農業体験だけじゃない!ユニークな企画が満載

三鷹オーガニック農園

三鷹オーガニック農園の入口にあるキッチントレーラーThe picnic
三鷹オーガニック農園の入口にあるキッチントレーラーThe picnic

江戸時代から続く農園で、無農薬の土を大切に守ってきた三鷹オーガニック農園。野菜販売や、キッチントレーラーを使ったレストラン、併設されているキャンプ場、初心者から上級者までを対象としたスクール、農園ならではの体験・ワークショップなどさまざまな取り組みを行っている。同農園では、新鮮有機野菜の宅配販売も行っている。ホームセンターなどで販売されているF1の種ではなく、伝統野菜の種、固定種在来種の種を使用している。農薬も化学肥料も使わないこだわり栽培のオーガニック野菜は、どれも貴重なものばかり。

ぶどうはジュースやピクルスなど加工品にして販売することも
ぶどうはジュースやピクルスなど加工品にして販売することも

一年を通してさまざまな種類の野菜を栽培している。訪問した6月は水菜やルッコラ、とうもろこしにパクチーなどが育成されていた。同農園では季節で移ろいゆく、旬の野菜や葡萄、柚子など収穫したてのものを近隣住宅・レストランへ宅配するサービスを実施している。あまりスーパーマーケットなどではお目にかかれないような野菜もあるというが、そういう野菜は調理方法のメモをつけてもらえるので、料理のバリエーションを増やすこともできるだろう。身体に嬉しいオーガニック野菜を自宅にいながら手に入れられるサービス、契約組数が決まっているので、登録できる場合には積極的に利用したい。

農園のマスコット
農園のマスコット

また、週末にはキッチンカーを利用したカフェがオープンする。採れた野菜や果物を利用したドリンクやフードの販売を行っている。こちらは登録の必要はないので、三鷹オーガニック農園を初めて利用するならまずはカフェを訪問してみてはいかがだろうか。

目にする機会の少ないパクチーの花
目にする機会の少ないパクチーの花

オーガニックの魅力に気づいたら、定期的に開催されているワークショップへの参加をお勧めする。「さつまいも掘り」や「葡萄狩り」「レンガの窯でピザ焼き体験」などイベントの内容は時季によって変化する。野菜の収穫を体験したあと、獲った野菜を量り売りしてもらえるイベントもあり、Instagramで発信している。「都会の中で子どもに土をいじる感覚を知ってほしい」という子育て世代の参加も多いそうだ。

水菜の様子
水菜の様子

どっぷりと畑作りにのめり込みたいと思ったら農業スクールに参加してみてはいかがだろうか。野菜の育て方を学びながら実際の畑を耕していく。スコップ、バケツ、ハサミ、やぐら資材など、畑に必要な道具の無料レンタルがあるのも嬉しい。「野菜づくりのカルチャースクール」、「ぶどうの学校」や「みたか有機野菜塾」など講座の種類も豊富だ。

グランピングサービスも人気だという
グランピングサービスも人気だという

都会で暮らす中で、新鮮かつ高栄養の伝統野菜が手に入る環境は大変貴重といえる。このエリアに暮らす際には「三鷹オーガニック農園」を生活の一部のように使いたい。

三鷹オーガニック農園
所在地:東京都三鷹市上連雀9-16 
電話番号:080-2001-1665
https://www.instagram.com/mitaka_organic..

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