四川・上海中心の本場の中国料理を堪能できる老舗

香港園

目黒で中華といえば「香港園」。永きに渡り、多くの人々に愛されている
目黒で中華といえば「香港園」。永きに渡り、多くの人々に愛されている

「目黒」駅からほど近いこの地に居を構え、66年の歴史を刻む「香港園」。家族連れはもちろん、有名芸能人や著名人、政治家などにもファンが多い。四川・上海中心の中国料理をいつでも楽しめるとあって、平日のランチだけでなく特別な日にも利用できる、懐の深さもこの老舗の魅力である。

「フカヒレの茶碗蒸し」をはじめどのメニューも絶品で、ビールなどによく合う
「フカヒレの茶碗蒸し」をはじめどのメニューも絶品で、ビールなどによく合う

こちらの名物は「フカヒレ茶碗蒸し」。たっぷりと盛られた高級フカヒレの下には、フルフルの茶碗蒸しが入っており、優しい味の茶碗蒸しと贅沢な味わいのフカヒレが口の中で絡み合い、思わず口元がほころぶ。「紋甲イカの香味揚げ」も人気で、柔らかい紋甲イカをフワッと揚げ、ニンニクや香草を効かせた薫り高く仕上げた逸品だ。香ばしいナッツと山椒の香りが癖になる、「蒸し鶏の冷製辛味だれ」もお勧め。美味しさはもちろんのこと、すべてのメニューが丁寧に調理されており、この誠実な味わいに長く愛される理由が分かる気がしてくる。

「紋甲イカの香味揚げ」も絶品!人気NO.1なのも納得の美味しさだ
「紋甲イカの香味揚げ」も絶品!人気NO.1なのも納得の美味しさだ

店内の階段付近に何気なく飾られている写真には、教科書で見かけた歴史上の人物が多く登場し、一見の価値がある。中でも、食通として知られる作家・池波正太郎は、日常的にこちらの店に通っていたそうだ。彼が愛したのは、前述の「フカヒレ茶碗蒸し」に加え「上海焼きそば」だったとのこと。画家の横山大観、速水御舟らが通っていた時期もあるそうで、当時は文化人の社交場として、さぞにぎわっていたことだろう。

外観から老舗の重厚感が感じられるが、懐かしさも漂っており、何度でも訪れたくなる
外観から老舗の重厚感が感じられるが、懐かしさも漂っており、何度でも訪れたくなる

「香港園」は利便性の高い立地にあることから、家族連れをはじめ、ビジネスで利用する人も多く、あらゆるシーンを想定したコースメニューが揃う。また、フロアだけでなく大小の個室も完備。誰もが好む味付けなので、老若男女が食事を楽しめるほか、昼夜の通しで営業しているのもありがたい。老舗らしく、蝶ネクタイの店員がキビキビと料理をサーブしてくれるのは心強く、種類豊富な紹興酒に加え、ビールは3銘柄、日本酒、焼酎、ウイスキー、ワインもある。近隣のビジネスパーソンは、「困ったら香港園」と心得ていることだろう。

香港園
所在地:東京都目黒区下目黒1-8-8 
電話番号:03-3491-1641
営業時間:月~金曜日 11:30~22:00(L.O.21:30)、日曜日・祝日 11:00~21:30(L.O.21:00)
定休日:無休(12/31は、お節販売のみ、1/1.2は休業、3日は要予約コースのみ)
https://www.hongkongen.com/

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