体を動かしながら楽しく英語を学ぶ My Gym 吉祥寺校

子ども向けのフィットネスクラブ「My Gym」。英語で運動を行いながら、英語やコミュニケーション力をつけていくクラブで、指導にはプレーヤと呼ばれるネイティブの先生がついている。

あくまでも運動をメインに、その手段として使うことで英語を身につけていく。0歳から入会でき、首の座っていない子どもはお母さんが子どもの体を動かしてあげたり、少し月齢があがってくるとハイハイの練習をしたりと、3歳3か月までは保護者も一緒にクラスに入る。保護者と一緒のクラスの中でも、就園前の準備として親と離れる練習をしたり、集団行動をする上でのルールを英語で教えたりと、育児全般もサポートしてくれるのだ。

年齢によってプログラムは異なるが、どのクラスでも共通するのが最初に“遊ぶ”こと。毎週変わるプログラムに合わせてレイアウトも変わるおかげで、子どもたちは飽きることはないのだが、一方で突然の変化に不慣れな子どもも多い。そのため戸惑いのないように、まずは遊んでレイアウトに慣れさせるのだそうだ。その次に始まるのが自己紹介、クラスによっては週替わりの質問にも答えていく。それから音楽をかけながらウォーミングアップを行い、各クラスのプログラムへと入っていく。プログラムのメインは体操で、技なども取り入れていく。

例えば23ヶ月～2歳半の「Gymstersクラス」では、ジャンプ等の大きな動きができてくるため、今度は手足の細かな動きが身につけられるよう、物を掴む、動かす、投げる、といった練習がプログラムに入ってくる。各クラスのプログラムは、子どもの発達段階に合わせて変わってくるため、クラスが細かく分かれており、楽しみながら自然とレベルアップできるようになっている。

クラスは英語で進んでいくので、子どもはきちんと理解できるのだろうかと心配になるかもしれない。しかし、先生が運動のお手本を見せながら指導してくれるので、子どもたちは英語が分からなくても問題はない。そうやっていくうちに、英語が身についてくるのだ。基本的に子ども5人につきトレーニングを受けた先生が一人ついているので、目もしっかりと行き届いている。

「My Gym 吉祥寺校」は「コピス吉祥寺B館」の8階にあり、駐車場も使えるので車で通うのにも便利だ。全米では300余りの拠点を持つ「My Gym」だが、日本ではまだ店舗数が少ないため、遠くは千葉から通っている子どももいるという。

「吉祥寺校」では、フィットネスだけでなくアートクラスや英会話クラスもある。アートクラスは1か月単位になっていて、ハサミや絵の具の使い方、粘土での作品の作り方など、アートの基本的な技法を学んでいく。また、ある国で有名な画家の絵を見て真似をしたりしながら、その国で有名なものは何かなどを学んでいく。インターナショナルな「My Gym」らしいところだ。