「サンシャインシティ」をはじめ都内有数のショッピングタウンを余すところなく使いこなせる街、豊島区東池袋エリア

ファミリーにも人気の池袋エリア

豊島区は東京23区の北に位置し、多くの路線が集まるビッグターミナルという交通アクセスの利便性、ショッピング施設やレジャースポットが集まるエンターテインメント性に加え、大学など教育施設が多く若年層が集まる環境が整っていることから、住まいの場としても注目されている。「借りて住みたい街ランキング」の首都圏版では池袋が2017(平成29)年から2020(令和2)年まで4年連続1位に輝いたのもその表れと言えよう。

豊島区では子育て支援だけでなく「働きやすい環境」をサポートするための施策にも力を入れており、特にファミリーには人気が高い。日経ウーマンと日本経済新聞社による2022(令和4)年の「自治体の子育て支援制度に関する調査」でも、豊島区が「共働き子育てしやすい街ランキング」総合編1位になっている。

池袋エリアはJR山手線の内側であり都心に近接しているほか、「国際アート・カルチャー都市」の中心地でもある「サンシャインシティ」に隣接と、利便性が高いことが魅力だ。近隣には長い歴史を誇る教育施設も多く、都内有数の文教エリアでもある。

 

アートとカルチャーが交わる街

イベント会場としても使われる「としまセンタースクエア」がある「ハレザ池袋」
イベント会場としても使われる「としまセンタースクエア」がある「ハレザ池袋」

池袋エリアは、サブカルチャーの発信地として国内外からの注目も浴びてきた。豊島区でも「豊島区国際アート・カルチャー都市構想」をテーマに街づくりを進め、新たな文化施設も数多く誕生した。2015(平成27)年にオープンした「としまエコミューゼタウン」には、「豊島区役所」のほか多彩なイベントにも使われる「としまセンタースクエア」が入り、文化の発信拠点としても機能する。2019(令和元)年11月には再開発で「ハレザ池袋」が誕生し、1,300席の「東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)」と多目的ホールや小ホールを持つ「としま区民センター」も開館した。

2019(令和元)年には国内最大級のスクリーンを持つシネマコンプレックス「グランドシネマサンシャイン」などが入る「グランドスケープ池袋」(旧・キュープラザ池袋)が完成し、2020(令和2)年には10スクリーン1,700席のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ池袋」も誕生するなど、映画館も充実している。

豊島区では「まち全体が舞台の、誰もが主役になれる劇場都市」の実現に向けて公園整備も進めている。「ハレザ池袋」西側の「中池袋公園」は2019(令和元)年にリニューアルされ、イベントにも対応する空間になった。「池袋」駅西口の「池袋西口公園(グローバルリング)」はアニメ関連のイベントが開催されるなど「国際アート・カルチャー都市」のシンボルとしても注目されている。「造幣局東京支局」跡地に開園した「豊島区立としまみどりの防災公園(愛称:IKE・SUN PARK イケ・サン パーク)」も屋外コンベンションやイベントが開催できる設計になっている。

 

緑地や公園が点在する落ち着いた環境

池袋エリアは緑と文化も豊かだ。春には桜が美しい「雑司ヶ谷霊園」は1872(明治5)年開設という長い歴史を持ち、夏目漱石、永井荷風、泉鏡花、ジョン万次郎、竹久夢二、島村抱月など多くの著名人が眠る墓地として知られる。

災害対応の拠点にもなる「豊島区立としまみどりの防災公園(愛称:IKE・SUN PARK イケ・サン パーク)」
災害対応の拠点にもなる「豊島区立としまみどりの防災公園(愛称:IKE・SUN PARK イケ・サン パーク)」

サンシャインシティ」の南東側にあった「造幣局東京支局」跡地の再開発により、2020(令和2)年に本格的な防災設備を備えた豊島区内最大規模の「豊島区立としまみどりの防災公園(愛称:IKE・SUN PARK イケ・サン パーク)」が開園した。ここにはカフェや小型のショップもあり、思い思いの時間を過ごせるほか、災害時にはヘリポートや一時避難場所、救援物資集積拠点としても使われる。

また、2016(平成28)年には都市型公園の「南池袋公園」が全面リニューアルされ、豊島区オリジナルにこだわったカフェレストランを併設した魅力的な空間に生まれ変わった。

 

