江戸川区で子どもを見守り続けてきた 乳幼児サークル 「スマイルキッズ」

江戸川区で20年以上活動を続けてきた、乳幼児サークル「スマイルキッズ」。講師の塩田さんが、ご自身の子育て経験や幼稚園教諭の経験を活かし、会員の皆さんとともにサークルを支えている。そんな塩田さんに、教室の活動内容やお母さんたちの様子、そして実際に船堀に暮らすお母さんたちに船堀での子育ての魅力についてお話を伺った。

子どもとお母さんが笑顔になれる教室を

「スマイルキッズ」の活動風景
「スマイルキッズ」の活動風景

――活動内容について教えてください

塩田さん:4月から翌年の3月まで1年を通じたプログラムで、2学期からお子さんだけの参加になります。これは幼稚園入園を前にお母さんから少し離れて、自分でできることを増やしたり自主的な活動をするためのもので、お子さんが嫌がったり、お母さんがご心配な場合は引き続き親子でご参加いただけます。

活動内容としては、運動遊びやリトミック、制作活動、絵本の読み聞かせなどに加え、季節の行事を積極的に取り入れています。またママたちとの交流を深める「ランチ会」や先輩ママ・スタッフによる「よろず子育て相談会」なども、要望に応じて開催しています。

活動風景
活動風景

――「スマイルキッズ」はどのようなプログラムなのでしょうか?

佐藤さん:水曜日の9時35分から11時まで、船堀地区の会館で活動をしている「スマイルキッズ」は、翌年の4月から幼稚園に入る予定の3歳児クラスです。4~6月までは親子での活動で、7月からお子さんだけの活動をはじめます。

いつものようにお部屋に来たら、これまでお母さんと一緒にしてきたことも、自分1人で行います。例えば出欠のシールを貼ったり、カバンを所定の位置に置いたり、開始時間が来るまで自由にお友だちと遊んで過ごしたりします。

午前10時になるとプログラムがスタートします。楽器を鳴らしたり、簡単な体操などをしたら、前半はインタビュータイムや制作活動など「静の活動」を中心に行います。そして後半は、ロープを使った運動や走り回る「動の活動」。最後は手遊びや絵本の読み聞かせなどをして終わります。

お母さんたちがお迎えにいらしたら、その日の活動の様子やお子さんたちがそれぞれ話したインタビューの内容をお伝えします。自分と離れてお子さんがどんな様子だったか、何を楽しそうに取り組んでいたかなどは、お母さんが一番気になると思いますので、なるべく丁寧にお話するようにしています。

体を動かす活動
体を動かす活動

――普段の活動以外に行っているイベントなどはありますか?

塩田さん:夏には「夏祭り」、11月には「うんどう会」、12月には「クリスマス会」、3月には「修了式」と季節を感じられる行事を取り入れています。

「夏祭り」はいつもより大きな会場を借りて、うちわ作りやヨーヨー釣り、ゲームなどができる、まさにお祭りのようなイベントです。秋の「うんどう会」はスポーツルームを使い、3クラス合同で実施するもので、走ったり踊ったり体を動かして遊ぶ行事になっています。

夏祭りの様子
夏祭りの様子

うんどう会の様子
うんどう会の様子

また「クリスマス会」には恒例のサンタさん訪問があります。例年ご協力いただいている方がいて、サンタさんの扮装で子どもたちにプレゼントを配ってくれます。また、この時はお母さんたちによる出し物も披露されます。その年によって違いますが、ベープサートや歌、踊りなどを、皆さんこの日のために練習を積んで、子どもたちを楽しませてくれます。そのおかげかお母さん同士もとても仲が良くなり、クラスも一体感が出ます。

3月の「修了式」では修了証書の授与式も行います。また、子どもたちが1年間で作った制作物や、活動の様子の写真を集めた作品集をお渡ししています。この作品集をお母さんたちが本当に喜んでくださるので、「これも入れよう」「あれも現像しよう」となって、年々準備が大変になっていくんですが(笑)、スタッフ全員で張り切って作っています。

みんなでスイカを食べる
みんなでスイカを食べる

――プログラムを考えるうえで心がけていることはありますか?

