「本当に住みやすい街大賞2019」に、日暮里エリアが3位にランクインするなど、暮らしやすい住宅地としても注目を集める。

各地へのアクセスに便利なハブエリア、出張や旅行にも便利

「日暮里」駅前の様子
「日暮里」駅前の様子

東日暮里エリアからは「日暮里」駅や「西日暮里」駅を徒歩圏で利用でき、JR山手線沿線や東京メトロ千代田線沿線の主要駅へのアクセスも便利。エリア周辺だけで4駅8路線が利用可能で、どこへ行くにも困らない好立地だ。「日暮里」駅を利用すれば、新幹線が乗り入れる「上野」駅へは2駅、「羽田空港」へは2回の乗り換えのみでアクセスでき、「成田空港」へはスカイライナーを利用して最速36分で行くことができ、出張や旅行の際も便利。「新宿」駅には25分ほど、「渋谷」駅にも30分ほどで移動ができる。

また、新交通システム「日暮里・舎人ライナー」の開通により荒川区内を縦断できたり、エリア北側には京成線「新三河島」駅やJR常磐線「三河島」駅も徒歩圏内にあるなど、利便性が良い。

安全・安心なくらしが期待できる荒川区

警視庁のデータから地域の安全・安心を調べてみると、治安の良さが分かる。2019(令和元)年のデータによると、荒川区は交通人身事故発生件数が最も少なかった(出典※1)。子どもを外で遊ばせることができ、通学させるうえでも安心な風土が根づいている。また、同じく2019(令和元)年のデータによると、東京23区内中で侵入窃盗件数は最も少なく、強盗などの凶悪犯罪と暴行・傷害などの粗暴犯、自動車等や自転車等などの非侵入窃盗件数はそれぞれ2番目に少ない。区の面積や人口密度も関係するが、犯罪の総合件数をみても、2番目に少ない区であることが分かる。(出典※2)

※1警視庁「区市町村別交通人身事故発生状況 令和元年中」
※2警視庁「平成31(令和元)年 区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」

周辺の再開発事業により今後の街づくりにも期待が膨らむ

駅前再開発で誕生した「サンマークシティ(日暮里ひぐらしの里)」
駅前再開発で誕生した「サンマークシティ(日暮里ひぐらしの里)」

安全・安心に暮らせる街づくりや街の活性化、新たなにぎわいの創出を図るための再開発事業に取り組んでいる荒川区。 「日暮里」駅周辺では、2007(平成29)年にランドマークとなる駅直結の「サンマークシティ(日暮里ひぐらしの里)」が竣工したのを皮切りに、再開発によってますます、魅力的なエリアとなっている。

「西日暮里駅周辺地域まちづくり構想パンフレット(概要版)」より
「西日暮里駅周辺地域まちづくり構想パンフレット(概要版)」より

さらに、「西日暮里」駅周辺も2025(令和7)年度竣工を目指した大規模な再開発が計画されている。JR駅と日暮里・舎人ライナー駅をつなぐペデストリアンデッキの整備が予定されており、2駅間のアクセス向上が期待できる。また、文化ホール、イベントホール、ギャラリーなどの施設開発も計画されている。すでに、2019(令和元)年12月に、飲食店や産直ショップなどが入る複合施設「西日暮里スクランブル」おり、新しい街として生まれ変わり始めている。また、「三河島」駅の北側地域においても再開発計画が進んでいる。都市型住宅、業務・商業施設等の効果的な整備が推進され、周辺の活性化が図られている。

施設や荒川区の子育て支援の充実した子育てしやすいエリア

東日暮里周辺に公園や教育施設が充実しており、子育てにも適している。

東京都福祉保健局の資料によると、2019(平成31)年4月1日での待機児童数は45人と、23区で7番目に少なく、前年と比較すると約半数まで減少しており、子育てをしながら働きやすい環境づくりが進められていることが分かる。また、東日暮里エリアには「夕やけこやけふれあい館」、「東日暮里ふれあい館」、「ami-ami子育て交流サロン」など親子同士の交流や子育て相談などのサポートを気軽に利用できる施設もあるのも安心だ。

日暮里南公園
日暮里南公園

また、荒川区で取り組んでいる子育て応援や教育支援の事業にも注目できる。「あらかわキッズ・マザーズコール24」は、妊娠中や育児に関する相談を、24時間365日年中無休で看護師資格をもった専任スタッフが対応している。対象は妊娠中から18歳未満までの子どもをもつ保護者で、気軽に悩みや疑問を相談できる。公衆浴場で親子がふれあう機会をつくることができる、「荒川区親子ふれあい入浴事業」など、ユニークな子育て支援もある。荒川区では、しっかりした学力を身に付け、能力や可能性を伸ばし、いきいきと学校生活を送って欲しいとの思いから、学校選択制度を実施している。

賑わう「上野恩賜公園」
賑わう「上野恩賜公園」

都心に近いながら、日常使いで子どもものびのび遊べる広場や遊具がある「日暮里公園」「日暮里南公園」などの児童公園が点在し、少し足を伸ばせば都内屈指の桜の名所でもある「上野恩賜公園」や、プールや運動施設も充実した「荒川自然公園」などの大規模公園もある。

優れた交通アクセス、新旧の街の魅力、便利さと落ち着きのバランスの良い環境がこのエリアの魅力だと言えるだろう。

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