多摩川に面した自然豊かな街、中河原エリアは子育てファミリーが便利に暮らせる街

今も昔も多摩地域の拠点となっている府中市

府中市は東京都のほぼ中央、「東京都庁」から西に約20kmに位置する。かつては「武蔵国国府」が置かれ、府中という地名もこれに由来する。多摩地域有数の歴史を誇る「大國魂神社」の門前町として栄え、江戸時代には甲州街道の宿場も設けられた。

市域の南には多摩川が流れ、「府中」駅近くには「馬場大門のケヤキ並木」も広がるなど自然にも恵まれている。「大國魂神社」の例大祭である「くらやみ祭」など伝統の行事も多い。近年は「府中」駅周辺で再開発が行われ、ショッピング施設がオープンするなど、多摩地域の拠点として発展が続いている。

豊かな自然や買い物の利便性が府中市暮らしの魅力！

府中市が2023（令和5）年に発表した『第55回市政世論調査』の結果によると「府中市は住みよいところだと感じるか」という質問に対して、95.9％が「住みよい」または「どちらかといえば住みよい」と回答した。また、「よいと感じる住まいの環境」について尋ねた質問では、「緑の豊かさ」「風通し、日当たり」「日常の買い物の便」の順に多かった。

この結果は府中市民が豊かな自然や恵まれた住環境、買い物の利便性を評価し、住みよさを感じていることを示す。

幅広い年代に対する府中市の子育て支援

府中市は子育てファミリーにも人気だ。子ども医療費助成は高校生まで対象となり、医療費の自己負担分が助成される。2022（令和4）年には「府中」駅前の「フォーリス」内に「子育て世代包括支援センター「みらい」」がオープンし、母子健康手帳交付窓口、乳幼児健診会場、子育て相談窓口が1か所にまとまり便利になった。

府中市では7か所の保育園で「子育てひろば」が開かれており、子どもの遊び場、保護者の交流の場として親しまれている。また、中学生や高校生を対象にした自主学習スペース「てらこや中河原」が開設されており、幅広い年代の子どもに対する支援が行われている。「ふちゅう子育て応援アプリ」にこのような府中市の子育て情報がまとめられているのも便利だ。

多摩川の自然を身近に感じる第7地域に属する中河原エリア

2021（令和3）年に改定された『府中市都市計画に関する基本的な方針』では将来都市像を「きずなを紡ぎ 未来を拓く 心ゆたかに暮らせるまち 府中」とし、活気にあふれた街づくりや交通アクセスの整備、自然環境や住環境の維持を行うとした。

さらに、市内を8地域に分け、地域の特徴に合わせた街づくりの方針を具体的に示した。このうち第7地域は市域の南西部、京王線「中河原」駅から多摩川の間にかけて広がる。この地域は京王線「中河原」駅や鎌倉街道など交通アクセスに恵まれ、「府中市郷土の森公園」や多摩川など自然も身近だ。

第7地域では自然を保全し、狛江国立線など新たな道路の整備を進めるとともに、「中河原」駅付近の拠点機能を充実させることにしている。これにより、今後も第7地域では自然と生活利便を併せ持つ街が維持されると期待できる。

24時間営業のスーパーマーケットもある「中河原」駅前環境

中河原エリアは第7地域の中心地となる街だ。最寄りとなる「中河原」駅から京王線に乗れば「府中」駅まで2駅4分でアクセス可能。「府中」駅で特急に乗り換えれば「新宿」駅方面へのアクセスもよい。隣駅となる「分倍河原」駅はJR南武線に接続し、「立川」駅や「川崎」駅方面にもスムーズにアクセスできる。

「中河原」駅はバスターミナルが整備され、「府中」駅や四谷六丁目、よつや苑西方面に向かう「ちゅうバス」が乗り入れている。「ちゅうバス」は1乗車100円、30分間隔と使いやすく、目的地によっては「ちゅうバス」の利用も便利だ。

「中河原」駅前には24時間営業の「西友 中河原店」、深夜0時まで営業している「ライフ 府中中河原店」とスーパーマーケットがそろい、夜遅くなっても買い物ができる。多くの診療科に対応する「府中恵仁会病院」も近い。南側を流れる多摩川沿いはサイクリングロードが整備され、さわやかな風を感じながら散策やジョギングもできる。サイクリングロードを東に走れば、梅やアジサイの名所でバーベキュー場もある「府中市郷土の森公園」が広がる。

快適な住環境が人気の府中市でもとくに豊かな自然に恵まれた中河原エリア。優れた生活利便も併せ持ち、ファミリーが心地よく暮らせる街と言えるだろう。

多摩川に面した自然豊かな街、中河原エリアは子育てファミリーが便利に暮らせる街
所在地：東京都府中市