サンフランシスコ発の「Bean to Bar」チョコレートの専門店

ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前

近年、日本でも「Bean to Bar(ビーントゥバー)」という新しいカテゴリーのチョコレートがムーブメントになってきている。Bean to Barとは、文字通りカカオ豆からチョコレートバーを作るまでのすべての工程を一貫して行うこと。「ダンデライオン・チョコレート」では、生産地の明快な「シングルオリジン」のカカオ豆を使用し、選別、ロースティング(焙煎)、摩砕、テンパリング、成形、ラッピングまで自分たちのファクトリーですべての工程を手作業で行っている世界でも数少ないショップだ。

ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前
ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前

「Bean to Bar」の工程が描かれた黒板
「Bean to Bar」の工程が描かれた黒板

今回案内をしてくれたPR担当の芹沢さん
今回案内をしてくれたPR担当の芹沢さん

「ダンデライオン・チョコレート」は、サンフランシスコに始まる。日本での一号店を開くにあたり、本家にならい、モノづくりの歴史とクラフトマンシップに満ちた蔵前を選んだという。1階はチョコレートファクトリー、2階はカフェになっている。ファクトリーで製造している様子を見ながら、商品を選び、カフェでいただくことができる。

1階のカフェスタンドとチョコレートファクトリー
1階のカフェスタンドとチョコレートファクトリー

焙煎後のカカオ豆
焙煎後のカカオ豆

メランジャーから取り出したチョコレート
メランジャーから取り出したチョコレート

成形。すべてを一貫して行う
成形。すべてを一貫して行う

2階のカフェスペース。木のぬくもりのなか柔らかな陽射しが注ぐ
2階のカフェスペース。木のぬくもりのなか柔らかな陽射しが注ぐ

取材の日、出していただいたのは3種類の人気メニュー。「ヨーロピアンホットチョコレート」は、濃くて温かい、コクのあるイタリア風の飲むチョコレート。「スモア」は、グラハムクラッカー、マシュマロ、チョコレートガナッシュのスモアでサンフランシスコの「ダンデライオン・チョコレート」でも人気が高い。注文後にマシュマロを焼いて出してくれる。シングルオリジンのチョコレートを使った3種類のブラウニーを食べ比べできる「ブラウニーバイトフライト」は、こちらで一番人気の商品で、それぞれ独特のフレーバーが楽しめる。いずれもカフェスペースでイートインできるほか、テイクアウトも可能だ。

チョコレートのコクを楽しめる「ヨーロピアンホットチョコレート」
チョコレートのコクを楽しめる「ヨーロピアンホットチョコレート」

焼かれたマシュマロの甘味が加わる「スモア」
焼かれたマシュマロの甘味が加わる「スモア」

3種の異なるシングルオリジンチョコレートで作られたブラウニーを食べ比べできる「ブラウニーバイトフライト」
3種の異なるシングルオリジンチョコレートで作られたブラウニーを食べ比べできる「ブラウニーバイトフライト」

カカオ本来の味を楽しむなら、チョコレートバーがおすすめ
カカオ本来の味を楽しむなら、チョコレートバーがおすすめ

Bean to Barは大量生産のチョコレートと異なり、一度に小ロットしか作れない。しかし、ここではすべてが明快で、作業の様子までつぶさに見られるので、透明性が高く安心感がある。「ダンデライオン・チョコレート」のチョコレートバーは、カカオ豆とオーガニックのきび砂糖、この2種類だけで作られていて、ココアバター、レシチン、バニラなどは入っていない。

チョコレートについて学ぶワークショップや工場見学、チョコレートづくりなど、チョコレートの魅力を伝えるために様々なイベントも開催している
チョコレートについて学ぶワークショップや工場見学、チョコレートづくりなど、チョコレートの魅力を伝えるために様々なイベントも開催している

大量生産のものとは一線を画す味と香り。チョコレートの奥深さに気づき、さらにチョコレートが大好きになるだろう。お店には女性の一人客から家族連れまで続々と訪れる。店舗は公園に面していて、大きなガラス窓から注ぐ光や緑を感じながら芳醇なチョコレートの香りに包まれれば、まさに贅沢な時と空間に気持ちが満たされる。

ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前
所在地:東京都台東区蔵前4-14-6  
電話番号:03-5833-7270
営業時間:10:00~20:00(L.O.19:30)
定休日:不定休
https://dandelionchocolate.jp/

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