東京を代表するビッグターミナル「池袋」駅近接

東京メトロ有楽町線「東池袋」駅
東京メトロ有楽町線「東池袋」駅

池袋エリアは、ビックターミナル「池袋」駅のほか、東京メトロ有楽町線「東池袋」駅も利用できる恵まれた交通アクセスを享受できる。都電荒川線「東池袋四丁目」停留場も近い。

「池袋」駅からは東京メトロ有楽町線のほか、東京メトロ丸ノ内線、東京メトロ副都心線、JR山手線、JR埼京線、JR湘南新宿ライン、東武東上線、西武池袋線と多くの路線を利用でき、都内のみならず周辺各県にもスムーズにアクセス可能だ。

 

ショッピングタウン、池袋を使いこなす

都内有数のショッピングタウンである池袋では買い物も自由自在。「東池袋」駅周辺では、夜11時まで営業しているスーパーマーケット「マルエツプチ 東池袋駅前店」や「まいばすけっと 東池袋4丁目店」が近い。「サンシャインシティ」南側に隣接するスーパーマーケット「西友 サンシャイン西友店」は24時間営業で深夜でも買い物できる。

数多くの専門店が入る「サンシャインシティ」
数多くの専門店が入る「サンシャインシティ」

多彩なショップやレジャー施設が集まる「サンシャインシティ」は、「東池袋」駅とは地下通路でつながっており、雨の日でも濡れずに移動ができる。「東急ハンズ 池袋店」跡地に2022(令和4)年にオープンした「ニトリ 池袋サンシャイン60通り店」までも地下通路で直結。また、サンシャインシティ」周辺の商店街「サンシャイン60通り商店会」にもファッションや雑貨などの店が並び、にぎわいが絶えない。

「池袋」駅前の「西武池袋本店」、「池袋PARCO」、「ビックカメラ 池袋本店」、「ヤマダデンキ LABI1 LIFE SELECT 池袋」といった大規模ショッピング施設も気軽に利用できるのも魅力だ。

 

都内有数の名門校が集まる文教エリア

池袋エリア周辺は「日本女子大学 目白キャンパス」や「学習院大学 目白キャンパス」など大学キャンパスが集まる都内屈指の文教エリアだ。伝統校も多く、南池袋の「東京音楽大学付属高等学校」は1924(大正13)年に日本の私立の音楽大学として最も長い歴史を持つ「東洋音楽学校(現・東京音楽大学)」をルーツとする。現在、「東京音楽大学」のキャンパスは移転したものの、「東京音楽大学付属高等学校」は南池袋にある。

進学校として名高い「豊島岡女子学園中学校・高等学校」
進学校として名高い「豊島岡女子学園中学校・高等学校」

1892(明治25)年創立の「東京女子裁縫専門学校」を起源とする「豊島岡女子学園中学校・高等学校」が第二次世界大戦後、東池袋に設けられた。現在、「豊島岡女子学園中学校・高等学校」は国内トップクラスの進学校として知られている。

また、2023(令和5)年9月には「サンシャインシティ」隣接地に「東京国際大学 池袋国際キャンパス」(※1)が開校し、教育施設はさらに充実している。

 

道路整備や再開発でさらに進化

南池袋エリアでは今後の発展も期待されている。都電荒川線「向原」停留場から「都電雑司ヶ谷」停留場にかけての線路沿いでは、「都市計画道路補助第81号線」が整備中だ(※2)。併せて、都電荒川線は新しい道路の中央を走るようになり、現在の踏切は信号に改められる。また、新しい道路沿いでは地区計画により暮らしやすい街づくりを進める予定だ。すでに、「東池袋地区補助第81号線 沿道まちづくり協議会」では「81まちづくりフェスタ!」を開催するなど、官民一体になった街づくりが行われている。さらに東池袋1丁目や池袋駅東口などで再開発も予定されている。

交通アクセス、ショッピング、文化の利便性に富み、文教エリアならではの落ち着きも漂う池袋エリア。ここは将来性も豊かで、住まいの場としての人気はさらに高まりそうだ。

出典
(※1)東京国際大学HP(https://www.tiu.ac.jp/campus/ikebukuro/
(※2)東京都都市整備局HP(https://www.funenka.metro.tokyo.lg.jp/initiatives/road-maintenance/higashi-ikebukuro/

サンシャインシティ」をはじめ都内有数のショッピングタウンを余すところなく使いこなせる街、豊島区東池袋エリア
所在地:東京都豊島区 

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