23区のマンション価格は1億円を超えたそうです。日経平均も5万円の大台を超えました。しかし、そのメリットを受けるのはお金持ちばかり。庶民視点では食料品の価格がジリジリと上がり、給料の上昇カーブは物価上昇に追いつかず。厳しい時代が続いていますね。
そんな時代を生き抜くには、「節約」と「投資」がキーワードになるわけですが、投資するには「余力」が必要。そのためには、最大の固定費である「家賃」にメスを入れるのが一番です。
そこで今回は、家賃を抑えつつも快適に暮らせそうな物件を2件、内見してきました!お部屋のダウングレードを考えて、節約分を投資に回したいと思っているあなた、参考にしてください!


最初に訪れたのは、成瀬駅から徒歩20分ほどの場所にある「サンホワイトB219」から、2回のお部屋。1LDK・44平米というシングルライフには十分すぎるの広さで、家賃はこのインフレ時代に希少な6万円台。これは気になるお部屋ですね!低家賃の物件はたいてい1970年代なのですが、こちらは1980年築とちょっと新しめ。期待ができそうです。


室内に入ると、そこには期待以上の光景が広がっていました。眩しいほどに輝く白ベースのフロアマット。キッチンもフロアと同じ色合いなので、全体的に目に優しく、自撮りをしてもフォトジェニックです。広さは12帖。収納も必要十分なものを備えていて、この部屋だけでも6万の価値がありそうです。窓の外には県境の森も見えて、いい感じでした。


もうひとつの6帖洋室もシンプルデザインで、床と壁のクロスは新品。基本的には寝室向きの部屋ですが、北向きの割にはよく光が回っていて、昼間も気持ちよく過ごせそうな感じでした。古い物件で一番気になるのは、前の住人の生活感が床や壁に残っていること。床と壁のクロスが全交換されているという点は、内見時の必須チェックポイントです!


あとふたつ重要なのは、今どきの必需品「エアコン」と、お風呂の蛇口周り。エアコンが無いと、特に夏入居では地獄を見ることになるし、もちろん初期費用も余計にかかります。お風呂に関しては、「自動給湯器が付いているのに、なぜか水栓が温冷別の旧式」ということが多々。その点このお部屋は両方ともクリア。入居したその日から快適ですね!!


続いて訪れたのは、この企画ではお馴染み「町田コープタウン」から、8号棟の3階のお部屋。こちらは取材後に入居が決まったため参考程度になりますが、コープタウンの2LDK家賃は7~8万が相場。成瀬駅徒歩圏の2LDKとしては、格安で入居できる物件です。1973年築で見た目はレトロですが、今でもすぐ入居が決まってしまうほど、魅力があふれています。


コープタウンはいわゆる「団地」の典型的な間取りで、2LDK・53平米が基本。築年数は半世紀オーバーですが、「成瀬」と「つきみ野」の2駅が徒歩圏なので、今でも人気があり、比較的早く埋まってしまいます。狙っている人は、JA窓口で声を掛けておくのが良いと思います。しかし、半世紀超えのお部屋とは思えない綺麗さ。リフォームってすごいですね!


2LDKとはいえ、2部屋の仕切りが引き戸タイプの場合、たいていの場合は外して1部屋として使えます。熱帯化した近年はエアコン必須ですが、部屋数を減らすことができれば、エアコンも1台減らせて経済的ですね。ちなみに撮影したお部屋のお風呂の水栓は、レトロな温冷タイプでした。内見の際には、皆さんも「水栓」に注目してみてください。
まとめ


さて、うって変わって後半では「町田市内のおすすめ公園」をご紹介。今回は先月の「小山田桜台こぶし公園」から徒歩10分くらいの場所にある、「上小山田みつやせせらぎ公園」です。小川沿いにある細長い公園で、南の端に遊具広場と池があり、そこから北に向かって小川沿いに遊歩道が伸びているという公園ですが、実は、川マニアの間では有名だとか。


実は、ここは新横浜駅近くを流れる一級河川「鶴見川」の最上流。遊具広場の少し下流には「鶴見川上流端」の看板があり、公園の遊歩道沿いにも、細いせせらぎとを見ることができます。ここから1キロほど遡ると、「鶴見川源流の泉」もあるそうなので、併せて訪れてみたいですね。ただ、この周辺には駐車場が無いので、車で行きたい場合はご注意を。
まとめ

今回は6万円台の1LDKと、7~8万前後の2LDKを内見してみました。「6万」とか「築50年以上」と聞くと、反射的に「そこ、本当に大丈夫なの?」と思ってしまうかもしれません。しかし、実際に内見に訪れてみると、そのワードとのギャップに驚くと思います。古い建物でも、管理がきちんとしていれば全然問題ナシ。家賃の安さは「需給のギャップ」が原因です。そして、それに気づいた人にこそ、「生活水準を下げずに家賃を下げる」チャンズは訪れます。
節約できる家賃が月2万円だとしたら、年間24万円。NISAで10年間、年率5%で運用したら240万の元本が309万に、20年で480万が812万に増えます。長期ローンで新築を買って値上がりに賭けるより、家賃を抑えて投資に回すほうが、賢い選択と言えるのではないでしょうか。
JA町田市では、今回ご紹介した物件以外にも、たくさんのリーズナブルな物件を管理しています。条件の良いお部屋はすぐに契約が決まってしまうので、「いかに早く情報をキャッチできるか」が大切。「家賃を下げたい、でも生活のレベルは下げたくない」と思っている皆さん!ぜひ一度、JA町田市の賃貸窓口まで足を運んでみてください!!



