ワイン1杯からフルコース料理まで幅広く楽しめる店

バール・エ・エノテカ・インプリチト

「表参道」駅前から徒歩約13分、「東4丁目」の交差点近くに、ワインバル「バール・エ・エノテカ・インプリチト」がある。創業は2003(平成15)年。まだ日本でワインバルの業態が一般的でなかった時代に生まれ、「ワインを気軽に楽しむ」というカルチャーを広げてきた店だ。イタリアの料理や文化、そしてイタリアのワインが大好きでたまらないという松永聡オーナーが築いた店であり、ワインも料理も、本場さながらのものを揃えている。

「バール・エ・エノテカ・インプリチト」
「バール・エ・エノテカ・インプリチト」

店内はシックにまとめられながらも、カジュアルさも併せ持つスタンディングスタイルのインテリア。小ぶりなテーブルにカウンターチェアを組み合わせた席と、スタンディングのバーカウンターがあり、用途に応じて使い分けができる。

カジュアルさもありながら大人の雰囲気を感じさせる店内
カジュアルさもありながら大人の雰囲気を感じさせる店内

また、同じビルの地下には「オステリア スプレンディド」というレストラン部門が存在する点も、この店の特徴のひとつ。接待や記念日のお祝い等での利用はもちろん、ワイン好きの集まりや、イタリアのワイン醸造元からゲストを招いての「メーカーズディナー」などのイベントも開催されている。

地下と1階をつなぐ階段
地下と1階をつなぐ階段

1階の料理はサイドディッシュ的なものが中心。食材の大半はイタリアから取り寄せているもので、中でも生ハムやサラミ類には熱烈なファンが多い。産地はパルマやその周辺地域のものが多いそうで、他店ではなかなか出会えないようなブランドを扱う。イタリアの生ハムは脂身が多いので、噛むごとに広がっていく、脂身に秘められた香りと旨味を楽しむのというのが正しい嗜(たしな)み方。もちろん、これに合わせるワインにはイタリア産がベストなのだという。

 

生ハムの盛り合わせ
生ハムの盛り合わせ

一方、地下のフロアではコース料理を提供している。皿数の分だけワインをペアリングして楽しむコースもあるのだと言い、自分でワインを選ぶのも楽しいが、ソムリエが選ぶワインと合わせてコースを楽しむこともできる。

また、ペアリングで使ったワインは上のフロアでもグラスワインとして提供され、ワインバルではつねに20種類以上、時には30種類以上のグラスワインを扱っている。時には非常に珍しい銘柄も登場するそうで、「普通のワインにはもう飽きた」という人々からも好評を得ているという。

ズラリと並ぶワイングラス
ズラリと並ぶワイングラス

現在の店舗は2017(平成29)年4月に改装されており、その際に新しく加わった、シェフの小早川大輔さんとソムリエの齋藤貴子さんが現在の主要メンバー。小早川シェフはもともとイタリアで12年もの間、幾つもの名店で料理修行をしていたのだそう。イタリアでは北から南まで回って各地の料理をマスターしたとのこと。現地の食材と国産の旬素材を組み合わせて紡ぎ出す、珠玉のイタリア料理を楽しませてくれるだろう。

そこに絶妙なペアリングをするのは齋藤ソムリエの役割。「ワインリストは一応ありますけれど、それはあくまでも簡易的なもので、本当に幾つの銘柄があるのかは私にもわかりません。たぶん、ビンテージ違いも含めたら3,000以上あると思うのですが…」とのこと。産地や銘柄の特徴が分からなくても、「今日は幾らくらいで、こんなワインを飲みたい」と伝えれば、客に合わせた1本を発掘してくれるとのこと。実は齋藤さんも、シェフ以上にイタリア滞在歴が長いというベテランだ。二人をはじめスタッフ全員の明るい接客も、料理やワインの美味しさを引き立ててくれる。

地下の「オステリア・スプレンディド」ではコース料理を提供
地下の「オステリア・スプレンディド」ではコース料理を提供

本物を知る人々に愛され、ワイン1杯から、ワイン尽くしのフルコース料理なで幅広いレパートリーを持つ「バール・エ・エノテカ・インプリチト」は、ワイン一杯からでも、予約が無くても来店OKとのこと。まだ未体験の人は、ワインが好きな人と連れ立ってぜひ訪れてみてほしい。

バール・エ・エノテカ・インプリチト
所在地:東京都渋谷区東4-6-3 Belle Air 1F
電話番号:03-5774-4433
営業時間:月~金曜日 18:00~翌2:00(土曜日は~翌1:00)
定休日:日曜日(ただし祝日の場合は営業、翌月曜日休み)
http://www.implicito.com/

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