食品ロスの削減に本気で取り組む

ecoeat(エコイート)+清瀬店

東京都清瀬市・無人販売所「ecoeat(エコイート)+清瀬店」
東京都清瀬市・無人販売所「ecoeat(エコイート)+清瀬店」

西武池袋線「清瀬」駅南口から徒歩4分、清瀬南口商店街「ふれあい通り」沿いに店を構える無人販売店。野菜、精肉、果物、スイーツ、加工品などバリエーション多彩な冷凍食品を購入することができる。明るい緑色の看板が目印。店舗に入るとシンプルな内装、両端に冷凍庫が並んでいる。ふらりと立ち寄れる雰囲気が心地よい。

明るい店内
明るい店内

同店に並ぶ商品は食品メーカーや卸・小売店等の事業者が廃棄する予定であった規格外食品や、販売期限・賞味期限であっても安全かつ美味しく食べられる食品のみを扱っている。

様々な食品が手に入る
様々な食品が手に入る

「ecoeat」の目的は大きく3つある。1つ目は「啓発活動」だ。令和3年度環境省が発表した「一般廃棄物の排出及び処理状況などについて」もよると、年間の食品ロス量は523万トンにも及ぶという。この食品を処理するためには1,860億円が必要になる。そんな食品ロスの現状は店内に掲げられたポップやモニターで訴求されている。また食品の知識、調理、保存方法などを啓発し、美味しい物が捨てられていたのかもしれないという「もったいない」意識を高めることが目的だ。

店内では啓発映像が流れる
店内では啓発映像が流れる

2つ目は「地域貢献」だ。同店では生活に困っている方への食料無償支援を行っている。大量に入荷した食品を「美味しく食べて頂ける間」に販売する必要があるため、求めやすい価格となっている。思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれないので定期的にお店を覗きたい。

24時間営業なのも心強い
24時間営業なのも心強い

3つ目は「活動費の捻出」だ。食品が余り廃棄する事業者がいる一方で、日々の食事に困る家庭がある。この事実をなんとかするためには物流費を主とした活動資金が必要になる。「ecoeat」では売り上げ(剰余金)を使って、食品ロス削減活動費及び生活困窮者への寄贈にかかる費用を捻出している。以上のように、食品を買えば買うほど食品ロスの削減に貢献できるのだ。このエリアに暮らす際には生活の一部のように利用したい。

ecoeat(エコイート)+清瀬店
所在地:東京都清瀬市松山1-25-6 第5アオキビル
電話番号:048-481-2181
営業時間:
24 時間営業
https://www.mottainai-shokuhin-center.or..

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