町田仲見世商店街

町田エリアにはさまざまな商店街や通りが存在し、幅広い年代の人々が集い楽しめる環境がそろっている。日々のにぎやかさは心に潤いと高揚感を与えてくれる。そんな町田エリアの商店街の中で、一際個性的で異才を放つのが「町田仲見世商店街」だ。JR横浜線ターミナル口から徒歩3分の場所にあり、半世紀以上の歴史を持つ。戦後の混乱の中生まれた同商店街は、「西のアメ横」とも呼ばれているのだとか。

他の通りとは違い、同商店街には屋根が設置されており、天候を気にせずにショッピングが楽しめるのもポイントだ。一歩足を踏み入れると雑多な空気に満ちていて、まるで別世界に迷い込んだかのよう。そんなレトロな雰囲気を全身で感じたい。

並ぶ店舗はバリエーションに富んでいる。服飾雑貨、こだわりのグルメのお店、気軽に立ち寄り、街歩きを楽しめるハンドフードのお店などさまざまだ。沖縄料理やエスニック料理、昔ながらのラーメン店などおひとり様はもちろん、友人知人とも気軽に立ち寄れるお店が軒を連ねている。近年ではその数を減らしつつある街の魚屋さんなどもあり、近隣住民から愛されているのが伝わってくる。

商店街の入り口に店を構えるのは「マルヤ製菓」だ。たい焼きや大判焼き、あんこがたっぷりかかったぼた餅など和スイーツを提供している。一方、たい焼きに生クリームやフルーツを挟んだメニューも存在しており、もはや“和菓子”の概念を超えているといっても過言ではない。魅力たっぷりの「町田仲見世商店街」。このエリアに暮らす際には生活の一部として利用したい。

町田仲見世商店街
所在地：東京都町田市原町田 
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