「保谷」駅 南口エリアガイドHOYA-MINAMI AREAGUIDE

特別インタビュー

シンボルツリーの欅と共に歩んだ半世紀、校外学習で地元に根差した学びも盛んな「練馬区立関中学校」

練馬区立関中学校」は1975(昭和50)年に開校した。正門から見える2本の欅は、開校時に植えられた同校のシンボルツリーだ。2025(令和7)年に開校50周年を迎え、これまで巣立っていった卒業生の数に比例して幹を太くしてきた。近隣は有名校が点在し、進路選択時には教育環境のよさを実感できるエリアでもある。

今回は学校の歴史や特徴、街の魅力について、堤智一校長先生にお話をうかがった。

インタビューに答えてくださった堤智一校長先生
インタビューに答えてくださった堤智一校長先生

2本の欅とともに歩んできた「練馬区立関中学校」の歴史

——まずは、「練馬区立関中学校」の概要から教えてください。

堤校長先生本校は、「石神井西中学校」から独立するかたちで1975(昭和50)年に開校しました。開校時に植えられた2本の欅は本校のシンボルツリーで、当初は人の背丈くらいだったようですが、それから半世紀を経て現在の立派な姿になりました。生徒を見守りながら月日を重ねてきた本校の歴史そのものと言えるでしょう。

シンボルツリーの2本の欅の木
シンボルツリーの2本の欅の木

堤校長先生:生徒数については、今年6月時点で1年生162名、2年生152名、3年生148名の全校生徒462名です。開校時から生徒数は僅かに減っていますが、数年単位で見れば現状を維持していると言ってよいと思います。

教育目標は“自分の命を大切にする たくましい人を育成する”です。副目標として“挨拶をする人であれ”“言葉を大切にする人であれ”“公正な人であれ”“健康な人であれ”を掲げ、日々教育活動に臨んでいます。

「練馬区立関中学校」外観
「練馬区立関中学校」外観

——授業や特別活動に関して、「練馬区立関中学校」ならではの特色あるプログラムがあれば教えてください。

堤校長先生公立校ですので、他校と比べて大きな違いはありませんが、地元に根ざした取り組みという意味では「練馬学習」が挙げられます。これは1学年を対象に練馬区の歴史、文化、産業について調べたり学んだりするもので、練馬区のことを知るよいきっかけになるのではないかと考えています。まずは地元を知ること、そしてそこで芽生えた探究の心が2年生以降の学習でより広い東京都という単位に向かい、日本のこと、さらには世界への興味・関心につなげてもらえたらと思います。

高架化工事を見学するため「東村山」駅まで足をのばしたことも
高架化工事を見学するため「東村山」駅まで足をのばしたことも

堤校長先生:また、部活動の特徴として、本校の剣道部は、名門「東松舘道場」と連携しており、日々の練習は主に当該道場で行われます。顧問の異動がないことから、一貫した指導をお願いでき、生徒の継続的な成長に寄与する環境となっています。

部活動にも力を入れている
部活動にも力を入れている

——在籍している生徒についてですが、どのような印象を持たれていますか。

堤校長先生穏やかで人の気持ちを大切にする優しい生徒が多いといった印象です。保護者についても熱心な方が多く、そのような環境で大切に育てられたこととも関係しているのではないかと感じます。

——地域社会との接点について聞かせてください。ボランティア活動、地元企業との協働など取り組まれていることはありますか。

堤校長先生部活動に関しては、ウインドアンサンブル部が高齢者施設を慰問演奏で訪問しています。また、職場体験では地域の商店や事業所にお世話になっています。

ウインドアンサンブル部も演奏することがある、講堂の様子(提供:「練馬区立関中学校」)
ウインドアンサンブル部も演奏することがある、講堂の様子(提供:「練馬区立関中学校」)

堤校長先生:それ以外では、江戸時代からつづいている「関のぼろ市」に、本校のPTAのOB会である「つばさの会」が毎年、出店しています。生徒の直接的な関与はありませんが、地域における伝統行事とあって生徒にとって楽しみのひとつになっています。

「関のぼろ市」の様子(引用:「武蔵関駅北口商店会公式ホームページ」より)
「関のぼろ市」の様子(引用:「武蔵関駅北口商店会公式ホームページ」より)

——通学路や通学の安全対策についても聞かせてください。

堤校長先生小学校ではよく見られる光景ですが、本校も定期テストの時期にはPTAの方がパトロールしてくれます。

——進路指導ではどのような支援を行っていますか。

堤校長先生生徒それぞれの希望や適性に応じたサポートをしています。画一的な対応で当てはめるのではなく、生徒とともに話しながらよりよい選択を取れるように努めています。進学先の傾向としては、近年のいわゆる「高校無償化」により私立を選択するケースが増えています。

子育て・教育に適した「保谷」駅~「武蔵関」駅エリア

——周辺地域の子育て環境について、どのような印象を持たれていますか。

堤校長先生閑静な住宅街が広がっており、また高層階の建物がないため全体的に日当たりのよい街と言えます。公園も周辺にバランスよく点在しているので子どもの遊び場は充実し、畑も多いので土や緑を身近に感じることができる穏やかな環境となっています。小さな子どもを抱えている方にとっては、保育園が充実していることも大きな安心材料ではないかと思います。

学校付近にある「練馬区立武蔵関公園」
学校付近にある「練馬区立武蔵関公園」

——最後に、この街で子育てを考えている方に向けて一言いただけますか。

堤校長先生大きな特徴は、周辺に教育機関が充実していることです。国公私立を問わず歴史のある伝統校や、トップレベルの学力を誇る学校など、進路選択は豊富です。それぞれに合った教育環境を与えられるという意味では、実に恵まれたエリアではないかと思います。

進学校として知られる「都立西高等学校」
進学校として知られる「都立西高等学校」

進路の選択肢が豊富なエリアにある中学校「練馬区立関中学校」
進路の選択肢が豊富なエリアにある中学校「練馬区立関中学校」

練馬区立関中学校

堤智一校長先生
所在地:東京都練馬区関町北4丁目34番23号
電話番号:03-3929-0136
FAX番号:03-3929-9059
URL:https://www.nerima-tky.ed.jp/seki-j/
※この情報は2025(令和7)年11月時点のものです。

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