「えどがわ50の子育てプラン」を分かりやすくレポート
江戸川区では2023(令和5)年より、これまで行ってきた25の子育て施策を、2倍の50に拡充。「えどがわ50の子育てプラン」として、人生のステージに合わせて様々な事業を展開しています。今回は乳児期や幼児期、就学期において、どんな事業が行われているのかを分かりやすくレポートします。
江戸川区は2年連続で待機児童ゼロを達成
江戸川区では、保育施設の増設などによって保育定員の拡大を行ってきました。その結果、2023(令和5)年度には2年連続で待機児童ゼロを達成。あわせて保育ママ制度を導入し、区認定の保育ママによって生後9週目(57日)から1歳未満の子どもの預かりを実施しています。
小学校に通う子どもがいる家庭も、2023(令和5)年から学童クラブ「すくすくスクール」が全学校内に設置されているので安心。それらを踏まえて、区で就学後の子どもを育てる保護者の87.5%が、子育てしやすいと評価しています。(※出典:江戸川区 未来を担う子どものための区民基礎調査 報告書-概要版-)
2022(令和4)年に
開園
保育園から中学校までで給食費を無償化
江戸川区では、子育て家族の家計負担を減らすために、食に関する施策が多く行われています。たとえば区立の小中学校では、2023(令和5)年9月1日より給食費を無償化。学校給食の自校調理方式や、全校への栄養士配置も、それ以前から実施済みとなっているので安心です。
また、区立幼稚園では無料でお弁当による給食の提供が開始されました。保育園についても区民は給食費の自己負担はありません。さらに前述の保育ママ利用時にも、給食の提供が行われています。
1歳と2歳の誕生日に商品券e-Giftを配布
子育て家族を応援するために、「こども商品券e-Gift」を1歳もしくは2歳の誕生日に配布しています。ファーストバースデーサポート事業では最大8万円分、2ndバースデーサポート事業では2,000円分の「こども商品券e-Gift」を、アンケート回答後に受け取れます。
配布される「こども商品券e-Gift」とは、2024(令和6)年より導入されたスマホ決済型のデジタルギフト。アプリのダウンロードやインストール、個人情報の入力などをする必要ないので、気軽に利用できます。子ども用品やおもちゃの購入などで利用できるので重宝します。
子どもが2歳以降も長期育休を支援
国の育児休業制度は、最長で子どもが2歳になるまでとなっています。しかし江戸川区では、2歳以降も安心して子育てできるように、独自の長期育休支援制度を創設。これは全国の自治体で初めての施策となります。
その内容は、区が子育て先進企業と認定した事業所に勤める区民に、国の育児休業給付金と同水準である給料の50%相当を支給。合わせて子育て先進企業には、代替従業員にかかる求人広告費や育休者との賃金差額が補助されます。
高校3年生まで子ども医療費助成制度を拡充
2023(令和5)年には、子ども医療費無償化を拡充。保護者の所得制限なしで、高校3年生相当まで保険診療の自己負担分を区が助成してくれます。また、同年には医療的ケア児専用の医療病床確保も実施。さらに東京23区初となる病児・病後児保育の無償化を、区内6施設で開始しました。
今後の江戸川区の子育て事情
江戸川区では「未来を担う子どものための区民基礎調査」を行うことによって、施策をブラッシュアップ。その中で“江戸川区での現在のあなたの子育て環境について、実際にどのように感じていますか”という質問では、高い満足度を誇っています。
また、都内初となるマッチングアプリとの連携を実施するなど、結婚を望む区民の出会いも支援。人と人、さらに世代間のつながりを実感する仕組みづくりを通して、地域全体で子どもを育んでいき、活気あふれる地域づくりを目指しています。
※江戸川区HPより(2024年10月時点)
発見ポイント!
- (1)2年連続で待機児童ゼロを達成しており、新しい園も続々と誕生している
- (2)様々な形で子育て家族の家計負担を軽減してくれている
- (3)子ども医療費や病児・病後児保育の無償化によって、万が一の時もサポート
『レーベン江戸川中央 CENTER PLACE』HP https://www.leben-style.jp/search/lbn-edogawachuo/
『レーベン江戸川中央 CENTER PLACE』概要 https://www.leben-style.jp/search/lbn-edogawachuo/outline.html
「えどがわ50の子育てプラン」を分かりやすくレポート
所在地:東京都江戸川区