塩田さん:月に2回以上、会員の皆さんと話し合い、2ヶ月先までカリキュラムを考えます。昨年まで行っていた内容でも、常にクラス内のバランスを考えてプログラムを更新するように心がけています。やはり子どもたちには「来てよかった」「楽しかった」と思って帰ってほしいので、プログラムの内容には一番力を入れています。

親子一緒の活動ではお子さんはもちろん、お母さんも楽しめる内容にします。お母さんが楽しそうにしているとお子さんはそれだけで笑顔になりますからね。

活動風景
活動風景

――20年以上活動を続けてきて、街や住民の印象について感じていらっしゃることは?

塩田さん:長年「スマイルキッズ」に携わっていますが、通っていらっしゃるお母さんたちは非常に明るく前向きで、気持ちにゆとりがある方が多いです。

私が子育てをしていた20数年前の江戸川区は農地も多く、都会のオアシスのような場所でした。地主の方も多く、みなさん長く江戸川区に住んでいらして、3世代が一緒に暮らすご家庭も少なくなかったと思います。今はその土地が開発されて商業施設やマンションに変わり、新しい住民の方も増え、雰囲気もずいぶん変わったのではないでしょうか。若い世代の住民が増えて、街に活気があり若々しくなったと感じます。

読み聞かせ
読み聞かせ

――江戸川区にお住まいでサークルに参加されている皆さんの印象についてお教えください

塩田さん:サークルにいらっしゃる親御さんは、お子さんに真摯に真面目に向き合い、「子どものため」と考える方が多いように感じます。良い意味で意識が高いという印象です。

男の子3人を育てながら、いつもおしゃれなお母さんがいらしたので聞いてみたら「おしゃれをして自分を励ましながら子育てを頑張ってる」と話していました。そんな風に自分に合った方法を上手に見つけて、子育てを楽しんでいる人が多いと思います。

活動風景
活動風景

参加していたお母さんたちにもお話を伺いました!

Q:江戸川区は子育てがしやすい街ともいわれていますが、子育て環境について聞かせてください

「船堀は自転車や徒歩で行ける公園がとても多くて、車がなくても動きやすいです。無料の動物園がある「行船公園」にも自転車で行けて、子どもと出かける先に苦労しない街ですね。便利で明るい雰囲気ですが、とても静かで暮らしやすい街です。」

「江戸川区は小さな子どもが多く、すぐに仲良くなれる雰囲気があるので、子育て中のファミリーにはとっても心強いです。以前住んでいた場所は子どもが少ない地区だったので、同じ子育て中のファミリーが多いのはとてもうれしいです。」

「2020年以降に船堀に「江戸川区役所」が移転してくるらしいので、いろいろな手続きも便利になるし、街の様子も変わるし、今から楽しみにしています。」

「船堀は無料で利用できる施設やイベントも多いので、お金をかけずに子育てがしやすい街。特におすすめなのが、“金魚まつり”で、江戸川区の特産品である金魚が集まり、中学生以下無料で金魚すくいができるイベントです。子どもが喜ぶし、大人もつい夢中になるおまつりです。」

「子どもが多いこともあり、習い事やサークルがとても充実しています。例えばバレエ教室でも週1日で月謝が3,500円など、都内とは思えない金額で習えますし、スポーツセンターでも格安で教室が開かれています。出産を機に江戸川区に引っ越してきたという人が多いのもうなずけます。」

「少し前は幼稚園入園も大変だったみたいですが、今は保育の方針や幼稚園の雰囲気などを見て、自分と子どもに合う幼稚園を選べますよ。保育園・幼稚園もたくさんあるので、子育て中のママには優しいと感じています。」

左から、佐藤さん、塩田さん、岡さん
左から、佐藤さん、塩田さん、岡さん

乳幼児サークル スマイルキッズ

講師 塩田通子さん(写真中央)
佐藤知佐子さん(写真左)
岡安奈さん(写真右)
URL:https://dreamkids.hp-ez.com
※この情報は2019(令和元)年8月時点のものです。