建学以来、「個性尊重」「自主自立」「自由平等」を実践 明星学園小学校・中学校

1924年(大正13)年、“新教育”の学校として誕生した「明星学園」。早く大人になるよう訓練するのではなく、「子どもには子どもの世界がある」という考えのもと、子どもの感性を大事にする教育を行おうと作られた学校だ。建立時の「個性尊重」「自主自立」「自由平等」の3つを教育理念は、今に脈々と引き継がれている。

明星学園小学校・中学校
明星学園小学校・中学校

創立当初は小学校だけであったが、創立時に入学した最上級生の卒業生に合わせ、1928年(昭和3)年に中学部(旧制中学校)と女学部(旧制高等女学校)を開設。その後、第二次世界大戦後の学制改革において男女共学の中学校と高等学校となり、現在のような小学校から高等学校までの12年一貫教育の形となった。

明星学園小学校・中学校
明星学園小学校・中学校

小学校での教育方針は、考える力、表現する力、社会をつくる力を育むこと。五感を通して様々な事柄を認識する子どもならではの力を最大限の武器に、さまざまな体験によって抽象的な概念や法則を学ぶことを意識している。また、マット運動発表会や歌の会、朗読発表会など発表の機会を多く用意しているのも特徴。発表をする楽しさを子どもたちに味合わせることを大切にしているのだ。

明星学園小学校・中学校
明星学園小学校・中学校

一方、中学校では、自らの世界を広げることも大切にしている。全員で3,000m級の山頂を目指したり、5日間の職場体験をしたり、国内異文化の地での民泊を経験したりとさまざま。また、情報機器に使われるのではなく使いこなす力を身に付けたり、正解のない疑問に対して仲間と一緒に考えたりといった、探求的な学びも多い。

明星学園小学校と中学校は同じ敷地にあり一貫教育を行いながらも、それぞれの年齢に合わせた教育を実施。子どもたち一人ひとりとしっかりと向き合っている学校だ。

明星学園小学校・中学校
所在地:東京都三鷹市井の頭5-7-7 
電話番号:0422-43-2197/0422-43-2196
https://www.myojogakuen.ed.jp/

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