7月、夏野菜が安くて美味しい季節になりましたね。JA町田市南支店前にある「アグリハウスみなみ」でも、美味しい地場産のキュウリやトマトが毎日ズラリと並び、飛ぶように売れていきます。
家族みんなの利便性を踏まえて、物件選びには慎重にならざるを得ない現代のパパ・ママ達にとって、こういう選択肢の多い場所は有り難いもの。「広くてキレイで、できるだけ安く」というワガママも、成瀬エリアでは叶えやすくなっています。
実は、賃貸市場もこの野菜の相場事情とよく似ています。需要が供給を上回る場所、たとえば都心近くのいわゆる「人気タウン」の賃貸物件は、いわば「冬のトマト」状態。たいして良くない物件を高値で掴まされてしまいます。それに対し、供給が需要を上回っている場所、たとえば町田・成瀬エリアのような郊外地は「夏のトマト」。「どれを買っても値段以上に美味しい」という状態になっています。
ということで、今回は夏のトマトの如く、どれを選んでも熟れて美味しい「JA町田市」管理の賃貸物件から、特にお得な「お値段以上」物件を2件、内見してきました。後半は2024年にリニューアルオープンした体験施設「ひなた村」を擁する、「日向山公園」の紹介です!
まず訪れたのは、成瀬台中学校のすぐ向かいにある「サンホワイトB202号棟」の2階のお部屋。こちらは成瀬駅徒歩25分という微妙な立地ですが、その分家賃は格安。2DK、約44平米という広さを誇りつつ、6.5万円という驚きの低家賃を実現しています。1978年築ということで年季が入った外観ですが、中はどうなっているのでしょう!?
室内に入ると、びっくりするほどの開放感に驚かされます。ダイニングキッチンは9帖と決して広くはないのですが、配置が良いためか広く感じられ、隣の6帖洋室との仕切りも外せるタイプの引き戸なので、2部屋を一体化させることが可能。明るい色のフローリングも、さらに広さを感じさせる理由でしょう。これで6万円台は安いですね!
さらに驚くべきは、キッチンが完全新品に交換されていた点。普通、この家賃ではここまで手を入れてくれないので、大家さんの心遣いを感じさせるポイントです。キッチンもお風呂も、全自動の給湯システムが導入されていて好印象でしたら、バスタブとお風呂の水栓はなぜか昭和レトロのたたずまい。ここは家賃相応ということで、我慢ポイントかもしれません。
続いて訪れたのは、JA町田市のスタッフが「これは掘り出し物件かも」と太鼓判を押す「シャンプレンハイツつくし野Ⅱ」。こちらは3DKのテラスハウス物件で、約79平米という戸建てに迫る広さですが、家賃は2LDK並みの11.5万円。「なぜ?」と不思議に思ってしまうほどです。理由(ワケ)ありなのか、真の掘り出し物件なのか、気になりますよね!
入って最初に目に入ったのは、先ほどの物件よりもだいぶ広いリビングルーム。なんと14帖もあるそうです。外には小さめながら専用庭も備わっていました。明るめのフローリングカラーもいい感じですね!キッチンは新品とまではいきませんが、前の住人が丁寧に使っていたようでかなりキレイ。これなら気持ちよく新生活を始められそうです。
洗面所とバスルームもキッチン同様、かなりキレイな状態でしたが、気になったのは水栓が温度固定できないタイプという点。これはシャワーヘッドをスイッチ付きのものに交換すれば改善できそうです。それではいよいよ、階段を上って2階に行ってみましょう。2階には3つの6帖洋室があるということで、胸が高鳴ります!
2階に上がってみると、そこには期待以上の明るくてキレイな洋室たちが並んでいました!真っ白な壁、つやつやのフローリング、ドアも、クローゼットも、クローゼットの内側までもすべてが白一色で、まるて写真スタジオのよう。窓を開けた向こうの景色も、なかなかの開放感でした。これでこの家賃は、「ワケなし」の真の掘り出し物件ですね!!
さて、続いては恒例の「町田のおすすめ公園」シリーズ。今回は薬師池公園のちょっと南にある「日向山公園」です。ここは一般の人が広く使うというよりも、子ども連れの方や子ども達の団体が、工作体験や自然体験、自炊体験などのために訪れるタイプの公園。公園の真ん中には「ひなた村」というセンター施設があり、活動の拠点となっています。
「ひなた村」のイベントは多くが予約制なので、参加したい人はホームページや張り紙を見て、予約を入れて参加してください。中でも目を引くのは、珍しい「自炊場」を活用した活動。「アウトドアクッキング」や「ドラム缶ピザ」などのプログラムが気になります!公園に隣接した場所には「藤の台球場」やテニス場があり、団体利用も可能です。
■町田市子ども創造キャンパス ひなた村
https://www.sozocampus-hinatamura.jp/
まとめ
今回はJA町田市職員も思わず「これは掘り出し物件」と唸る2物件を内見してきましたが、7・8月は物件が動きづらい時期ということもあり、これ以外の物件についても、「安くて美味しくて選び放題」の夏のトマト状態ということです。近いうちに引っ越しを考えている人は、ぜひこの猛暑の時期にこそ、物件探しに汗を流してみてください。内見の後には、直売所でトマトを買うのもお忘れなく!
また、今回ご紹介した「日向山公園」は、子育て世代が主に楽しめる施設ではありますが、平日は人も少なく駐車場も無料開放されていて、ちょっとした里山散策を楽しめる場所でもあります。ファミリー世代以外の方も、気軽に訪れてみてください。
JA町田市ではインターネット上に公開されていない物件も、まだまだたくさん抱えています。お部屋選びは内見がとにかく大切。ネットの情報だけで決めてしまわずに、是非、現地に行って内見してみてください。JA町田市の窓口に相談すれば、頼れるベテラン職員が力になってくれますよ!