清瀬金山緑地公園

西武池袋線「清瀬」駅北口から車で6分ほどの場所にある「清瀬金山緑地公園」は、清瀬市内で最も大きい都市公園である。清瀬市では柳瀬川流域にサイクリング道路や市民体育館、下宿運動公園などを整備しているが、同公園もスポーツ・レクリエーションゾーンの1つとして1986（昭和61）年5月に開園した。敷地面積は約19,943平方メートルで、柳瀬川からそよぐ涼やかな環境に東屋、3,172平方メートルの大きな池、滝、小川、パーゴラ、ベンチ、トイレが備えられている。

 

公園のテーマは「武蔵野の風と光」となっていて、武蔵野に広がる自然の再現を図っている。園内には、ケヤキやクスノキ、コナラ、エゴノキ、ウツギ、ヤマハギなどの樹木が植樹されていて、四季を通じてさまざまな表情を見せてくれる。クマザサなどの野草は武蔵野の雑木林を彷彿とさせる。滝から落ちる水、園内をぬうように流れる小川のせせらぎは、居心地が良い。小川の川底には市が保有している林の樹木を焼いた炭が置かれており、水を浄化している。池にはカルガモや野鳥が羽を休めるために訪れるので、のんびりとバードウォッチングを楽しむのもいいだろう。池の中央には柳をイメージした噴水があり独特な動きを見せてくれる。

 

園内には清瀬の名木・巨木百選である「アズキナシ」と「チャチン」も見どころの一つだ。春には桜が咲くのでお花見の名所としても人気が高い。駅からは距離があるが、園内には28台収容可能な有料駐車場と、駐輪場が備えられているので、アクセスもしやすい。家族でのびのびと過ごしたり、一人で自然を享受したり、ジョギングを楽しんだり、ウォーキングのコースにしたりと幅広い使い方ができる公園だ。

清瀬金山緑地公園
所在地：東京都清瀬市中里4-650 
電話番号：042-497-2098（水と緑の環境課緑と公園係）
https://www.city.kiyose.lg.jp/shisetsu/s..