続いて訪れたのは、成瀬駅からさらに離れて、成瀬台3丁目にある1LDK。最寄りは「こどもの国」駅で徒歩約15分、成瀬駅までは35分。バスの本数も少なめなので、通勤・通学には覚悟が必要かもしれません。とはいえ、目の前に公園、近隣にスーパー、コンビニ、郵便局が一式揃っている便利な街なので、静かな郊外ライフを格安家賃で堪能できます。

レトロな外観ですが、室内はそこから想像できない別世界。元々2部屋だったものを1部屋に改装しているので、LDKは15帖という贅沢な広さです。キッチン、ソファ、ベッドが一つの広い空間に置かれることを想像してみてください。ホテルのスイートルームのような感じですよね！収納も大きいので、スッキリとした暮らしができそうです。

このお部屋のスゴさは、基本的にすべてが新品交換されている点。床と壁はもちろん、ビルトインのガスコンロ、サーモスタット水栓のバスルーム、シャワー付きの洗面台、シャワートイレに、タオル収納棚、などなど。床もバリアフリー仕様で安全です。これだけコストをかけて、お家賃なんと6万円台！これは掘り出し物件だと思います！！

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さて、続いては町田の公園探訪企画。今回ご紹介する公園は、町田市を代表するマンモス団地、「山崎団地」の北端にある「山崎自然公園」です。「自然」と名付けてはいますが、実際は子ども向けの遊具広場の周りに、安全に遊べる草地とちょっとの森が付いたコンパクトな公園。コインパーキングも隣接しており、子連れで訪れてサクッと遊べます。

この公園の一番の魅力は、「木漏れ日の中に遊具がある」ということでしょう。子どもも見守る大人も、夏でも日焼けを気にせず過ごせます。遊具は滑り台、ブランコ、鉄棒、回転遊具などなかなかの充実度。遊具はレトロですが、公園の環境はとっても良く手入れされており、砂場や遊具の周りに、落ち葉や雑草はほぼ見られませんでした。スゴイ！！

遊具がある広場の隣には、緑に覆われた草の広場もありました。芝生というよりは「草地」という感じで、バッタなどの昆虫もけっこう棲んでいたので、虫捕りをしても楽しそうですね。斜面のほうには、短いながらも森を巡る歩道も整備されていました。どんぐり系の木もあったので、秋には紅葉や木の実拾いも楽しめそうです。

まとめ

今回は駅からちょっと離れた場所にある、リフォーム済みで快適に新生活をスタートできそうなお部屋を巡ってみました。

駅近くの物件だと、簡単に入居者が決まってしまうので、家賃は強気、リフォームも最低限という傾向が見られます。対して、駅から離れるほど入居者が決まりにくいので、大家さんはサービス精神豊かに、家賃も弱気になっていきます。今回、6～7万円台でこれだけの物件に出会えるのは、「駅から遠い」という理由が大きいのでしょう。

これまで「駅徒歩圏」を条件に探していて、「なんかイマイチだなあ」と悩んでいた方は、ぜひ、徒歩圏のチェックを外して探してみてください。選択肢はぐっと広がり、その中に、あなたの琴線に触れる物件があるかもしれません。天秤にかけるのは、その後でも良いのではないでしょうか。

ネットであらゆる情報が得られるようになっても、お部屋選は「感覚」が大切。毎日を過ごす場所だからこそ、現地に行って、五感を研ぎ澄まして、光、風、音、肌感などを感じてみてください。

今回ご紹介したお部屋は、数多くある「JA町田市」の管理物件のごくごく一部。公開されていない情報も多いので、気になった方はぜひ、窓口を訪れてみてください。頼れる職員が、あなたの力になってくれるはずです。