担当者にインタビュー!住みやすさと子育て環境から見る、杉並区と久我山エリアの魅力
都心近接でありながら、水とみどりの潤いを感じることのできる杉並区。街の穏やかな風景を連想させる「杉並」という区の名称は、江戸時代に植えられた杉並木に由来していると言われている。エリアごとに異なる表情を持ち、全国的に知られるイベントが開催される点も魅力のひとつだ。
今回はそんな杉並区の特徴、魅力について、区の広報を担当される方にお話をうかがった。

杉並区の住みやすさと人気の理由
――まずは、杉並区の歴史と概要について聞かせてください。
ご担当者様:青梅街道沿いに植えられた“杉並木”に由来する杉並区は、武蔵野台地に位置し、川沿いの自然とともに古くから人々が生活してきた地域です。東京が23区に再編される中で、1932(昭和7)年10月1日に現在の杉並区が誕生。以来、住宅都市として発展を続けています。
現在の杉並区は、JR中央線、東京メトロ丸ノ内線、西武新宿線、京王井の頭線などの鉄道路線が充実し、都心へのアクセスがよい一方で、「善福寺川」・「神田川」などの水辺空間や公園が多く、みどり豊かで住みやすい環境を備えた区となっています。

――杉並区の魅力、特徴はどのようなところにあるとお考えですか。
ご担当者様:杉並区が掲げている未来像は“みどり豊かな 住まいのみやこ”です。都心近接でありながら、落ち着いた住環境と豊かなみどりに恵まれているというのが特徴だと思います。
また、「阿佐谷七夕まつり」や本場の「徳島市阿波おどり」に次ぐ規模にまでなった「東京高円寺阿波おどり」など、高い知名度を誇るイベントが根づき、地域コミュニティと商店街の活気が息づいている街でもあります。

――特に、生活する上で魅力と感じるようなところはどこでしょうか。
ご担当者様:杉並区における生活上の魅力ということで、4つの観点からご説明します。1つ目は“みどり豊かな住環境”です。「善福寺公園」、「和田堀公園」に代表される大型公園が多く、日常のなかにみどりを感じることができます。

ご担当者様:2つ目は“商店街の充実”です。久我山、永福町、方南町、阿佐ヶ谷、高円寺、荻窪、上井草など各エリアにその街を象徴する商店街があります。おしゃれなカフェ、ベーカリーがある商店街もあれば、古着屋の立ち並ぶ商店街もあるなど、多様な商店街があり、自分に合ったお気に入りの場所を見つけやすい点も魅力です。
ご担当者様:続いて3つ目は“安心・安全への取り組み”です。首都直下型地震等に備え、住宅や沿道建築物の耐震化を重要施策とし、耐震診断・改修への助成や専門家相談により促進しています。併せて、地域団体や警察等と連携し、安全パトロールや防犯カメラの設置を進め、災害に強く犯罪の起きにくいまちづくりを推進しています。

ご担当者様:そして4つ目は“交通利便性”です。杉並区は鉄道路線が充実しており、エリアによっては複数の路線を利用することができます。さらに、交通の利便性向上に向けて、AIオンデマンド交通とグリーンスローモビリティ(グリスロ)を導入しています。AIオンデマンド交通は、予約に応じて最適なルートで運行する乗合型サービスで、高齢者等の外出を支えています。グリスロは、電動の低速車両で、「荻窪」駅周辺などを循環し、日常の移動や回遊性の向上に寄与しています。

杉並区の子育て支援とファミリー向けの魅力
――ファミリー層にとって、杉並区はどのようなところが魅力だと思いますか。
ご担当者様:杉並区では、子ども分野の重点施策として“子育て支援の充実”を掲げており、区独自のサービスとして、産後ケアや一時保育、子育て講座、家事援助などの有料サービスに利用できる「杉並区子育て応援券」を提供しています。

ご担当者様:それ以外にも妊娠期から専門職が関わり、一緒に育児プランを作成するゆりかご面接や、出産・子育て相談支援事業(ゆりかご事業)を行っています。
――魅力の多い杉並区ですが、その中でも久我山エリアの特徴について教えてください。
ご担当者様:久我山エリアは杉並区の南西部に位置しており、神田川、玉川上水などの水辺が近く、みどりに恵まれた住宅街です。
京王井の頭線の急行が停車する「久我山」駅があるため吉祥寺・渋谷方面のアクセスがよく、駅周辺には商店街、スーパーマーケットもあり、日常の買い物利便性にも優れた地域です。
ご担当者様:そして何よりも、落ち着きがあり、閑静な住宅街が広がっている穏やかな街の表情が魅力のエリアだと思います。
――区民参加で進めているまちづくりの取組を教えてください。
ご担当者様:区ではこれまで、区民との対話の場づくりに努め、さまざまな声に耳を傾けながら計画の策定やまちづくりの取組を進めてきました。
その一例として、多世代が利用できる公園づくりの取組があります。これは、公園を一定エリア(公園区)で捉え、アンケートやワークショップ等で区民ニーズを把握しながら改修を進めています。
遊具の配置や使い方を区民と一緒に検討し、複数の公園が役割分担できるよう機能を見直すことで、子どもから高齢者まで多世代が安心して利用できる公園づくりを推進しています。

――杉並区としての課題、またその対応として進められていることがあれば教えてください。
ご担当者様:住宅地が多い杉並区にとって一般家庭における二酸化炭素削減は重要課題となっており、太陽光発電システムや蓄電池の設置、窓等断熱改修などの助成を行っています。
――最後になりますが、これから杉並区で居住を検討されている方にメッセージをお願いできますか。
ご担当者様:将来像に、“みどり豊かな 住まいのみやこ”を掲げ、誰もが安心して暮らし続けられるまちづくりを進めている杉並区は、都心へのアクセスがよく、善福寺川や神田川沿いの緑地、公園など、身近に自然を感じられる環境があります。また、地域の商店街やお祭りなど、人と人とのつながりが育まれているのも魅力です。
さらに子育て支援や防災、安全対策など、日々の暮らしを支える取り組みを進めていますので、杉並区での生活を検討されている方は、“自然と都市のほどよいバランス”が日々の暮らしにどのような豊かさをもたらすのかを思い浮かべながら、ぜひ一度、杉並区に足をお運びいただければ幸いです。

杉並区役所
政策経営部企画課 企画調整担当係長(課長代理) 秋間美奈 様
総務部広報課 戦略的広報推進担当係長 奥山佳子 様
所在地:東京都杉並区阿佐谷南1-15-1
電話番号:03-3312-2111
URL:http://www.city.suginami.tokyo.jp/
※この情報は2026(令和8)年3月時点のものです。